韓国で行われた仁川アジア大会で、現地メディアの高級撮影用カメラ(時価約80万円)

を盗んだとして、日本選手団から追放された元競泳日本代表の冨田尚弥(とみたなおや 25才)選手

が、弁明会見を開くことがわかりました。

画像:【冨田尚弥】
冨田尚弥
http://news.nicovideo.jp/watch/np1133532

この事件をめぐってはすでに現地検察から起訴され、罰金100万ウォン(約10万円)を支払い、冨田選手と

被害者との間には示談も成立。

所属していた会社デサントからも解雇され、今月7日には日本水泳連盟が会見を開き、約1年半の選手登録

停止処分を下した上で、本人に不服があれば、2週間以内に申し出るように発表していました。

そして、期限以内に申し出がなかったことから、明日30日に処分が正式決定となる見込みとなっていました。

ところが29日、冨田選手は11月6日に名古屋市内で「弁明会見」を開く予定であることがわかったとのこと。

関係者の話によると

「別の人物からバックをカメラに入れられた」

などと話しているそうで、当日どのような発言が繰り広げられるのか、注目されています。

なお、水泳連盟の泉専務理事は今回の報道に

「今までの経緯で、具体的に決まった事実に基づいて処分を決めた。
どういう会見か連絡がないので分からない。冨田選手がどう考えているのか、理解していない」

と困惑気味。

「富田選手への事情聴取では日本オリンピック委員会、大使館職員も捜査資料を確認しており、ルール通り、審査はしていただいたと認識している」

と語っています。

◆冨田 尚弥(とみた・なおや)
1989年(平元)4月22日、愛知県東海市出身の25才。
豊川高、中京大を経てチームアリーナ。
10年広州アジア大会男子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得。
11年の国際大会代表選考会では北島康介を破り、同年の世界ランク1位となる2分8秒25をマーク。以降、スランプに陥り、12年ロンドン五輪は出場を逃した。1メートル74、74キロ。

(引用元:http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/09/28/kiji/K20140928009006110.html)

一通りの処分が下され、不服申し立ての期限を過ぎた後に「弁明会見」を開いて、どれほどの意味があるのか

疑問ですが、発言は気になるところです。