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大炎上 | 激マン! マジンガーZの章 弟のタカシが連載に向け東奔西走
 

激マン! マジンガーZの章 弟のタカシが連載に向け東奔西走

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『週刊漫画ゴラク』連載、「激マン! ~マジンガーZの章~」の第10話
少年ジャンプ編集部としてはロボットものではなく、ハレンチ学園に続く新たなハレンチものの連載を期待していることを知ってしまった ナガイ激。ならばジャンプを諦めるか? サンデーやチャンピオンにするか? いや、サンデーの あにまるケダマンは今まで一番評判がいいし、チャンピオンの あばしり一家はトップクラスの人気作。どちらも終了させるのはかなり厳しい。更にサンデー(小学館)でテレビものだと学年誌への掲載も絡んでくるので、それだと話が大きくなってあと二ヶ月後ぐらいからの連載は絶対に無理だという。
ちなみに少年マガジンのデビルマンは始まって一ヶ月ほどですから最初から終了候補から除外してます。あしからず。
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八方ふさがりになってしまい かなり厳しい事態に。東映動画の有馬氏に連載を約束したからこそアニメ製作はもうスタートしているわけで、このままでは裏切ることになってしまい申し訳が立ちません。ならばといつも以上に気合を入れたのが弟でありマネージャーのタカシ。半ページの顔面アップでもう一度長根編集長に掛け合ってみると宣言します。こういう事態を解決してこそマネージャーの腕の見せ所というものですね。

先ずは有馬氏に現状報告。週刊誌に連載されない以上、アニメ放送は絶対にしないというフジテレビの方針は変わらないという。
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ではもし連載が決まらなかったら? とのタカシの質問に「東映動画が損するだけです」と有馬氏。つまり作り損というわけですな。ここまで書いてみて思い出したのが「巨神ゴーグ」。あれはテレビ放送が決まらないまま作ってビデオソフトで売り出し、その後にテレビ放送したパターンだっけ。この漫画の1972年時点では家庭用ビデオデッキなどまだ存在しない時代です。
無論そんなことしたくないので連載を何とでも決めて欲しいとのこと。後戻り出来ない事態になってることにタカシは気が重くなるのは当然の結果です。そして今度は本丸である少年ジャンプ編集部に出向きます。漫画に描かれているのは集英社旧社屋と当時の編集部室。ビル自体が違うので当然でしょうけど「バクマン。」で見た編集部とは全く違いますな。
ここで当時のジャンプを知ってる人なら誰もが知ってる あの編集者が登場デス!
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スナミちゃーん! トイレット博士のスナミ先生のモデルである砂見オサム(本当は角南攻)氏の登場だ。ジャンプ編集者ではアデランスの中野さんとか、Dr.マシリトとか有名ですが、最初に有名になった人なら間違いなくこの人でしょう。トイレット博士は こち亀が記録を更新するまでは長寿連載記録を持ってたんですよねー。惜しくも今年の8月に肺癌のため死去されました。合掌。
それはそうと今度は敵地である編集部で 再度マジンガーZの連載を頼みます。タカシは上手くやれるのだろうか? つづく
メタクソ編集王 少年ジャンプと名づけた男
メタクソ編集王 少年ジャンプと名づけた男 *角南氏の著書
激マン! マジンガーZ編 (1) (ニチブンコミックス) *11月29日発売
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