『別冊漫画ゴラク』連載、「男塾外伝　伊達臣人」の第7話
高速で回転する赤蝮の どてっ腹に怒粧墨で硬くなった月光の頭がヒット！　闘技場の岩盤に思い切り叩きつけられた赤蝮は胃に貯め込んでいたリンを全部吐き出してしまう。これでは今まで苦しめてきた火炎放射ができるわけもなく、月光＆雷電チームが圧倒的に有利となりました。
このまま負けを認めるのか？　いや、それは長兄である毒蝮が許しませんでした。

俺達 毒蝮兄弟に敗北なんて言葉なかったよな～～…？
静かに赤蝮＆肉蝮コンビを脅しにかかり、それに恐怖する二人。そして決心する。ここで死ぬことを！
　我等にあるのは勝利だけよ～～～ッ！！
赤蝮は火を吸い込んだ！　体内に蓄積したリンに火を付けて己自身を爆弾とし、月光＆雷電もろとも死ぬつもりだ!!

大爆発を起こして闘技場の半分以上が崩壊。月光＆雷電は──寸前で身をかわしており無事でした。二人の消滅によって勝負は決したもののこの爆発により柱が崩壊。このままでは天上を支える支点柱が抜け落ちるというのですぐさま退避が始まります。が、この一瞬を肉蝮は狙ってました。

赤蝮は確かに爆散したものの、肉蝮は爆発の際に硫黄沼に身を隠して無事だったのです。貫手によって胴を貫かれた雷電が痛々しい！　が、小動物を一瞬にして骨にしてしまう硫黄沼に、肉蝮はどうして潜っていられたんだろうな？　また大怪我を負った雷電もこの後は特にダメージが無いような動きをしているのですよ。原作が時おり ムチャやるとはいえそこまで似せることもないだろうにね。

落ちてくる柱を共に支えて飛燕と伊達の脱出を見守る月光と雷電。
　今度 生まれ変わってくる時も 同じ三面拳として…
　飛燕!! また出会おう!!
こうして散った月光と雷電。飛燕は二人の名前を叫ばずにいられませんでした──　つづく