「魔法の水」とも呼ばれる海水魚と淡水魚が一緒に生息できる「好適環境水」魚を

育てると、通常よりも早く育つことが証明されました。

画像:【好適環境水】
好適環境水
http://hideta-i.com/2008/08/16/好適環境水/

1日に報じられたもので、福島県福島市にある県下有数の進学高・福島高校スーパーサイエンス(SS)部

生物班は、昨年11月から、「好適環境水」を開発した岡山理科大工学部バイオ・応用化学科の山本俊政

准教授の協力の元、養殖業者からマダイの稚魚を譲り受け、「好適環境水」の中で飼育。

東北大学大学院の中島正道准教授の指導を受け、成長したマダイの血液や臓器を取り出し、組織中の成

分からストレスの度合いを調べたところ、ストレス因子も酸素の消費量も人工海水で飼育した物よりも

少なく、早く育ったとのこと。

同研究班は

「マダイだけでなく対象の魚種を増やせば、養殖の実用化に近づく」

顧問の遠藤直哉教諭は

「好適環境水中ではストレスが少なく、酸素消費量も大幅に減る(※30%以上)のが明らかになった意味は大きい。新しい養殖法の導入に弾みがつく」

山本准教授は

「山間部でも海水魚を効率的に養殖できる証明になる。東京電力福島第一原発事故で風評を受けた福島県の復興につなげてほしい」

とそれぞれ語っています。

(参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141101-00000021-fminpo-l07)

水質で魚の育つスピードが変わるのがわかれば、色々と応用できそうですね。