スタジオジブリのアニメ映画監督・宮崎駿(73才)監督が、「アカデミー賞」名誉賞を
受賞しました。
画像:【宮崎駿監督】
http://hipertextual.com/2014/11/hayao-miyazaki-oscar-honorifico
映画界で最も栄誉ある賞とされているアカデミー賞。
8日、アメリカ・ハリウッドで授賞式が行われ、宮崎監督ら3人が名誉賞を受賞。
画像:【オスカー像を手に取る宮崎駿監督】
名誉賞は生涯を通じて、映画への貢献をした者へ贈られる栄誉ある賞です。
受賞した宮崎監督はスピーチで
「紙と鉛筆とフィルムを使った最後の時代の50年間につきあえたことが幸せだと思います」
「もう大きなものは無理だが、小さいものでチャンスがあるときはやっていこうと思う。あまりリタイアとか声に出さず、やれることをやっていこうと思う」
「賞では何も変わらない。終わった仕事について、結果をいちばんよく知っているのは自分だ。賞をもらえばうれしいだろうけれども、賞によって決着はつかない」
などと語りました。
同賞は「七人の侍」などの作品で知られる故・黒沢明監督が受賞した1990年以来、日本人では2人目となります。
宮崎監督は2003年に公開された「千と千尋の神隠し」でアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞。
今年公開された「風立ちぬ」もアカデミー賞にノミネートされました。
動画:【「アカデミー賞」名誉賞を受賞した宮崎駿監督のスピーチ】
スタジオジブリは解体などの話もありますが、宮崎監督には生涯現役でいてもらいたいと思います。