『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.56　小夜子と三太
前号お休みだったこともあり冒頭2ページで現状報告。そこでやっちゃいましたねー、天之御柱学園なハズなのに麻帆良学園って書いちゃってるよー！　これはコミックスで修正するそうです。
全世界同時多発ゾンビ騒動はゾンビ映画末期の状況になってるそうだ。麻帆良学園天之御柱学園では活動人口の64％がゾンビ化。世界でも人口の半数ぐらいはゾンビになってると思われます。これを小夜子たった一人でやったのだから別の意味でスゴイと言わざるを得ませんね。「超電子バイオマン」のドクターマンもたった一人で世界に喧嘩を売りましたが、経過としては小夜子が断然勝ってますよ。

刀太は再生能力が大きく減退してるために完全回復まで57分必要。一空は「この身体はもう使えない」そうだ。遠回しに交換すればまた復活できると言ってるのはいいけれど、それはいったい誰がやってくれるのでしょうね？　誰かの協力がなければ復活できないのならアテにはなりません。
キリエと九郎丸は小夜子の手に落ちました。はて？　夏凛ちゃんの現状は？？　忘れられた状況にあるってことは復活の兆しと考えます。よくあるじゃないですか、早めに舞台から退場して後になっていきなり現れるというパターンですよ。
前も言いましたけれど夏凛ちゃんは神から不死にされた、正真正銘の聖女たる人物。アンデッドには最適ですのでキリエが使えない今では最も活躍できる人物として復活が望まれます。

中盤は刀太と小夜子の出会いが描かれました。旧校舎B棟の便所に小夜子は出現するのですけど、そこがなぜか男子便所。どうして男子便所なんだろうな!?　小夜子は痴女だったのか？　それに"開かずの便所"なハズなのに苦もなく開けた三太も笑いどころと言えるでしょう。
同じような境遇だったことから二人は意気投合。以後はよく会ってたようです。そこで小夜子は三太のために泣いてくれました。三太の生前の最大の理解者が小夜子だったのですね…

橋の上では生存者が追い詰められていた。この橋はネギとエヴァが最初に戦った場所なので思い出があります。生存者の数に比べゾンビはその10倍以上。無理だとする稲垣シンジを見下して三太は飛び出した。助けられる機会が残っていながら見逃すことなんてできません。それは生前の三太がやって欲しかったことでした。ここで見逃したら加害者と同じだと三太は思ったのでしょうね。

颯爽と登場した三太！　まるでヒーロー、いや、ヒーローそのものだ。いつぞやの自警団の三人もこの三太に惚れてもいいぞ。それだけの能力は持ってますからね。ここんとこ小夜子に押されっぱなしなのでスカッとやっちゃってください。　つづく