モスクワの地下鉄駅が電子書籍の図書館へ変身
待ち時間には本読むもんね。
通勤通学時間、何かに没頭している間に気がついたら目的地に到着していてほしいもんです。最近では、多くの人がスマートフォン片手に時間を潰しています。ここに目をつけたのがロシア。地下鉄の駅を、電子書籍の図書館にして、ロシアン文学作品をダウンロードして読んでもらおうと言うのです。
ネタ元のGuardianによると、電子書籍プロジェクトは、現在ロシアの複数の都市、195の駅で計画が持ち上がっているといいます。ホームで待っている間に、専用のコードを自身の電話端末でスキャンすることで、ロシアの偉大な作家ニコライ・ゴーゴリやアントン・チェーホフ、アレクサンドル・プーシキンの作品など、ロシア文学作品100冊以上の電子書籍を無料で観覧/ダウンロードできるというのがプロジェクトのゴール。
もちろん、このプロジェクトが持ち上がる前から、電子書籍で読書する人はいるわけです。が、駅という場所で簡単に提供することで、自国の文学に触れる機会を作るのは素晴らしいことですよね。なにごとも、きっかけですよ。
image by Boris Bartels/Flickr
source: The Guardian
Sarah Zhang - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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