窃盗を疑われた生徒が、教師から「パンツ一枚になれ」などと言われて身体検査をされた

として、県を相手取り、裁判を起こしました。

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29日に鹿児島市内の県立高校に通っていた20才代の男性が提訴したもの。

訴状によると2010年3月、女子学生が15000円入った財布をなくしたとして、担任の教師がクラス生徒の

持ち物検査をしたところ、男性のバッグから現金を抜かれた財布が見つかったとのこと。

男性は

「身に覚えがない」

と否定しましたが、別室に連れて行かれ、生徒指導の教師から

「パンツ一丁にならんか」

と命じられ、下着姿にさせられて、検査を受けましたが、結局、現金は見つかりませんでした。

犯人は不明のままですが、

「その後も犯人と認定されたような扱いを受け、他の生徒から無視されるなど孤立を強いられた。
精神的苦痛は甚大だ」

と主張しています。

不本意なパンツ一枚の身体検査が人権侵害にあたるかどうか、裁判の結果が気になるところです・・