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OLYMPUS STYLUS 1s 発表。ステップズームやピーキング機能などを追加したフラッグシップ機 - Engadget Japanese

オリンパスイメージングが、焦点距離28~300mm、全域F2.8の10.7倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ STYLUS 1sを発表しました。

2013年11月に発売したSTYLUS 1の後継機種。ラインナップ中、フラッグシップに位置する高級コンパクトカメラです。新たにステップズーム、フォーカスピーキング、スモールAFターゲット、焦点距離表示機能などを追加しました。

ステップズームは、レンズのズーム位置を即座に変更できる機能。ズームレバーによるズーミングを待たず、瞬時にズームを切り替えられます。選べる焦点距離は、28mm、35mm、50mm、70mm、85mm、100mm、135mm、200mm、300mm。

フォーカスピーキングは、構図の中でピントの合った部分を強調表示する機能。合焦位置を厳密に確認しながら撮影したい場合に使います。表示色は白と黒から選択可能です。

スモールAFターゲットは、AF位置を指定するAFターゲットのサイズを小さくできる機能。狙った位置に合焦しやすくなります。

焦点距離表示は、文字通り35mm判換算の焦点距離を表示する機能。旧機種では、実焦点距離かズーム倍率の表示だけに対応していました。お気に入りの焦点距離がある場合に、ステップズームと併せて使うと便利な機能です。

機能面ではこのほか、インターバル撮影とタイムラプス動画機能も追加しています。

ハード面は、外装デザインの変更がメイン。グリップラバーを変更したほか、ダイヤル類のデザインを改めています。

そのほかの主な仕様は旧機種のSTYLUS 1と同等。センサーは有効1200万画素の1/1.7型CMOS。約144万ドットのEVFや、約104万ドットのチルト式3型液晶モニターを搭載しています。

自動開閉式キャップを標準装備。Wifi経由でのスマートフォン連携機能も利用できます。

感度はISO100~12800。7コマ/秒の連続撮影が可能。外形寸法は116.2×87mm×56.5mm。重量は402g。

発売時期は11月中旬。直販価格は7万200円。

STYLUS 1sは、旧機種STYLUS 1からハードウェアの変更はほとんどなく、ほぼ新機能の追加のみとなっています。

ほとんどマイナーチェンジと呼んで差し支えない変更ですが、STYLUS 1自体は元々のスペックが高く、発売から約1年の間に一定の評価を得ているモデルですので、フォーカスピーキングをはじめとした撮影の利便性の向上を図った変更点は歓迎したいポイントです。

ただ、この1年の間に高級コンパクト機は1型センサーの搭載が当たり前になってきており、他社の高級コンパクト機と比べると、ハードウェアのスペック面でやや見劣りしてしまう感はあります。
OLYMPUS STYLUS 1s 発表。ステップズームやピーキング機能などを追加したフラッグシップ機

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