思わぬ伏兵の存在が、明るみに出ました。
米グーグルによって来年初旬にも正式に提供が開始される見込みの、モジュール式スマートフォン「Project Ara」。目下独壇場と思われたその市場に、今回新たな挑戦者が名乗りを上げました。
そのチャレンジャーの名は、「Vsenn」。公開された公式webサイトによると、Nokiaの「Android X 」プログラムの前マネージャーと共同で設立された企業とのこと。
このVsennもProject Araと同じく、ユーザーが任意でスマートフォンのハードウェアをカスタマイズすることを可能にすることを謳っています。以下、Vsennの掲げる4つの公約です。
- モジュール式のシステム提供:最先端のCPU、RAM、カメラ、バッテリーモジュールの提供
- 4年間の完全なるOSアップデート保証:4年間に及ぶ、最新のピュアAndroidアップデートの提供を約束
- 最大限のセキュリティ性能の確保:「3重の暗号化技術」による端末内の全データの保護と、堅牢なVPN接続とクラウドストレージサービスを提供
- 外観のカスタマイズオプションを提供:材質やテクスチャの異なる、交換可能なバックカバーのオプションを提供
残念ながら、現時点では詳細なシステムの全容や登場時期、価格などに関する情報はあまり開示されず。しかし唯一、搭載されるディスプレイと端末の外形寸法に関する情報のみが、Twitter上の公式アカウントにて開示されました。
曰く、Vsennには「4.7インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ」(468.7ppi)が搭載され、また外形寸法は「124(w)×63×(D)×8.9(H) mm」になるとのことです。
さておき、まだまだ未知数極まりない「Vsenn」ですが、果たして無事に製品化するまでに漕ぎつける事は出来るのでしょうか。是非とも無事に、かつ近日中の登場を果たし、「Project Ara」のライバル筆頭としてしのぎを削り合って頂きたいところです。
[Android Authority / Vsenn / Twitter]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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中身Androidでサイズ固定とか競合する意味が分からない・・・
こういう規格ものは乱立すると衰退するだけだからホントやめて欲しい
ですね。
独占企画が正しい、androidかiOSどっちか消えれば平和に健全にスマートホンも発展するのに・・・
本気で言ってるとしたら頭おかしい
規格は統一してほしいけど、市場の独占は品質を下げることになるよ。
高校の現代社会で習わなかった?
中卒なんだなww
センスあるね
技適通るんだろうか…おま国にならなければ良いが…
そういやxiaomiのmagic cubeはどうなったんだろうか
お互いに互換性があれば自作PCみたいになって面白くなりそうなのにね。
Androidのアップデートほど不安なことはない。
どんな機種になってもちゃんとアップデートしてくれるんだろうか
組立式ってどうしても小型軽量化に不利だからスマフォじゃ流行らないと思う
SONYも頼む!