「危険ドラッグ」(旧名:脱法ドラッグ)が、全国で販売禁止となる法案の成立が
与野党で検討されています。
画像:【危険ドラッグの一部】
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kikendrug.html
1日、自民党と公明党の両党は、全国一律に危険ドラッグの販売を禁じる「薬事法改正案」の原案に
向けた大まかな内容をまとめました。
現行法では禁止命令は当該店舗に限られ、またネット販売には適用できず、危険ドラッグを特定する
ための成分分析に時間がかかるなどの問題点がありました。
「改正案」ではこれらの問題点を克服すべく、危険ドラッグと同等以上に健康を害する恐れのある商品
も官報で告示し、店舗とネットの両方で全国一律に販売を禁止し、販売サイトをサーバー管理業者が
命令により停止しても賠償責任を負わないとする内容が盛り込まれています。
また危険ドラッグのネット広告も中止できるとしています。
すでに改正法案を提出している野党7党と調整し、今国会での成立を目指します。
警視庁の調べでは、今年1月から9月末の統計で「危険ドラッグ」による死者の数は74人となっていま
す。
さまざまな事件や事故を引き起こした危険ドラッグですが、壊滅されるのでしょうか・・?