フィットネスバンドとスマートウォッチの中間、といったところでしょうか。
29日(現地時間)、海外メディアNeowinが伝えるところによると、米マイクロソフトが新型ウェアラブルデバイス「Band」を正式に発表したとのことです。
ここ最近、俄かに噂さされていたマイクロソフト製のウェアラブルデバイスが、今回ついに登場した形になりました。名前はまさにシンプル・イズ・ベストを地で行く「Band」。
その大きな特徴の一つに、連携できるOSの豊富さが挙げられます。マイクロソフト曰く、Windows、Windows Phone、Mac OS X、iOS、Android OSと、主要なOS全てと連携動作することが可能とのこと。
そして、飾り気のないシンプルなデザインとは裏腹に、多機能かつ「ユニーク」なデバイスに仕上げられているのも、このBandの特徴に。Eメールの受信や電話の着信などは当然として、カレンダーのリマインダーやテキストメッセージの受信。さらにはSNSの更新や天気情報に株価情報、と実に多種多様な情報を通知・表示することを可能にしています。
そのほか、Cortanaとの連携機能や、搭載された「UVセンサー」による紫外線量の計測。はたまた「電気皮膚反応センサー」の働きによって装着者の「ストレス度」を測定したりと、既に世に並ぶライバル達にはまだ見受けられない興味深い機能も搭載されています。
当然、歩数計や距離計などの、活動量計としての基本的な機能にも抜かりはありません。ちなみに搭載されるセンサー類の数は、総計10個にも及ぶそうです。
また、マイクロソフトによると、このBandのディスプレイ解像度は「302×132」ピクセルとなり、全部で132もの背景表示パターンが実装されているほか、一回の充電で「最大48時間」のバッテリーライフを実現しているとのこと。
「Band」の公式プロモーション映像
さて、気になる価格と入手時期に関してですが、「199ドル」(約2万2千円)にて、10月30日(現地時間)より販売開始となりますが、米国以外の市場に対して具体的にいつ頃提供が開始されるのかについては、現時点では判然としません。
ともあれ、想像してた以上に早い登場に喜び半分、驚き半分と言ったところでしょうか。個人的には、「電気皮膚反応センサー」によるストレス計測機能を是非とも試してみたいところなのですが、果たして日本にもたらされるのはいつのことになるのやら。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
日本で出るのかどうか、そこが問題だ。
出たとしてもCortana連携させるにはWPが必要みたいだから、そっちも一緒に出してほしい。
というか出せ。
これと連携させるMicrosoft healthってアプリが(少なくともAndroidでは)おま国状態なので、望みは薄そう。
出たら俺も速攻で飛びつきたいんだけどね。
対応OSはWindows系のみ?
この記事の何を読んだんだ
こうやって記事すらろくにみずにコメントするやつとは永遠にかみあえない気がする。
お前は非対応みたいだわ
下手に時計型にしてダサいデザインにするよりはブレスレッド型にした方がいいよね
ブレスレッド型だからといってダサくないわけではないが・・・・
時計型にこだわるべきではないという意味ではそうかな。
ほんとうにSCRがストレス値を計測できるのか的なTechnity的な話をしたい。
原理的にはうそ発見器と同じじゃないのかな。
と素人が言ってみる。
お世話になっております。
SCRというのは自分も初めて聞いたのですが、もしこんな手軽にストレス反応が測定出来るのであればもっと早期に実用化されているのでは…というのが率直な印象です。
というのも、ヘルスケア分野がポストITと言われ始めた数年前から、こういったリストバンドタイプのデバイスで生体情報を取るための研究は色々な海外企業が積極的な投資を行っているようです(前職時代の見聞含む)が、皮膚反応とストレス測定を関連付けたものというのはあまり聞いたことがありませんでした。もっとも、最近になって急速に注目されてきたという可能性はありますが…。
科学的妥当性という点に関しては、日本語&英語で文献の検索をかけてみても査読付きの論文があまりヒットしないため、少なくとも確立された技術ではないのかな?といったところでしょうか。ざっと思いつく限りでも、発汗量や皮脂量、周囲の湿度、体毛の状況など、皮膚の伝導性に影響を与えそうな要因は様々あるため、そういった流動的な環境下において数cm2の接点からμAレベルの電流変化をRobustに検出&ストレスなどの精神反応と明確な相関アリ、ということならばかなりスゴいことだとは思いますが。
ヒットした査読付きの研究例では、2002年にモントリオール大学が音楽の種類によってこのSCRにどのような影響が出るかを調べており、「音楽を聞くことによって発生する感情反応とSCRは何かしらの関連はありそう」と結論付けています。ただ、これも実験手法などが判りません(サマリーしか読めていないため)ので、妥当な検証かどうかは言い切れないところはあります。
▶Event-related skin conductance responses to musical emotions in humans.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12133576
一方で、下記のWikipediaでは「欧米では疑似科学として検証はされていない。現在は仮説レベルの段階である。」という記述がありました。論拠が明示されていないので何とも言えませんが…。
▶ガルバニック皮膚反応
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E7%9A%AE%E8%86%9A%E5%8F%8D%E5%BF%9C
いずれにしても、発売されたら実際に使用してみたいところです。
ひょえー
いつも詳細なレポートありがとうございます。
ウェアラブルで今現在役立ちうる技術、あるいは今後実用化されそう、真逆に実用化されたり見込まれてるけど眉唾そうみたいなセンサー特集とかそのうちやってもらえるとありがたいです。
詳細なレポートをありがとうございます!
私自身は皮膚電位反応をSCR(skin conductance rate)と呼んだのみでもし使い間違いがあったらすみません。GSRとも呼ばれますよね。
前の方も言っていますが、基本的には嘘発見器と測っているものは似ていると思われるので、測れるものは例えば緊張であったり、感情の変化であったり、特に交感神経系の活動の指標とされます。意思決定を行うときにも働くといったことを主張する論文もあります(有名なのはBechara, Damasioあたりの論文)出先なのですぐに論文が示せませんが……
ただ、それでストレスを測っているかというのはとても微妙な問題で、それこそストレスとは何か的な部分もあるかもしれませんが、ある程度長い時間の影響が出るストレスというものを、発汗で捉えられるのかは微妙です。
唯一あるとすれば、発汗は交感神経系のみ、心拍は交感神経と副交感神経両方まじっているので、それを比較することで、交感神経系と副交感神経の量を計算的に算出できて、交感神経の働き具合をストレス量と呼ぶならまだ納得できるかもですが。
今ストレス測定器で簡易的なのはアミラーゼですが、あれを入れるわけにはいきませんし。
ミッドレンジじゃなくてベーシックか。
たしかに、しばらくはこっちのほうが売れるかもね。
画面の方を内側にするのか
確かにそうじゃないとこの画面の方向は使いにくいが
2日って自慢できるほどのスタミナか?
デザインは良いから1週間持つようになったら欲しいかな
Apple watchは24時間しかもたないぞ。
横にスライドするUIがなかなか面白い
他社のデバイスと大差なし
売れないでしょ
そこなんだよな
せいぜいいろんなOS対応ってとこくらいで、だからといってそれほど売れる理由にはならない
スマートウォッチと比較すればGPSが付いてて、スマホと連携しても、しなくても使えそうで
現状では十分に差別化できてると思うけどな
それが差別化といえるだろうか・・・。
これは大コケもないけど、大ヒットもない感じの製品になりそう
製品そのものは悪くないけど、市場自体があんま大きくないし
オンラインストアは売り切れて、リテイルのMSストアに行列ができたってニュースが。おそらくMS自身があんまり売れるとは思わず数用意してなかったと思われるw
装着型ヘルスモニターはアメリカではいろんなところが出してるので市場はあると思われる。
心拍数センサーが先発は音センサーだけど精度が高い心光センサーだったり、GPS付きでランニングコースの距離測ったりとヘルスバンドとして純粋に出来がいい。
マイクロソフトの売れてる発表は信憑性が低いな
2万程度だったら試しに買ってみるかぐらいの人は多いと思う
問題は、MSが出す必然性を感じるような機能は今のところせいぜいCortanaにWPとなら対応しますってだけなところだなぁ。
Android wearは実質Google Now + 通知、リマインダー程度の機能だからそれほど何かに特化しているとはいわないけれども。Appleのも発表されてる情報の限りだと、iOSならではの何かっていわれても、Siriが載ってて地図とかが使えますとか、あんまり良い感じには見えないか。
Appleが新規参入しようとし、Googleが撤退したヘルス分野でHealthVaultってサービスをMSは継続してたからヘルス分野でイニシアティブを取ろうとしているのだと思う。
Apple Watchは言い方悪いけど所詮スマートウォッチがメインでヘルスはオマケな感じだし。
デスクトップOS対応も地味に大きいと思う。WindowsタブレットとかOS X対応ね。
他にも地味にスターバックスカード対応してるのが気になる。http://www.microsoft.com/microsoft-band/en-us/partners/starbucks
AppleのHealthがオマケ?
全てのヘルス系アプリのデータがHealthに入り、病院の医師とも繋がれて医療目的にも使えるのに??
あと、スタバカードどころかApple WatchはNFC搭載でApple Payにも対応してるぞ
まあ、おまけレベルだろ
そう言えばapple payの対応を米国の小売業界団体みたいなのが蹴ったね。
まぁ、どこまで蹴っぱ続けられるか見ものだけど。
48時間かあ…まあ比較的マシな方だが
安定して母機とリンクが維持できるかどうかも評価しなきゃならんな
スマホに取って代わるとなるとメガネorコンタクトに腕時計みたいなかんじか
早く両手指を解放してほしい
相変わらずウェアラブルデバイスは一般層まで普及する気がしない
一部のガジェオタが買うだけな気がするな
ディスプレイ無しでもいいから安くて電池の持ちがいいのがほしい。
心拍数、血圧などを家族と共有できればいいか。
こういう機能を割り切ったソリューション特化なデバイスを作るのはAppleの得意技だと思ったのにMSから出たってのがちょっと悲しい。
正直、ちょっと見た目を変えて、これがApple Watchです!とか言って出てたらもっと賞賛されてたんじゃ?
Appleマジ頑張れ。
ちょっとなにいってるかわからない
Appleは時計そのものを変革させて将来への布石も兼ねてファッションブランドとしての地位も手に入れたいのであって、これとは目指す方向性が全く違う
こんな如何にもオモチャなのよりApple Watchの方が普段使いに適してるし、Appleのサービスに最適化されてる分実用性も高い
正直どっちの言っている意味も理解できない。
これも普通に全部詰め込んだ型端末だと思うし,Appleも時計を変革させようとは思ってないというかそんなの無理っていうレベルだし。
一般人からしたらApple watchもまだまだおもちゃの域を出てない
キモオタの期待には応えられなかったApple Watchかもしれないが、ファッショナブルな人達からは大変好評だよ。
無理しなくてもいいんだよw