女勇者「人が倒れてる…」 侍「」
女勇者「みんな!人が倒れてるよ!」
女戦士「なんだこのおっさん…死んでんのか?」
女騎士「いえ…息はあるようです」
女剣士「そんな得体の知れない奴ほうっておけばいいだろう」
女勇者「なんてこと言うの!私たちが人助けしなくてどうするのさ」
女勇者「大丈夫ですか?あの…」ユサユサ
侍「…会稽に御座る!」ガバッ
女勇者「きゃっ!?」ビクッ
女騎士「大丈夫ですか勇者!」
女勇者「う、うん、大丈夫だよ」
侍「………此処は…」
侍「む?御主らは…一体何者に御座るか」(うひょっwww滅茶苦茶可愛い娘がいるでござるwww)
女戦士「なんか偉そうなおっさんだな」
女剣士「人に名前を尋ねる時は…」
侍「此れは失礼仕った、某は侍と申す者に御座る」
女勇者「私たちは…━━━━」
・
侍「成る程、魔王を討たんがため旅を…」
女勇者「うん!私たちは女神の加護を受けた聖女だからね」
侍「…」
女剣士「それにしても…口調といい服装といい妙な男だ…」
女戦士「あたしよりでかい野郎ってのも久し振りに見たな」
女騎士「髭も延びっぱなし、身なりも小汚ない…山賊の類いでは?」
侍「然れども…いかに聖女殿とは言え女子供に討ち入りを命ずるとは…」
女勇者「私だって訓練は受けたし心強い仲間も三人もいるし、それに人の世のためなら命だって惜しくないよ!」
侍(うう…こんなに健気で可憐な娘をたった三人のお供だけで…某激おこでござる!)
侍「然りとて御付きが女三人とは…」
女戦士「なんだ?あたしらじゃ力不足だってのか?」ギロッ
侍「否、そうでは御座らぬ、只々其の国の気骨の情けなき様を賤しみにて候」
女騎士「貴様!我が王国を愚弄するか!」キッ
女剣士「頭にくる言い様だな…もう一度眠るか?」チャキ
女勇者「ちょっ!?ちょっとみんなやめなよ!ほら侍さんも!仲良くしよ!」アタフタ
侍「某は偏に事実を述べたまでに御座る」(焦る勇者ちゃんも可愛いでござるwww)
女戦士「てめぇ…もう謝っても遅ぇぞ…!」
女剣士「少しお仕置きが必要だな」
侍「某と遣り合おうと…承知、稽古をつけて進ぜよう」スラァ
女騎士「覚悟っ!!」ザッ
女勇者「ああっもうっ!」
・
・
侍「…安心されよ峰打ちに御座る」チャキン
女勇者「え…?」
女戦士「ぐっ…!」
女騎士「…かはっ!?」
女剣士「っ…!」
侍「然し此の程度で御座るか…酷く落胆させられ…ん?」
女勇者「…」ジーッ
侍(しまった!勇者ちゃんの好感度激落ちかも?でござる!)
侍「む…されど女の身で在らば十分…」
女戦士「っせぇ!あたしらはこの国じゃ一番強ぇんだ!それがお前みたいな奴に…!」
女騎士「我ら聖女が三人がかりでこうも…」
女剣士「全く…歯が立たない…」
侍「むぅ…其は失礼した」(うはwwwこの国武人のレベル低すぎでござるwww)
女勇者「あ、あの!」
侍「何で御座ろう」(勇者ちゃんから話しかけてきたwwwこれは脈ありでござるなwww)
女勇者「あの…私たちの師範になってください!」
侍「え?」
女戦士「勇者!お前本気で言ってんのか!?」
女勇者「もちろん!」
女騎士「こんな素性の知れない相手に…?」
女剣士「しかし…奴が恐ろしく精強なのもまた事実だ…」
女騎士「ですが彼が魔王の手先…というおそれもあります」
女戦士「それだ!魔王があたしらを嵌めるための罠に違いねぇ!」
女勇者「でもほんとに魔王の手先ならさっきので三人とも死んでたんじゃ…」
女騎士「…確かに…罠にかけずとも彼なら私たちを殲滅することなど容易いはず…」
女戦士「ぐうっ…!」
女剣士「一つ気になる…あれほどの手練れがこんな道の真ん中で気絶していた理由はなんだ」
女勇者「それは…」
女騎士「その件に関しては本人も話したがらない様子でした」
女戦士「ほら見ろやっぱり怪しいじゃねぇか!」
女勇者「でもさ…あの人が魔王の手先だったとしたら魔王はあの人よりずっと強いことに…」
女戦士「あー…」
女剣士「正直…あまり考えたくないな…」
女勇者「どちらにしても一か八か賭けてみるのは悪くないと思うんだ」
女勇者「仮に侍さんが魔王の手先でなかったとしても魔王は私たちが考えるよりずっと強いかもしれない」
女勇者「ならやっぱり一人でも強い味方は欲しいし私たちも強くならなくちゃ」
女戦士「…うぅ」
女騎士「…私は勇者に従います」
女剣士「まぁなるようになるさ」
女戦士「だあ!わかったよ!だが認めたわけじゃねぇからな」
女勇者「よし!なら決定だn」
侍「あいや待たれよ」
女勇者「あ、侍さん…なんですか?」
侍「某…未だ承諾した訳では御座らんが…」
女勇者「え?ダメなんですか…そりゃそうですよね…いきなり斬りかかっておいて…」オズオズ
侍「ダメなわけないでござるよwww師弟愛というのもなかなかwww」(其処まで謂われれば致し方無し…)
女勇者「え?」
侍「あいや…何でも御座らん、某で宜しければ厳に指南して進ぜよう」
女戦士「…あたしやっぱりあいつに教えを請うの嫌だ」
女剣士「…もう遅い」
女勇者「それじゃ師範!早速特訓しましょう!」
女戦士「なんかノリノリだな、勇者の奴…」
女剣士「いや、私も結構楽しみだ」
女騎士「まぁ彼が何者かはともかく腕は確かですからね」
女戦士「…ううー…」
侍「いえ本日は…他の聖女殿らの怪我の事も御座る故又の日に」
女勇者「えー!?」
女戦士「なんだよ、やっぱ自信無いんじゃねぇの」
侍「否、空を仰がれよ」
女騎士「…あと半時もあれば日が落ちますね…」
女剣士「まずいな…宿どころか町も見つかってないぞ…」
侍「幸い雨も降らず風も弱い…其辺に小川も幾分かの糧食も御座る故露営の仕度を致しませう」
女勇者「えー野宿かー…」
ホー…ホー…
女勇者「じゃあ改めて…これから旅の仲間兼私たちの師範となる侍さんです!拍手!」パチパチ!!
侍「宜しく御頼み申す」
女戦士「…ふん」
女騎士「…」パチパチ
女剣士「…」
女勇者「リアクションが小さいよ!」
侍「いや照れますな」(相変わらず勇者ちゃんは良い子でござるwwチュッチュしたいでござるwww)
女勇者「…こういうときはお酒の力で無理矢理仲良く…」ゴソゴソ
女戦士「はいはい没収だ」ヒョイ
女勇者「あぁん!」
女騎士「いつの間にこんなものを…」
女剣士「お前はまだ飲めないだろうが」
女勇者「だってぇ…」
女戦士「ま、これはあたしらが頂くとするか…」
女戦士「…おっさんもやるか?」
侍「此れは忝い、頂き申す」
パチパチ…
侍「…」
女戦士「ぐごおぉぉ…」
女騎士「Zzz…」
女剣士「スー…スー…」
侍(魔王…)
女勇者「…」
・
・
勇者「え?試合?」
女戦士「おいおい手合わせならこれまでも何度も…」
侍「口返答は許さぬ」
女戦士「む…」
女剣士「ふっ…」
女騎士「なかなかスパルタですね」
侍「各々三度相手を変え取り組め!時は三刻、始め!」
勇者「はあっ!てあっ!」ザッ
侍(まだまだ幼く小さい…だが発展途上、伸び代は大きいでござる)
女剣士「ふん…まだまだだな勇者」スッ
侍(そこそこと言ったところか…が、形は良いし成長も見込めるでござるな)
女騎士「戦士!手加減は無用ですよ!」ズバッ
侍(隠れてはいるが…かなりのモノを持っているでござるな…よしよし)
女戦士「お前相手に手加減してる余裕なんてねぇよ!」ズアッ
侍(………デカい…いやほんとバインバインでござる)
女戦士(…なんかやらしい視線を感じるな…)
侍「其処まで!」
女勇者「ひやぁ~疲れた~」ヘタッ
女戦士「なんだなんだ?体力ねぇなぁ」
女騎士「貴女と比べれば大体の人が体力無い方になりますよ」
女剣士「勇者は相変わらず神託を受けてる割りに私たちの中で一番弱いな」
女勇者「ふん!師範の訓練ですぐに追い抜くもん!」
女騎士(私たちも同じことするんですから差は…)
侍「むぅ…」
女勇者「師範!次は何するの?」
侍「いや…本日は仕舞いで御座る」
女勇者「え?」
女戦士「はぁ?」
女騎士「これじゃあこれまでの修練変わらない…いえそれどころか短くなってます」
女剣士「いま内心喜んだろ勇者」
女勇者「そ!そ!そんなことないよ!」
侍「某を信じなされ、何未だ未だ時間は有り申す」
侍「其に強く成るだけでなく先へ進むも大事な使命に御座ろう」
・
・
女勇者「あ!町が見えてきたよ!」
女騎士「あの町は確か…鍛冶で栄えている町ですね」
侍「ほぅ…」
女戦士「まぁあたしらには関係無いだろ」
女剣士「ああ
コメント一覧
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- 2014年11月07日 21:28
- 拙者ギター侍でござる
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- 2014年11月07日 21:46
- 途中で飽きたとしか思えないダイジェストぶりだなおい
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- 2014年11月07日 21:49
- 途中で面倒臭くなって投げた感のある終わり方
管理人もこんなのをまとめるなよ
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- 2014年11月07日 21:50
- ※1
波田陽区はそんなこと言わない
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- 2014年11月07日 22:00
- まさかキャラが被るとはwwwwwカイエン殿も大変で御座るなwwwww
-
- 2014年11月07日 22:02
- サムライ
サムライ
ブシドー
のチャック・ノリスじゃないのか…
-
- 2014年11月07日 22:13
- 龍頭蛇尾
-
- 2014年11月07日 22:23
- ウッチーこと宇蝉丸か五ェ門みたいなヤツで良かったかと。
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- 2014年11月07日 22:55
- こんなのまとめるなよ……
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- 2014年11月07日 23:12
- セッシャ、ギタァサムラーイデゴザール。ニンニン
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- 2014年11月07日 23:20
- ちゃんと練ればひょっとして面白かったかも
どのみち勇者パーティーがクズいけど
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- 2014年11月07日 23:37
- トシロー・ミフネみたいなサムライは今じゃ流行らないのかねぇ
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- 2014年11月07日 23:52
- 途中までそこそこ面白かったのに飽きたのか。
こんなんまとめない方がいいだろ
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- 2014年11月07日 23:58
- うーんもったいない
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