『週刊ポスト（2014年11月14日号）』によると、小渕議員は今年の６月１７日、東京プリンスホテルで地元

選挙区から出席した後援者たちもいたという「小渕優子君を励ます会」を開催。

２人の息子を会場で紹介する中、出席者には挨拶状、自分と息子たちがイラストになった５００円分

のクオカードが入った白い封筒を配布したとのこと。

画像：【クオカード】

「政治資金収支報告書」は１年後まで公開されない決まりがあるため、何枚配布されたかは不明ながら、

有権者が会に参加料を支払わずに受け取っていた場合、公職選挙法上の「利益給与」にあたる可能性

があると指摘しています。

また同誌では、野田聖子・前自民党総務会長・元郵政相についても同様の疑惑があると報じています。

画像：【野田聖子・前自民党総務会長】

http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082501000886.html

それによると２０１０年９月と２０１１年９月、帝国ホテルで「野田聖子さんのさらなる飛翔を期待する会」を

開催し、自身の顔写真入りのクオカードをお土産として渡したとのこと。

週刊ポストの取材に野田事務所は

「選挙区の方も参加されているが、パーティー券を自分で買ったかどうかは特に考えていない。
それをいうと食事も出せない」

などとすっきりしない釈明をしていると伝えています。

小渕優子議員をめぐっては数々の疑惑が浮上していますが、説明を果たせるのでしょうか・・

与党は何かと槍玉に挙げられますが、国会議員全員の政治資金が適切に扱われているか、これを機会に

チェックすべきだと思います。