『月刊コンプエース』連載、「艦隊これくしょん -艦これ- 水雷戦隊クロニクル」の第9話
呉鎮守府の全員を前にして天龍が発表したこと。それは空母ヲ級エリートを倒したことから軍令部の要請により暁たち第六駆逐隊が、他の艦娘との合同訓練「海軍大演習」への参加が決まったことでした。全員参加ではなく第六駆逐隊だけが決まったことに あからさまに不満顔なのは曙。

どうして私たち(第七駆逐隊)じゃないの？　着任順からいっておかしいでしょ？
これはごもっともな意見であり、呉鎮守府の誰もが内心ではそう思ってることでしょう。とはいえ軍令部が決めたことであり天龍たちが勝手に変更できるハズもなし。そこで優しい龍田が丁寧に納得させます。第七駆逐隊は練度の高い武勲艦だからこそ第六駆逐隊が抜けた穴を任せられるのだと。まぁ正直 気休めなんですが曙としても振り上げた拳を下ろす要因としては納得できるものだったようです。

その夜、第六駆逐隊だけを集めてのミーティングが行われる。そこで知らされる特別ルールに凍りつく暁たち。

軍令部が用意したチームは駆逐艦2隻と 金剛・比叡・榛名・霧島の金剛型戦艦フルメンバー！
戦艦4隻+駆逐艦2隻VS暁たち駆逐艦4隻。誰の目からも無茶・無謀でしかありません。またこの演習は夜戦のみで行われるということ。
明らかに異常な演習であり、何かしらの意図を持ってるのは間違いない。それが何なのか知るよしもありませんが(って、キス島の救出作戦を睨んだものに違いないだろうけどね)これだけは言えます。

軍令部は駆逐隊が勝つことを望んでいる
道理を撥ね退けて勝利をもぎ取るのを期待している
当初は及び腰だった4人も期待されているのだろう意図を汲み取り、勝つことに気持ちを切り替えました。果たしてこの演習は上手くいくのだろうか？　つづく

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