森久保乃々「ジェットコースターに乗りたいんですけど」星輝子「えっ」
アイドルマスターシンデレラガールズのssです
乃々「一緒に遊園地行きませんか?」
輝子「ゆ、遊園地?」
乃々「はい。割と近くにあるので…」
輝子「へぇ、そうなんだ…」
輝子「でも、乃々がそんなこと言い出すなんて珍しい…」
乃々「…それはもりくぼも思いますけど」
輝子「人ごみ、嫌いじゃなかったっけ…?」
乃々「そうですけど…その、ちょっとあって…」
乃々「あっ、無理なら断ってもいいですから」
乃々「私と行っても面白くないかもしれませんし…」
輝子「い、いや…私も行くよ、フヒ」
乃々「そうですか…じゃあ次の休みにどうですか?」
輝子「わかった…準備しとく」
―――――
―――
星輝子
森久保乃々
輝子「着いた…」
乃々「着きましたね」
輝子「やっぱり人、多いな。休みだし…」
乃々「お、落ち着かないです…端っこ歩きましょう」
輝子「目立たないように…わ、私たち、一応アイドルだし…」
輝子「…あ、パンフレットあった。乃々も、はい」
乃々「ありがとうございます…」
輝子「へぇ、北側は動物園にもなってるんだ…」
輝子「そっか、それで乃々も…かわいい動物、好きだしな…」
乃々「それもいいんですけど、もう乗ろうと思ってるのがあって…」
輝子「そ、そうなんだ…何に乗りたいの?」
乃々「ジェットコースターですけど」
輝子「…えっ?」
乃々「輝子さん、絶叫マシン平気ですか?」
輝子「い、一応…へーき」
乃々「それじゃ行きましょう」
輝子「えっ、あの…」
―――――
―――
ゴォーッ キャーッ!
輝子「な、並んじゃったけど…」
乃々「…」
輝子「の、乃々…?こういうの、平気なの?」
乃々「…」ガクガク
輝子「や、やっぱりやめないか…?乃々はこういう恐いの、あんまり…」
ガタンガタンガタン
輝子「じゅ、順番きちゃった…乃々?」
乃々「だだだ大丈夫ですけど…!大丈夫…」
輝子「よいしょ…」カチャン
乃々「…」
輝子「乃々、安全バー下げて…」
乃々「うぅ…」カチャン
輝子「も、もう降りられないけど…ちょっとの我慢だから…」
ガタンガタン
乃々「ひぃ…」
輝子「け、結構登る…」
乃々「しょ、輝子さん、て、手を…!」
輝子「え?う、うん」
乃々「離し、離しちゃだめです!離したらいぢめです!」
輝子「わ、わかった…あ、そろそろ落ちる…」
ゴォォーッ! キャーッ!
―――――
―――
乃々「…」グッタリ
輝子「飲み物、買ってきたよ…」
乃々「ありがとうございます…」
輝子「に、苦手ならムリに乗らなくても…」
輝子「向こうでショーみたいの、やってる…見に行く?」
乃々「わぁ、いいですね…」
乃々「でも…実はもう次に乗りたいもの決めてて…」
輝子「そうなんだ…な、何に乗りたいんだ?」
乃々「フリーフォールですけど」
輝子「…え?」
乃々「あっちにあるみたいですね…行きましょう」
輝子「いや、でも…」
―――――
―――
グォーン ウワー!
輝子「…並んじゃった」
輝子「乃々…」
乃々「うぅ…」ブルブル
輝子「ほら、戻ろう…他の乗り物、行こう…」
乃々「こ、これくらいなんとも…」
輝子「やめといた方がいい…」
ガタンガタン…
輝子「…わ、私たちの番だ」
乃々「あぅぅ…」
輝子「乃々…ま、まだ間に合うよ…」
乃々「いいいいけますけど…!」スッ
輝子「あ…」
乃々「…」ガチャン
輝子「安全バー降ろしちゃった…」
輝子「それじゃあ、私も…」ガチャン
ウィーン! ガタンガタン
輝子「あ、上がり始めた…」
乃々「ひぃぃ…!」
乃々「輝子さん!あああの、もう一回手を…!」
輝子「うん…あれ?」
輝子「ご、ごめん、そっちまで手が届かない…」
乃々「え!?」
ガッチャン
輝子「てっぺんに着いた…」
乃々「むむむりむりむーりぃぃぃ!」
輝子「乃々、だめ…じ、じっとしてないと首痛くなる…」
ガタン!ゴォォー! イヤァー!
―――――
―――
乃々「」ゲッソリ
輝子「だ、大丈夫?」サスサス
乃々「だめです…」
輝子「連続はキツい…フヒ」
輝子「しばらく座って…ゆ、ゆっくりしよう」
輝子「楽になったら、動物園行ってみよっか…かわいいコも、きっといっぱい…」
乃々「そうですね…私も癒されたいですけど…」
乃々「あの、その前にもうひとつ行きたいところが…」
輝子「こ、今度は絶叫マシン、ダメ…」
輝子「ムリしなくていいから、穏やかな乗り物に…」
乃々「大丈夫です、乗り物ではないですから」
輝子「え、違うの…?」
乃々「お化け屋敷ですけど」
輝子「…それも大して変わってない気が」
乃々「もう、平気です…行きましょう」フラー
輝子「ま、待って…もう少し休んだ方が…」
―――――
―――
輝子「…また並んじゃった」
乃々「…」
輝子「ここ、恐くて有名…」
輝子「や、やっぱり無理じゃないか…?」
―2名様でよろしいですか?
輝子「あ、はい…」
―ラジオをどうぞ!それでは楽しんできてくださいね!
輝子「…この扉を開けたらスタートみたい」
輝子「乃々、い、今なら引き返せる…」
乃々「へ、平気です…!恐くない、恐くない…」
輝子「じゃあ、行くけど…」ギィーッ
乃々「…!」
輝子「さ、錆がそこらじゅうに…」
乃々「うぅ…」ギュゥ
輝子「血もついてる…ぶ、不気味…」
乃々「ああ、逃げ出したい…」
ザザッ ザーッ…
輝子「あ、あれ…?ラジオが鳴ってる…」
ペタンペタン…
輝子「な、なんだアレ…!?」
乃々「ひぃぃ!」
輝子「ぬ、ぬいぐるみみたいなオバケ…?」
乃々「むむむむーりぃー!」
輝子「間をぬって行かないと…乃々、こっち…」
乃々「あうぅ…」
ペタンペタン…
輝子「…よし、逃げられた」
乃々「はぁ、はぁ…」
輝子「だ、大丈夫?」
乃々「こ、恐すぎて心臓が痛いです…」
乃々「輝子さん、平気なんですか…?」
輝子「ホラーは、だいぶ慣れてるから…」
輝子「でも、わ、私も結構恐いかも…ここ、雰囲気出てる…」
乃々「最初からあんなに恐いのが出るなんて…」
ザザッ ザザァー…
乃々「ひゃあ!」
輝子「ま、また鳴った…」
カラーン カラーン…
輝子「なんか引きずる音が…」
乃々「どどどどどこですか!?」
ドガッ!
乃々「キャー!!!」
輝子「か、壁からいっぱい出てきた…!」
乃々「ににに逃げましょう早く!」
輝子「う、うん!」
ダダッ
輝子「なんか引きずる音が…」
乃々「どどどどどこですか!?」
ドガッ!
乃々「キャー!!!」
輝子「か、壁からいっぱい出てきた…!」
乃々「ににに逃げましょう早く!」
輝子「う、うん!」
ダダッ
輝子「…も、もう追
コメント一覧
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- 2014年11月05日 23:51
- ???「あら、楽しそうですね。新参ですが私も連れていってください」
-
- 2014年11月05日 23:52
- ああ、あそこの遊園地いってきたんだ。
わた渋谷さんもプロデューサーと一緒に行ってたんだって。
-
- 2014年11月05日 23:56
- 静岡はガチで恐いから、実際にお化け屋敷やったら結構流行りそう
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- 2014年11月06日 00:00
- 輝子の口調に超絶違和感
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