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花の美しさを愛する人は多いが、花も一筋縄ではいかないようで、美しさとはまた別の魅力を持つものもある。ここに上がる花々は、また別の意味で人間の興味を惹きつけるキメラじみてたり遊び心満載のものである。
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1.ホトトギス(学名:)
日本の花であるホトトギスもよくみると愛すべき形状をしている。
2.アツモリソウ亜科 (学名:Cypripedioideae)
英名は貴婦人のスリッパ(Lady Slippers)。花の形はポケットのようで、ふわふわのスリッパみたいにも見える。
3. ゴーストオーキッド(学名:Dendrophylax lindenii)
絶滅の危機に瀕しているゴーストオーキッドはフロリダ、キューバ、バハマ原産種で、O脚のクトゥルフのように見える。
4. ビーハイブジンジャー(学名:Zingiber spectabile)
植物の茎にあたる部分が蜂の巣のような構造になっていて、そこから花が突き出しているように咲く。なんと4.5メートルにもなる巨大な植物。ショウガの仲間で、抗炎症薬があり火傷の薬にも使用される。
5. ヒスイカズラ(学名:Strongylodon macrobotrys)
まるで緑と水色の絵の具を吸い込んだかのような発色。マメ科で、サヤマメ、インゲン豆に近い。フィリピン原産。
6. チャボトケイソウ(学名:Passiflora incarnata)
アジア、アメリカの各地に生息するトケイソウの一種。トケイソウはパッションフラワーと呼ばれ、果物のパッションフルーツの実がなる植物。ハチドリはこの花が大のお気に入り。様々な鮮やかな色と形があるが、なかでもこのサイケデリックなチャボトケイソウは人気がある。
7. チョウセンアサガオ(学名:Datura)
英語では“天使のトランぺット”とも呼ばれる。毒性が高く、摂取すれば意識混濁をもたらし、時には死に至る花でもある。かつてヨーロッパやアジアで、自殺や殺人によく使われた。
8. フライング・ダック・オーキッド(学名:Caleana)
名前の通り、空飛ぶアヒルの形をしている。色はちょっと違うけど。
9. ほおずき(学名:Abutilon × hybridum)
ほおずきにはさまざまな種があるが、色鮮やかなお椀のような形をしたほおずきもあるようだ。
10. ショクダイオオコンニャク(学名:Amorphophallus titanum)
このの巨大な花に「死体花」とも呼ばれている、なぜなら、腐った肉のようなニオイを発して、死肉を好む昆虫たちを引き寄せるからだ。この植物は熱を発し、咲くころには人体とほぼ同じ温度となる。3メートルほどの高さに成長し、花を咲かせるのに7年から10年はかかる。
11. ソアマウス・ブッシュ(学名:Psychotria elata)
英語では「売春婦の唇((フーカーズリップス)」とも呼ばれる。真っ赤な口紅をつけた唇のような形をした苞葉を持つ。中央アメリカと南アメリカに生息する。唇部分にあたる苞葉が開き、最終的に中の花が出てくる。
思わず吸い寄せられそうな真っ赤な唇、植物なのにセクシーな「ソアマウス・ブッシュ」
12. サギソウ(学名:Pecteilis radiata)
東京の世田谷区の区花であるサギソウはランの一種。白いサギのような形をしている。
13. ブラック・バットフラワー(学名:Tacca chantrieri)
コウモリのような形をしていることから名づけられた。東南アジア原産。ゴシック調の色彩を保つためになのか、日光は好まない。
14. ホーリー・ゴースト・オーキッド(学名:Peristeria elata)
ゴーストオーキッドと紛らわしいが別の花。ホーリーゴーストオーキッドは中央アメリカに生息する。鼻の中にまるで鳩がいるように見える。しかし名前ほどは聖なるものではないかもしれない。残念な事にビールのような香りがするのだ。乱獲と違法な取引のために絶滅が危ぶまれている。
15. スポーティングフラワー(多くの種に存在する多色花)
植物学者は植物の一部が自然に変異するこの現象を“スポーティング”と呼ぶ。その結果、鮮やかな二色の花となった。
16. カラスウリの花(学名:Trichosanthes cucumerina)
繊細なレース状の花は、長い蛇のような実をつける。南アジア原産だが、世界中の暖かな地域に帰化している。実と葉は食べられる。
カラスウリの実
17. オルキス・イタリカ(学名:Trichosanthes cucumerina)
英名は「裸の男ラン(Naked Man Orchid)」。もうそのまんまである。
ヒトガタの植物?しかもオス?何の妖精?謎の花の正体は?
18. ドラクラ・シミア(学名:Dracula simia)
悲しそうなサルの顔のように見えることで有名。
おやおや?何かの顔に似ているぞ?顔を持つ花「ドラクラ・シミア」
19. クジャクサボテン(学名:Epiphyllum)
めったに咲かず、しかも咲くのは夜というレアさ加減。非常に繊細で、部分的に摘むだけで株全体がダメージを受ける。
20. キンギョソウ(学名:Antirrhinum)
キンギョソウの花は鮮やかで人目を引くのだが、実になることには不気味となる。まるでしゃれこうべのような莢(さや)が残されるのだ。
テラシュール!ドクロのなる植物「キンギョソウ」
via:viralnova・原文翻訳:Erene
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コメント
1. 匿名処理班
悲しそうなお猿ちゃんにハートを射抜かれた!!
2.
3. 匿名処理班
ハンマーオーキッド<Drakaea glyptodon>
が入ってない、残念だ、まぁどれもすげぇ形してるけど
4. 匿名処理班
奇妙な形態は昆虫や深海生物に良くある評価だけど、
花や植物も負けてないよなぁ。
5. 匿名処理班
O脚のクトゥルフてどういう例えだよw
6. 匿名処理班
鳥のホトトギスのお腹の模様に似てるからなのか
一瞬ホトトギスって花だったっけ?ってなった