マミ「お菓子でも作りましょうか」
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エレン「駆逐艦に勤務することになった」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 04:58:28.55
マミホーム
マミ「…」ズズッ…
マミ「ふぅ…」コトッ…
マミ「暇、ねぇ…」
マミ「鹿目さん達は今修学旅行中だし…」
マミ「QBも『修学旅行中皆になにか会ったら心配だからね、念のため着いて行くよ』って行っちゃったし」
マミ「久しぶりに…ひとりぼっちね」ズズッ…
マミ「…」フゥ
マミ「…よし」コトッ
マミ「お菓子でも作りましょうか」スクッ
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 04:59:23.99
カントリーマミさん
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 05:06:19.17
マミ「材料は…うん、大丈夫ね」ガタゴソ
マミ「問題は何を作るかだけど…」ウーン
マミ「ケーキ、フィナンシェ、シュークリーム…」
マミ「うーん…どれも手間がねえ…」
マミ「…小手調べってことで、無難にクッキーにしようかな」
マミ「…うん!そうしましょう!」
マミ「そうときまれば準備準備!」ガサガサ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 05:12:37.92
マミ「沢山のボールオッケー!」ビシッ
マミ「薄力粉オッケー!」ユビサシッ
マミ「粉糖オッケー!」ドンッ
マミ「卵オッケー!」デデンッ
マミ「バニラエッセンスオッケー!」ジャーンッ
マミ「バターオッケー!」マミーンッ
マミ「オールオッケー!」マママミーンッ
マミ「いぇいっ!」ステップタタンッ
マミ「…さて、作りましょうか」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 05:19:57.50
マミ「えーっとまずは…薄力粉からかしらね?やっぱり」
マミ「はかりの上にボールをのせて…」コトッ
マミ「念のためリセットボタンを…」カチッ
マミ「…もう一回、念のため」カチッ
マミ「…よし、0になってるわね」
マミ「そしたら、ボールに薄力粉200グラムを…」ガサガサ
マミ「…大体、このくらいっ!」ピタッ
マミ「2グラム多い…負けた…」ズーン
マミ「って何に負けたのかしらね」フフッ
マミ「えっと、スプーンスプーン…」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 05:33:35.00
~~~~~~~~~~~~~~~
マミ「…ふぅ、後は卵ちゃんだけね」スッ
マミ「…がんぐろたまごちゃん、可愛かったなあ…」コツコツッ
マミ「今度TATSUYAでおでんくん借りてこようかしら…」パキッ
マミ「…ヒゲぴよも捨てがたいわね」トロー…
マミ「ととっ…この白身が落ちて黄身と分かれる瞬間の重量感が好きなのよね」ボトッ
マミ「ってこんなの好きなの私だけ、かな?」オサラニキミポトッ
マミ「…」
マミ(なんだかこのお皿の上でぽつーんとしてる黄身に謎の親近感が…)
マミ「…」フッ
マミ(貴方も孤独に身を馳せし者、なのね…)
マミ「…よしっ、前準備ほとんど完了!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 05:47:31.11
マミ「さて、ここからが本番ね!」マミーン‼︎
マミ「一気に ザ、お菓子作りって感じになってなんだかウキウキしちゃうのよね」
マミ「…」
マミ「…フフッ」
マミ「よしっがんばるぞー」ボソッ
マミ「おー!」ボソソッ
マミ「…まずはバターから、」
マミ「120グラムに測ったバターを、レンジに入れてっと」
マミ「あたため、スタート!」ピッ
マミ「…」ブゥーン
マミ「…カレーはっ横須賀、横浜っ、横須賀っ」ブゥーン
マミ「…モアちゃんのあの杖、ほしかったなあ…」ブゥーン
マミ「とっ…うん、そろそろ良い具合かな?」ピーッ
マミ「うん、溶けてる溶けてる…」
マミ「…ケロロも後で借りに行きましょ…」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 05:59:51.78
マミ「バターを泡立て器でいい感じに混ぜてっと…」カッカッカッカッ
マミ「…うん、次は、っと」カチャッ
マミ「パウダーシュガーを振るいにかけ...」スチャッ
マミ「あ、振るいと言えば」
マミ「そういえばこの前確か…鹿目さんが…」
まどか『マミさん、この間さやかちゃんと一緒にモール行ってきたんですけど…』
まどか『その時に買ってきたプレゼントですっ!受け取ってください!」
まどか『便利な物ですからきっと役に立つはずです!』
マミ『ありがとう、開けてみてもいいかしら?』
まどか『えへへぇ…はい、見てみてください!』
マミ『…』カチャッ
マミ『…振るい?』カシュッカシュッ
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 06:10:13.16
まどか『はい!』
マミ『確かに便利なものだけれど…どうして?』カシュッ
まどか『えっと…前にマミさんにお菓子作り教わったことあったじゃないですか』
マミ『えぇ…確か暁美さんへのサプライズケーキ、だったかしら』
まどか『マミさんが私の家で教えてくれましたよね』
マミ『あの時の鹿目さんったら、ココアパウダー散らせちゃったり、サプライズなのに途中から暁美さんが家に来ちゃったりして慌てちゃったり、可愛かったなあ』フフッ
まどか『わわっ!あれはいきなりほむらちゃんが来てびっくりしちゃったから…』ブツフツ
まどか『って話ズレちゃってますよ!』
マミ『あらあらそうだったかしら?』カシュッ?
まどか『もぅ…マミさんの意地悪…」プゥ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 06:22:14.09
マミ『ごめんなさい…思い出したら面白くって…』フフッ
まどか『…で、理由ですけど』ムスー
マミ『はいはい』カチャカチャ
まどか『…薄力粉をマミさん、振るってくれたじゃないですか』ムスー
マミ『? えぇ、確か、最初の分量やらは私がやっちゃったわね』
まどか『…その時にマミさんが使ってた振るい、覚えてますか?』
マミ『うちから持参した物を使った覚えがあるし、多分円い感じの…』
まどか『はい、どじょうすくいみたいな感じのでした』
マミ『どじょ…いや、見えなくはない、かな?』
まどか『必死に手首揺らしてるマミさん隣でみてて』
まどか『…マミさんが少しでも楽にならないかなーって思ったんです』
マミ『それで、これを?』カチョンカチョン
まどか『…はい』///
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 06:32:38.67
マミ「ああ言う疲れるのも含めて結構楽しかったりするんだけど、な」ガチャッ
マミ「…」ガサゴソ
マミ「…拗ねながら照れてる鹿目さん、可愛かったなあ…」ガサッ
マミ「あ、あったあった」カチョンカチョン
マミ「ちょっと水でも洗って…」ジャー
マミ「…よしっ、後はキッチンペーパーで水滴を拭いて、っと」フキフキ
マミ「鹿目さんプレゼンツ、カシャカシャするタイプの振るい~!」ジャジャーン!
マミ「…文明の利器の力、見せてもらうわよ!」
マミ「測ったパウダーシュガーを入れて…っと」ガササッ
マミ「バターボウルに向かってひたすらカチャカチャするだけ!」
マミ「うおおおおおおおおお」カチャチャチャチャチャチャチャ‼︎‼︎
マミ「うおおお…」カチャカチャ
マミ「…」カチャカチャカチャカチャカチャカチャ
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 06:40:39.83
マミ「すごい…あっというまにササッと落ちてる…!」
マミ「文明の利器、恐ろしい子…!」カチャンッ
マミ「これは偉大な発明ね…鹿目さんに感謝しなくっちゃ…」
マミ「って鹿目さんが作ったわけじゃないだろー!」ビシッ
マミ「…我ながらナイスツッコミね!」
杏子「何やってんだお前…」
マミ「!!!!!!!!!!」ティローン
杏子「昨日からさやかもアテになんないし、腹が減ったから来てみりゃ…」
マミ「ささささささ佐倉さん?」
杏子「んだよ」
マミ「…いつから?」
杏子「恐ろしい子くらいから」
マミ「ほとんど全部じゃないのよ!!」ビシッ
杏子「お、ナイスツッコミ」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 06:47:11.52
マミ「うぅうぅううぅ…///」
杏子「…あーまあいいや、何作ってんだ?」ヒョイッ
マミ「…」
マミ「…クッキーよ…」
杏子「ほお、それは楽しみだな」
杏子「じゃあ部屋で待ってるから」タタタッ
杏子「あたしダージリンなー」フリフリ
マミ「散らかしちゃ、だめよ」
杏子「おーう」バタン
マミ「…」
マミ「…しにたい」ズーンッ
マミ「恥ずかしいぃ…」///
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 06:55:30.53
マミ「…さて、気をとりなおして」
マミ「振るい入れた粉糖を泡立て器で…」カカカカカッ
マミ「…」カカカ…
マミ「…ちょっと生地が重いわね…」カッ
マミ「…ハンドミキサー、検討してみようかしら?」カカカカカカカ
マミ「…うん、そろそろかな、これに…」コトッ
マミ「卵黄と、バニラエッセンスを少々」ポトッピッピッピッ
マミ「…それを」
マミ「また混ぜ合わせる!」カカカカカカカカカカッ
マミ「…」カカカカカッ
マミ(こういうとき、魔法少女で良かったって思うわね…)
マミ「ハンドミキサーはいっか」カッカッカッ
マミ「よし」カチャッ
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 07:07:52.54
マミ「これに、薄力粉を振るい入れ」カチャカチャカチャ
マミ「…」カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ
マミ「…」カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ
マミ「…ふぅ」
マミ「これを、ゴムベラで切り混ぜるっと」スッスッ
マミ「…あぁ」スッスッスッ
マミ「この切り混ぜ始めの一刀目の感覚、いいわぁ…」スッスッキュッ
マミ「…まぁ、直ぐに重たくなっちゃうんだけどね…」クックックッキュッ
マミ「…」
マミ「このお菓子、初めて作った時はこの行程で全く生地が纏まらなくて焦ったなあ…懐かしい」フフッ
マミ「結局釣りみたいなもので、お菓子作りも気力と根気、なのよねぇ…」サッサッサッ
マミ「…」
マミ「あのとき結局、待ちきれなかった私は手で適当に生地、固めちゃったんだっけ…」サッサッサッ
マミ「今じゃ考えられないわね…」フフッ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 07:16:26.51
マミ「…よしっ」
マミ「ラップラップ…あ、あった」
マミ「これを…広げて」ビーッ
マミ「おかっぱ顔が見えたら千切る!」ピリッ
マミ「…」
マミ「この子、まるこちゃんみたいね」
マミ「…」
マミ「全く関係ないのにあさりちゃんが読みたくなって来たわ…」
マミ「あさりちゃんのお母さん、白いアスパラ嫌いなんだっけ」
マミ「私、白いアスパラって食べたことないのよね」
マミ「…そもそもなんの料理に使われるのかしら?」
マミ「…」
マミ(あとで鹿目さんにでも聞いてみましょ、お父さんのレパートリーに入ってそうだし)
マミ「…っと、このラップの上に生地を投下して」ボトッ
マミ「キャンディみたいにくるくるーっとな」コロコロー
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 07:25:30.58
マミ「大体3センチくらいの幅にコロコロして…」コロコロッ
マミ「端っこを、止めてっと」キュッ
マミ「冷蔵庫にイン!」ポーイ
マミ「あとは1時間待つ!その後切って焼く!」
マミ「その後冷ます!」
マミ「お菓子作りは根気良くね!」
マミ「…」
マミ「…?」
マミ「何か…忘れているような…?なんだったかしら…?」
杏子「マミーそろそろできたかー?」ガチャッ
マミ「あ」
杏子「あ?」
マミ「…」タラー
マミ「…あと2時間くらい待てない?」
杏子「無理」キッパリ
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 07:38:03.44
マミ「そうよね…無理に決まってるわよね…」
マミ「暴飲暴食仏様もびっくり佐倉さんですものね…」ハァ…
杏子「喧嘩売ってんのか?」
マミ「佐倉さん、お腹の減り具合は?」
杏子「ん、割と本格的」グルルル
マミ「…」
マミ「…うん、時間も丁度お昼頃だし、簡単なご飯でも作りましょうか」
杏子「よっしゃ!なあマミ!あれ作ってくれよ!カルボナーラ!」
マミ「手間かかるし時間もかかるわよ?」
杏子「…んならいいや」
マミ「んー…さっき冷蔵庫みたときに残っていたもので出来そうなものは…」
マミ「…そうね、オムライスなんてどうかしら?」
杏子「!!!!!!!!」
杏子「オムライスなんて久しぶりだ!!!!」キラキラ
マミ「あら、以外と好感触」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 07:45:49.58
マミ「って言っても、ミックスベジタブルも鳥肉も使わない本当残り物処理みたいなものだけなのだけれど…」
杏子「オムライスならなんでもいいって!!!」ワクワク
マミ「…そう?ならちゃちゃっと作っちゃうから、テーブルの上片付けて来てくれない?」
杏子「エェー…めんどくs」
マミ「働かざるもの食うべからず」ビシッ
杏子「…わかったよ」トボトボ
マミ「ちゃんと布巾絞ってからテーブル拭くのよー!」
杏子「それくらいわかってるって!アンタはあたしの母さんか!」
マミ「…それもいいかも」
杏子「おい」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 07:55:19.76
マミ「さて、本当ちゃちゃっと作っちゃいますか!」フンスッ
マミ「とその前に、レンジを150度で予熱しておいて…っと」ピッピッ
マミ「…よしっ!じゃあまずは冷蔵庫から、卵、玉ねぎ、ハムを取り出して」バババババッ
マミ「ジャーから昨日の残りのご飯をだす!」バッ!
マミ「玉ねぎハムは細かく刻んで…っと」トントントントントン
マミ「そのままサラダ油を熱したフライパンにジュー!」ジャアアア
マミ「本当に適当に塩コショウを振り入れて」パパパパパパパッ
マミ「そこにご飯をどーん!」ドーン
マミ「あとは火加減をみながら適当に炒めます!」ジュージュー
マミ「…って誰にいってるのかしらね」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 08:04:24.95
マミ「…ええい!ここまできたらこのまま突っ走るわよ!」
マミ「いい感じに炒め終わった焼き飯にケチャップを目分量で入れまくります!」ブチュチュチュチュチュチュ!
マミ「あとは絡めてもう一回炒める!」ジュージュージュー
マミ「いいかなって思ったくらいでなんちゃってケチャップライスをボウルに入れます!」ドサドサッ
マミ「中身が空になったフライパンをキッチンペーパーで簡単に拭きます!」シュウウウウウ
マミ「うわぉ!オレンジ!マーベラス!」ウワーオ
マミ「最後に!バターまたはマーガリンを温めまくったフライパンに卵二つを混ぜながら入れて!」カッカッカッカッカッジュウウウウウウウ
マミ「菜箸で卵をいい感じにかき混ぜましょう!」ジャッジャッジャッ
マミ「卵が固まってきたらケチャップライスをドーン!」ドサッ
マミ「お皿にあてがいながらいい感じに巻いて…完成!!!!」ジャャーン
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 08:14:16.32
杏子「マミー片付けとか食器とか飲み物とか持って行ってるぞー」
マミ「はーいすぐに持って行くわねー」
杏子「いい匂いだ…」クンクン
マミ(…自分で作っておいてなんだけど)
マミ(鹿目さんや美樹さんにはこんな残り物ご飯絶対に食べさせられないわね…)
マミ(暁美さんは1人暮らしだしわかってもらえそうだけれど…)
杏子「はやくはやく!食べようぜっ!」ワクワク
マミ「もう、そんな急がなくったってご飯は逃げないわよ?」コトッ
杏子「うひょー!いただきまーっす!」
マミ「はいどうぞ」クスッ
杏子「ガツガツガツガツ」ガチャガチャガチャ
マミ(…自分が作ったもので喜んでもらえるのはどんなものであろうと嬉しいものよね)
マミ「ああほら口の周りがベタベタよ?」
杏子「だふぁふぁおまふぇふぁはあはんはっへの!!!!!!!」モグモグモグモグ
マミ「飲み込んでからしゃべりなさい」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 08:24:03.29
~~~~~~~~~~~~~~~
杏子「ふぃー…食った食った…ごっそさーん…」ゲップ
マミ「お粗末様」フフッ
杏子「…そういやさ、マミ」
マミ「ん?」
杏子「玉ねぎやらはともかくさ、どうしてご飯が余ってたんだよ?」
杏子「マミってそこら辺結構キッチリなくなるようにしてた記憶があるんだけど」
マミ「…QBの分よ」
杏子「え?QBって確か今あいつらの方について行ってるんだよな?」
マミ「…そうなんだけど」
マミ「毎日やってたことだから、つい癖でね…」
杏子「あー」
マミ「炊きおわった3合のほっかほかご飯を見た後、静かに後悔したわ…」
杏子「…まあ、どんまい」
マミ「…グスッ」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 08:36:43.44
~~~~~~~~~~~~~~
オッジャマジョーハー
杏子「やっぱりおジャ魔女はしゃーぷだよな」
マミ「衣装やお店的にはもーっと!も捨て難いんだけどね」
杏子「衣装は無印だろー」アハハ
マミ「袖のフォルムと胸のワンポイントの差がねー」
ピピピピピピッ
杏子「ま、そこは好みだよな…ん?なんだこの音?ってあぁ、できたのか」
マミ「ちょっと行ってくるわね、40話はまだみちゃだめよ?」
杏子「へいへーい」ケラケラ
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 08:51:51.96
マミ「150度で予熱しておいたオーブンレンジで3cm幅に切り分けたクッキーを23分程焼いて、更に冷蔵庫で粗熱をとったのがこちらですっ」ジャーン
マミ「生地を切り混ぜるときに控えめにすればサクホロで大きめ、頑張って混ぜたらちょっと硬めで膨らみも控えめのものができます」
マミ「いい感じの甘さなので、そのままでもいいし、紅茶に合わせてでも美味しいですよ」
マミ「…」
マミ「…はっ!?私また独り言を…?」ハッ
マミ「…紅茶淹れましょ」
マミ「…えっと、ダージリンだったかしら」
マミ「95度以上の温度のお湯でまず茶葉を蒸らして…」トポポ
マミ「…いい香りね」フゥ
マミ「蒸れたらお湯をたっぷり淹れてっと…」トポポポポ
マミ「…砂糖とミルク、あとレモンくらいかな」
マミ「クッキーにティーセット、砂糖にミルクにレモン…」ゴチャゴチャ
マミ「…おぼん使って持って行きましょ」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 09:03:14.97
~~~~~~~~~~~~~~~~
オカアサン!ピアノオシエテ!
マミ「」
杏子「おっ、クッキーついに出来たのか!」ヒョイパクッサクッ
杏子「んっめえ!」サクッサクッ
マミ「」カタカタ…
杏子「…マミ?どうしたんだ?」
マミ「…佐倉さん?40話、まだみちゃだめって言ったわよね…?」
杏子「…あっ」
杏子「…」ダラダラ
マミ「…ねぇ?」カタカタカタ
杏子「い、いやまだ始まったばっかだし、今から止めようとおもってたんだよ!」アタフタ
マミ「…佐倉さん?」ニコッ
杏子「…そ、それよりもさ?はやくクッ…」
マミ「ボンバルダメント!!!!!!!」チュドーン
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 09:07:19.11
これにてティロフィナーレです
初SSでした
クッキングバトルとかの人に憧れてやってみたんですけどやっぱり台詞回しとか、表現とか難しいですね
また話作る練習のために建てるかもです。
ではおやすみなさい。ありがとうございました
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 09:24:49.35
杏子「…」ボロッ
杏子「なあマミ…本当悪かったって…」
マミ「約束破って1人で1番いい回をみてる佐倉さんなんて知らないっ」プンプン
杏子「そんな…マミの作った美味いクッキー楽しみにしてたのに…」ガッカリ
杏子「マミが作ったクッキー…もっと食いたかったなあ…さっき1枚食べたけど本当びっくりするほど美味かったもんなあ…」
マミ「…」ピクピクッ
マミ「…」
マミ「それほんと?」
杏子「口に入れた瞬間バニラエッセンスの柔らかい香りと優しい食感が堪らなかったなあ…マミ(の作ったお菓子や料理)が大好きなのになあ…」
マミ「も、もう///!おだてても何も出ないわよ?」
杏子「…本当、好きなのになあ」
マミ「…!!や///やだそうだったクッキーあったんだったわ?ね?佐倉さん食べましょ?ね?」
杏子「でも…マミ約束破りは知らな
マミ「え、えー!?そんなこと言ったかしら??さ、一緒にアニメみながら私の!!お菓子食べましょう?」
杏子「…うん」(ちょろいぜ)
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 09:31:53.30
杏子「うまああああああい!」サクッホロッ
杏子「口に入れた瞬間崩れて行くんだけどその崩れた瞬間口の中を広がって行くバターとバニラエッセンスの香りが…!」サクサクッ
杏子「うん!やっぱマミ(の作ったお菓子)は最高だ!」
マミ「///」テレテレサクサクッ
マミ「そっそうだ!佐倉さん!紅茶はどうする?」
杏子「ん?んー…ミルクで頼む!」
マミ「はいはい、お砂糖は?」
杏子「5杯!」
マミ「…虫歯になるわよ?」
杏子「あたしはそんなヤワにできてねえよ!」ニカッ
マミ「…はいはい」トポポッ
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 09:41:14.83
マミ「はい、砂糖たっぷりだから、ちゃんと混ぜて飲みなさいね?」カチャンッ
杏子「お、サンキュー」クルクル
杏子「ほんとうめぇ…」サクッモグモグッ
杏子「紅茶も甘くて美味え…」ズズッ…
マミ「…ふぅ」
マミ「さて、私も舌つづみと洒落込もうかしらね」
マミ「っと、その前に私も紅茶、淹れないと」
マミ(…佐倉さんはミルクティーだし、私はレモンティーにしようかしらね)トポポ
マミ(熱々のダージリンに、輪切りのレモンを乗っけて、っと…)チャプ
マミ(砂糖は1.5杯くらいかな、うん)サラサラ
マミ(…うん)ズズッ
マミ(少し甘めに淹れられた紅茶を、レモンが程よく落ち着かせてくれる)フゥ
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 09:50:48.45
マミ(そして今回のメイン、アイスボックスクッキー)
マミ(アイスボックスって聞いたら白黒の可愛いのを想像してしまうけれど…)
マミ(今回作ったのは本当に至っててシンプルまるい形のプレーンバニラクッキー)
マミ(他のお菓子より手間がかからない割に、味と食感がイケるのよね)サクッ…
マミ「…んっ」ホロッ
マミ(…本当、さっき佐倉さんが言っていた通りね)サクッサクッホロッ
マミ(味、食感、大きさ共に今回は大成功)
マミ「…そして」ズズッ
マミ(…うん、レモンティーが口の中に絡みついた甘みやクッキーを優しく流してくれる…)スーッ
マミ(砂糖を2杯でなく1.5杯にしたのは正解だったわ…)
マミ(とてもほっこりできる味に仕上がって、満足かな満足かな…)ホッコリ
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 09:59:49.85
~~~~~~~~~~~~~~~
杏子「ふぅー…」
マミ「…」フゥ
杏子「美味かった~…」
マミ「満足していただけたようで、良かったわ…」
杏子「…サンキューなー、マミー」
マミ「どういたしまして…」
杏子「…アニメも終わったなー」
マミ「…そうね、やっぱり40話は作画、テンポ、全てが神がかっていたわ…」
杏子「お母さんってやっぱりいいな…」
マミ「そうね…」
マミ杏子「…」
マミ「…ねえ佐倉さん、提案があるんだけど」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 10:06:13.86
杏子「…ん?どうした?」
マミ「腹ごなしにパトロールでも、どうかしら」
杏子「…そうだな、行くか」スクッ
マミ「あ、後片付けちゃちゃっとやっちゃうから、それまでもう少し休んでくれてていいわよ?」スクッ
杏子「…まあなんだ、せっかくこんな美味いもんご馳走になったんだ、片付けくらい手伝うよ」ポリポリ
マミ「…」
マミ「…なら、お言葉に甘えちゃおうかしら?」フフッ
Fin
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 10:09:18.61
くぅ疲
今度の今度こそ本当の本当に終わりです
ほむらさやかなぎさだしたかったなあ…
なぎさは杏子とバッタリあったりしても良かったかも…
気に入っていただけたなら幸いです
ではおやすみなだい
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 10:36:40.37
乙 次回作期待してふ
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/08/31(日) 11:42:08.28
乙
おやすマミマミ
おやすマミマミ
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咲「奇妙な同窓会」