ココア「シャロちゃんが最近私に抗ってくる。そろそろ立場を分からせてあげないと」
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千早「ちひゃーと付き合うなんて正気ですか?」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:31:50.76 ID:YrA6kNQY0
ココア「色んな世界線見てきたけど最近シャロちゃんが私に抵抗しようとしてるみたい」
ココア「そろそろ格の違いっていうものを教えこまないとね」
ココア「まずは>>5でもしよう」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:33:08.91 ID:mYzVz8Qn0
シャロちゃんを孤立させる
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:34:59.36 ID:YrA6kNQY0
ココア「シャロちゃんを孤立させよう」
ココア「知ってるんだ。最近シャロちゃんが白ココアとイチャコラしてたり、千夜ちゃんといちゃいちゃしたりしてるの」
ココア「そんなのないよ」
ココア「現実を見せてあげる……シャロちゃん」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:37:05.29 ID:YrA6kNQY0
ココア「まずは……シャロちゃんの信用を落とさないと」
ココア「今度みんなと集まった時に誰かの私物を隠してシャロちゃんのせいにしよう」
ココア「その後は……そうだなぁ。ドジさせまくってうざいキャラを演出させようか。ふふ」
ココア「ふふふ……待っててね?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:39:29.19 ID:YrA6kNQY0
数日後
某喫茶店にて
チノ「えっと財布財布……あ、あれ?財布が……あれ!?無い!?な、なんで……!」
ココア「え、チノちゃんどうしたの?」
チノ「さ、財布が……確か今日持ってきたはずなんですが……」
リゼ「そんなまさか。床とかに落ちてないか?」
シャロ「もしかしたら道で落としたのかもしれないわ」
ココア「とりあえずみんなの鞄の中見せてもらってもいい?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:41:36.39 ID:YrA6kNQY0
チノ「ココアさんの鞄の中には無い……ですね。千夜さんもなさそうです」
シャロ「でもコンビニ以外で財布だしてないし……鞄の中にはいってるなんてことは無いと思うけど」
チノ「念のためです。リゼさんのにもないですね。シャロさんも見せてください」
ココア「シャロちゃん」
シャロ「ん」
ココア(さてと……素早くシャロちゃんの鞄の中に財布を)スッ
ココア「はい。チノちゃん」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:43:20.23 ID:YrA6kNQY0
チノ「えっと……あ」
シャロ「え?」
チノ「お、奥の方に……ありました……」
リゼ「……」
千夜「……」
シャロ「え、う、うそ!?私知らないわよ!?」
チノ「……」
シャロ「ほ、ほんとよ!いくら貧乏だからってそんなことしないわよ!」
ココア「ほ、ほら!友達を疑うのはやめようよ!きっとなにか間違いで……はいっちゃったんだよ!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:45:06.45 ID:YrA6kNQY0
チノ「……そ、そうですよね!シャロさんがそんなことするとは考えにくいですし……」
リゼ「そうだな……!」
ココア「じゃあ会計済ませていこっか」
チノ「はい」
シャロ(な、なんで私の鞄の中にチノちゃんの財布が……どうして……)
千夜(なんでそんな悔しそうな顔してるの……?シャロちゃん……)
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:47:42.00 ID:YrA6kNQY0
ココア(あの後何回かみんなの私物を隠したりしてシャロちゃんに罪をなすりつけてたよ)
ココア(シャロちゃんすぐにキョドるから逆に犯人っぽく見えちゃうんだよね)
ココア(でもまだまだ終わらないよ。来週はシャロちゃんの家で千夜ちゃんとお勉強会。ふふ)
ココア(千夜ちゃんとの信頼関係……ズタズタにしてあげるからね)
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:50:07.17 ID:YrA6kNQY0
勉強会数日前
ココア「じゃあまた明日ね」
千夜「ええ。ココアちゃんの教え方は便りになるから……楽しみだわ!」
ココア「えへへ。買いかぶりすぎだよ~」
ココア(千夜ちゃんの私物をちょっと拝借させてもらったよ)
ココア(これをシャロちゃんの家の目立たないところに置いておくんだ)
ココア(そして千夜ちゃんに見つけさせて……ふふ)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:52:16.48 ID:YrA6kNQY0
勉強会当日
ココア「遅くなってごめんね?」
千夜「いいのよ」
シャロ「というか実際二人で勉強するんだから何も私の家でしなくたって……」
ココア「まあまあ。シャロちゃんには私達の集中力が切れた時に……ね!」
シャロ「やっぱり帰ってもらっていい?」
ココア「冗談だよ~」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:54:25.56 ID:YrA6kNQY0
…………………
ココア「ん、んー……」
シャロ「ほら。集中しなさいよ」
ココア「ちょっと疲れちゃった。ちょっと御手洗」ガタッ
ココア(わざと大きく音を立てて……私物を隠してる場所に気づかせる。そして私はおトイレへ。完璧だね?)
千夜「あら……?あれって……」
シャロ「ん?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 01:58:23.80 ID:YrA6kNQY0
千夜「こ、これってこの前ココアちゃんと買った髪留め……!な、なんでここに」
シャロ「え、え?え!?な、なにそれ!?私知らないわよ!?」
千夜「知らない……?これ最後にシャロちゃんの家で遊んだ後に買ったの!」
シャロ「ち、千夜……!落ち着いて」
千夜「これを買ってからは今日初めて来たのよ?私がここに忘れることはありえないのよ!」
シャロ「わ、私にだって何が何だか」
千夜「……そういえばこの前もチノちゃんの財布がシャロちゃんの鞄の中に入ってたわよね」
シャロ「そ、それは私にだって何が何だか」
千夜「さっきからそればっかり……そう言っていたら逃げ切れると思ってるの!?」
シャロ「ち、千夜……」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:01:05.42 ID:YrA6kNQY0
千夜「……シャロちゃんが……まさか本当にこんな人だったなんて」
シャロ「ち、千夜!違うの……!本当に……本当に私知らなくて……知らないの……ほんと……」
ココア「え、な、なにが起こってるの……?」
千夜「……シャロちゃんが私の……これを盗んでたの」
ココア「あ、この前一緒に買った奴……」
シャロ「ち、違うの!本当に知らないんだってば!!」
千夜「……知らない知らない知らない知らない!それしか言えないの!?」
ココア「ちょっと、二人共落ち着いて!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:03:04.69 ID:YrA6kNQY0
千夜「……っ」
シャロ「うぅ……」
ココア「き、今日はとりあえず解散にしたほうがいいと思う……ね?」
千夜「そうね……そうしましょ」
シャロ「こ、こっちから願い下げよ!」
千夜「……このッ!」グッ
ココア「ちょっと!流石に手出したらまずいよ!落ち着いてよ!シャロちゃんも!」
シャロ「……チッ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:05:27.81 ID:Xe6VAaPa0
すごくいい
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:05:59.65 ID:YrA6kNQY0
………………………
千夜「ごめんね……?今日せっかく呼んだのに……」
ココア「しょ、しょうがないよ……」
千夜「ねえ。これから二人で勉強会しない?私にはココアちゃんがいてくれたらそれでいいわ」
ココア「あはは。その言い方はちょっとあれだけど……うん。いいよ」
千夜「ありがとう。ちょっとお茶淹れてくるわ。先に部屋に行って待ってて?」
ココア「うんっ」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:08:04.18 ID:YrA6kNQY0
ココア(ふぅ……これで千夜ちゃんとシャロちゃんとの信頼関係は0。完全に消滅!やったね?)
千夜「今日はありがとう。これなら次のテストも大丈夫そう!」
ココア「私も英語教えてもらったしおあいこだよ」
千夜「ほんとココアちゃんと一緒にいると楽しいわ」
ココア「私も千夜ちゃんと一緒にいると楽しいよ~」
千夜「ふふ。じゃあまた明日ね?」
ココア「うんっばいばいっ!」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:12:43.06 ID:YrA6kNQY0
ココア(さてと……シャロちゃんのアフターケアをしないと。私だけは味方だって勘違いさせてあげなきゃ)
prrrrr.....
ココア「あ、もしもし?シャロちゃん?」
シャロ「……なんの用よ」
ココア「えっと……そのね?あんまり気にしすぎないでねって言いたくて」
シャロ「余計なお世話よ……あんな奴」
ココア「そういうこと言っちゃダメだよ……千夜ちゃんもちょっとムキになっちゃっただけなんだし……」
シャロ「……どうかしら」
ココア「私も力になるから……相談でもなんでも……できそうなことがあったらなんでもするから……」
シャロ「ココアは優しいのね……こんな……私にも……」
ココア「だって友達だもん!」
シャロ「ここぁ……!」
ココア(ちょろいなぁ……)
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:16:24.55 ID:YrA6kNQY0
ココア(さてと……次はリゼちゃんだ。チノちゃんはすぐになんとかなるし)
ココア(んーリゼちゃんの大切なものって何かな?お金になりそうなものでもいいや)
ココア(今度シャロちゃんをラビット・ハウスに呼んで……その時リゼちゃんの銃やらを盗んだように仕向けようか)
ココア(よし。決まり)
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:18:30.82 ID:YrA6kNQY0
ココア「ということで……どうやら千夜ちゃんの髪留めを盗んだみたいなんだよね」
チノ「……う、うわぁ」
ココア「あ、あくまでみたい、だからね?みたい。まだ確定してないからね?」
チノ「で、でも……この前私の財布も……」
ココア「ほ、ほら!アレももしかしたら手違いかもしれない……っていう可能性が……あるかもしれないでしょ?」
チノ「まさかシャロさんが……本当に……友達だと思っていたのに……」
ココア「ち、チノちゃん……」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:20:50.18 ID:YrA6kNQY0
ココア(さてと……シャロちゃん呼ぶか。明日か明後日か)
prrrr......
ココア「あ、もしもしシャロちゃん?」
シャロ「ココア。どうしたの?」
ココア「今度ラビット・ハウスに来ない?パンの試作があってね。どうかなって」
シャロ「いく!あ、でもバイトが……」
ココア「バイトない日でいいよ~シャロちゃんに合わせる!」
シャロ「あ、ありがと……えっと……○日か△日で……」
ココア「おっけー!わかったよ!」
ココア(相変わらずちょろいなぁ)
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:23:09.73 ID:YrA6kNQY0
……………………
ココア「ってことでシャロちゃんにもパンの試作を食べてもらおうと思って」
チノ「な、なんで呼んだんですか……」ボソボソ
ココア「本当にシャロちゃんが物を盗むのか確かめるためだよ」ボソボソ
リゼ「まあ確かにシャロを呼んで正解だな。流石に作りすぎだ」
シャロ「だ、大丈夫です!余ったのは全部持って帰ります!」
チノ(うわぁ……)
ココア「あはは。じゃあこの塩焼きそばパンから……」
………………
……
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:26:26.85 ID:YrA6kNQY0
ココア(リゼちゃんが銃を置いた隙にシャロちゃんの鞄の中に入れたよ)
ココア(これでリゼちゃんとの信頼関係もズタズタだね)
リゼ「あらかた食い尽くしたな」
チノ「なかなか良さげなのが多かったですね」
シャロ「こ、こんなにもらっちゃって……なんだか悪いわね」
ココア「あはは。いいっていいって」
リゼ「あぁ。遠慮するな……ん、銃どこやったかな」
シャロ「じゃあ帰りますね」ガシャンッ
シャロ「?」 リゼ「!」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:27:49.81 ID:YrA6kNQY0
リゼ「シャロ。待て。ちょっと鞄の中見せろ」
シャロ「へ、へ?」
リゼ「いいから見せろ。今この中から確かに音が……!」
チノ「……!リゼさんの銃が……!!」
シャロ「え……は……?」
リゼ「……どういうことだ」
シャロ「あ、あの」
リゼ「どういうことだと聞いているんだッ!」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:29:51.81 ID:YrA6kNQY0
チノ「も、もしかして……質屋で換金するつもりだったのでは……」
リゼ「なんだと……?」
シャロ「い、いや!本当に知らないんです!そんな……だってそんな銃ですよ!?」
リゼ「シャロ……お前ッ!」
チノ「あの時も……やっぱり私の財布を盗もうとしてたんですね……!」
シャロ「い、いや!本当に……本当に知らないんだって……!」
ココア「え……あ……」オロオロ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:32:20.74 ID:YrA6kNQY0
リゼ「なあ……シャロ。いくら貧乏でもな……限度ってものがあるだろう」
シャロ「り、リゼ先輩まで……わ、わたし本当に……」
リゼ「素直に罪を認めるのなら……今回ばかりは見逃してやってもいい」
シャロ「本当に……本当に私知らないんです……本当なんです……!」
リゼ「……そうか。なら……けじめを付けさせてやるッ!」グッ
シャロ「ひっ……!」
ココア「だ、ダメだよ!リゼちゃんっ……!」
リゼ「こ、ココア……!」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:34:50.12 ID:YrA6kNQY0
ココア「いくらなんでも……殴るのは良くないよ……!」
リゼ「……確かに」
チノ「……」
ココア「き、今日は……その……もう解散!ね?」
シャロ「うん……」
チノ「はい……」
リゼ「……ああ」
ココア(ククッ……)ニタッ
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:38:05.39 ID:YrA6kNQY0
夜
ココア「さてと。アフターケアも忘れずに」
prrrrr......
ココア「もしもし。シャロちゃん?」
シャロ「……グスッ。……ここあ?」
ココア「……。泣いてる……?」
シャロ「……っ。だ、だってぇ……だってぇ……リゼ先輩に……先輩に……」
ココア「う、うん……つ、辛かった……よね」
シャロ「……うん。……その、ありがと」
ココア「……?なにが?」
シャロ「その……リゼ先輩から守ってくれて……。ほら、殴られそうになった時……」
ココア「あ、あー……その、あれは咄嗟に体が動いたっていうか」
シャロ「ココアは……優しいのね」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:39:59.75 ID:YrA6kNQY0
ココア「そ、そんなことないよ?」
シャロ「ううん。千夜と喧嘩した時もそう……ほんと……」
ココア「……その、元気だしてね?私はずっとシャロちゃんの味方だから」
シャロ「うん……ありがとうっ……」
ココア「また何かあったら電話してね?」
ココア(あとは……シャロちゃん以外の全員を集めて愚痴り大会だね)
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:41:31.20 ID:YrA6kNQY0
数日後
ココア「あ、千夜ちゃん!」
千夜「お待たせ。話って何かしら」
ココア「えっと、最近のシャロちゃんについてなんだけど」
リゼ「千夜はどう思う?」
千夜「……正直酷いと思うわ」
チノ「髪留め盗まれたんですよね?」
ココア「ね……。ほんと酷いと思ったよ」
千夜「あら?」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:43:34.03 ID:YrA6kNQY0
千夜「ココアちゃん……この前シャロちゃんかばってなかった?」
ココア「いやーあれはほら。めんどくさくなりそうだったからさ」
リゼ「ああ。この前もラビット・ハウスでシャロの奴がさ……盗んだんだよ。私の銃」
千夜「えぇっ」
チノ「その時もココアさんがリゼさんを止めてくれたんですよ」
リゼ「あの時ココアが止めてくれなかったら本当に手を出してたからな……そしたら大問題に繋がっていただろう」
千夜「……!だからあの時も……」
ココア「えへへ」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:45:57.10 ID:YrA6kNQY0
ココア「シャロちゃんの盗みも酷いと思うけど、みんなも手を出したらそれはそれでね?」
チノ「流石ココアさんです……」
ココア「にしても酷いよねぇ……。チノちゃんの財布を盗んで……千夜ちゃんの髪留めも……リゼちゃんの銃も……」
千夜「もしかしたらココアちゃん気づいてないだけで何か盗まれてるんじゃ……」
チノ「その可能性はあると思います」
ココア「うわぁ……でも今もまだ気づかないってことはその程度の代物ってことかな?」
リゼ「いや、まだわからないぞ。もしかしたらこれから盗みに来るかもしれない」
千夜「なんにせよ用心ね」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:47:56.63 ID:YrA6kNQY0
チノ「はぁ……まさか貧乏だからって私達から盗みを働くなんて」
リゼ「ちょっとくらい相談してくれたっていいのにな……」
千夜「ほんとよね……」
ココア「貧乏人は心も貧相だからね。しょうがないよ」
ココア(ふふふ。この会話全部録音してあるんだよね。シャロちゃん……楽しみにしててね)
ココア(今度シャロちゃんにネタばらししてあげるから――――――――――!)
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:49:10.79 ID:YrA6kNQY0
数日後
ココア「待った?」
シャロ「ううん。そんなことないわ。あがって」
ココア「そう?お邪魔しまーす」
シャロ「その……ありがとね。わざわざ……気遣わせちゃった」
ココア「そんなことないよ。言ったでしょ?私はシャロちゃんの味方だって」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:50:43.88 ID:YrA6kNQY0
シャロ「ココア……ココア……ッ!」
ココア「っとここでネタばらしッ!」ゲシッ
シャロ「うげぇっ!?な、何を……?」
ココア「ねえシャロちゃん。もしも……もしもだよ?」
ココア「今までシャロちゃんに着せられた盗みの罪……私が仕向けたとしたらどうする?」
シャロ「……え?」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:52:24.54 ID:YrA6kNQY0
ココア「チノちゃんの財布を!シャロちゃんの鞄の中に突っ込んだの!」
ココア「千夜ちゃんの髪留めも!私がシャロちゃんの家に隠したの!」
ココア「リゼちゃんの銃もそう!私が隙をついてシャロちゃんの鞄の中に突っ込んだ!」
シャロ「……う、うそでしょ?何言ってるかわかんない……」
ココア「シャロちゃーん……。シャロちゃんはそこまで馬鹿じゃないでしょ?」
シャロ「こ、ここあ……」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:54:41.68 ID:YrA6kNQY0
ココア「ちょっとね。全部シャロちゃんを孤立させるために私が仕組んだの」
ココア「ほら。これ聞いてよ。この前みんなで愚痴りあったの。シャロちゃんのこと」
<「ココアちゃん……この前シャロちゃんかばってなかった?」
<「いやーあれはほら。めんどくさくなりそうだったからさ」
<「ああ。この前もラビット・ハウスでシャロの奴がさ……盗んだんだよ。私の銃」
シャロ「あ……あ……」
ココア「ごめんね……?味方するなんて言っておきながらみんなといっしょに陰口叩いて」
シャロ「うあ……ああああああああッ!!!!」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 02:57:28.46 ID:YrA6kNQY0
ココア「みんなも馬鹿だよね。全部私が仕組んだのに気づかないで……」
ココア「全部シャロちゃんの所為にしちゃった。信用されてないね?」
シャロ「そんな……そんなっ……」
ココア「貧乏人は辛いね……。もうチノちゃんも千夜ちゃんもリゼちゃんも……シャロちゃんのこと嫌ってる」
ココア「もうおしまいだね。シャロちゃん友達いないもんね」
シャロ「ど、どうして……どうして……!」
ココア「ふふ。単純だよ……シャロちゃんに格の違いを教えてあげようと思ったんだよ」
ココア「ねえ。どんな気分?みんな私の言うこと信じて……完全に孤立しちゃった気分はどんな感じ?」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 03:00:04.62 ID:YrA6kNQY0
シャロ「こ、ココア……ココアぁあああッ!」
ココア「うるさいよ。いい加減にしなよ……私には敵わないんだよ……」ゲシッゲシッ
シャロ「あがっ……!ぐぅっ……!」
ココア「これからシャロちゃんはどうするのかな?もう千夜ちゃんの家でお風呂も入れないね?」ゲシッゲシッ
ココア「これからは銭湯通いかな?余計に出費が苦しくなるね?」ゲシッゲシッ
ココア「もう援交に手を出すしかないんじゃない?」ゲシッゲシッ
ココア「まあ……そんなのに手を出したら……シャロちゃんの人生に止めをさしてあげるけどね……」
シャロ「うげっ……ぇ……おぇっ……!!」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 03:02:38.19 ID:YrA6kNQY0
ココア(体の目立たない部分にだけ痣を作って……騒ぎにはならないようにしておいたし)
ココア「ふぅ……じゃあねシャロちゃん。自殺はしないでね?後味悪くなるから」
シャロ「ぐっ……ぅ……!うぅ……!」
ココア「ふぅ……シャロちゃんはやっぱりこうでないと。いい仕事したなぁっ!」
完
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 03:03:12.40 ID:T85b/Umt0
おつ!
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/26(火) 03:05:36.02 ID:x8nKUZRI0
乙
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咲「奇妙な同窓会」