モバP「俺と蘭子の息子です」
蘭子「フフフッ……この程度、第六天魔王である我には造作もない事よ!(いえいえ、そんなことないですよ~♪)」
P「温泉での仕事ぶりも好評だし、お前は本当によく頑張ってくれてるよな」
蘭子「ならば我を崇め、奉るがいい! フハハハハハハッ!!(そ、そんな褒められることなんて…/// 私はただ…アイドルとして当然の事してるだけですから)」
P「謙遜することないよ。お前は本当によくやってる。アイドルの鏡ってぐらいにな」
P「おかげで担当プロデューサーである俺の評価も上がって、給料が上がっちゃってさ~。グヘヘヘwww」
蘭子「ほう、黄金の山々か……(わぁ、凄いです! よかったですね!)
P「ありがとう。でも全部お前のおかげさ」
P「えらいえらい。えらいぞぉ!」ナデナデナデ
蘭子「えへへ…///」
P「そういうわけで、頑張ったお前に何かご褒美を挙げようと思うのだが、何か欲しいものはあるか?」
蘭子「契約の対価を支払うだと? 真か!?(えっ、いいんですか?)」
P「遠慮しなくていいぜ。さっき言った通り俺の給料も上がったからな。金銭的な面は心配しなくていい。なんでも買ってやるぞぉ!」
蘭子「なんでも……ですか?」
P「うん、なんでもだ! 男に二言はない! お前になんでもくれてやるぞ!」
蘭子「なんでも……か……」
P「なんなら新しい魔王衣装とかでもいいぞぉ! 何なりと要求して下さい」
蘭子「―――が欲しい」
P「ん? すまん。聞こえなかった。もう一度言ってくれ」
蘭子「赤ちゃんが……欲しい……///」
P「………」
P「ダニィ!?」
蘭子「我の血を引く後継者が欲しいと言ったのだ!(赤ちゃんが欲しいと言ったんです!)」
P「聞き違いじゃなかっただと!? な、なぜだ蘭子!? なぜ急に赤ん坊なんか!!」
蘭子「あれは以前、異世界へと召喚された時のことだ……」
P「ああ、グラブルコラボの話ね」
蘭子「かの世界にて、我は幾度も生と死の狭間を彷徨った。そして気づいたのだ」
蘭子「人は……どんなに抗おうとも、死の運命からは逃れられはしないと……」
P「あ、あれ……? あそこってそんなに殺伐とした世界だったけ?」
蘭子「故に我は理解したのだ! いつ己が身が滅びてもよいように―――」
蘭子「後継者を作るべきなのだと!」
P「いやその理屈はおかしい!」
P「まぁ、確かにな。俺がガキの頃から続いている問題だけど……」
蘭子「このままでは、我々人類は滅んでしまう!(そう、今現在子供が生まれなくて、日本の未来が危いと言われています)」
蘭子「この混沌に満ちた世界の悪しき運命を、誰かが断ち切らねばならない!(こんな世の中だからこそ、少子化への流れに待ったとかけなければなりません!)」
蘭子「故に一刻も早く、王座への継承が必要なのだ!!(そのためには、私達のような若者が自ら先んじて赤ちゃんを作るべきなんです!!)」
蘭子「残酷な円環の理を破壊する魔人を、現世へと召喚するために!(だから私は、みんなの代表として先んじて赤ちゃんを産みたいんです!)」
蘭子「これこそが、魔王に生まれた者への宿命……なのだろう(それがきっと…みんなに夢をと希望を与えるアイドルとしての、私の役目だと思うから……)」
P「な、なるほど……確かに……」
P「―――――ってなわけあるかぁぁぁぁッッ!!!」
蘭子「な、なにぃ……!?」
蘭子「なぜだ友よ!! どうして!?(なんでダメなんですか!?)」
P「お前はまだ14歳だろうが! 子供なんて早すぎるにも程があるわい!」
蘭子「それは違うぞ我が友よ(そんなことないと思いますよ? プロデューサー)」
P「いやいや、そんなことあるだろう!」
蘭子「だが、偉大なる歌姫が言っていた。継承の儀は早くにしないとならないと(だけど、何かの話で子供は若いうちに作ったほうがいいと聞きましたよ?)」
蘭子「さもないと、我が身が滅する危険性があるとか……(羊水が腐るからだとか)」
P「そんな話はでまかせだ!! 仮にそれが本当だとしても早すぎることに変わりはない!!」
P「あとその話をラジオとかの仕事で絶対に発言するなよ!! お願いだからッッ!! いいなッ!?」
蘭子「は、はい……?」
蘭子「そ、そんな……なんでもくれるって言ったのに……」
P「赤ちゃん以外ならの話だ。お前はまだ14歳の子供なんだぞ? それなのに赤ちゃんだなんて……」
P「子供が子供を作るってことじゃないか。そんなの絶対おかしいよ。だからダメだ。それにこういうのは好きになった人に―――」
蘭子「………プロデューサーは、私と子供を作るのが……嫌……なんですか?」ウルッ
P「えっ」
蘭子「嫌……なの……?」ウルウルッ
P「だ、だからそういう問題の話でないわけで!」
蘭子「ううぅ…うぇぇ……」
P「な、泣くなよぉ~……別にお前に魅力がないとかそういうわけじゃないんだから」
蘭子「ううっ……えっぐ……」ウルルッ
P「え、えっと……まぁその……嫌か、嫌じゃないかと聞かれれば―――」
P「嫌じゃ……ないかな……?」
蘭子「ククク。ならば我らを阻む障害はないということ!!」
蘭子「後継者作りに何も支障がないということだ! フハハハハハハ!!」
P「いやちょ!? ってか嘘泣き!?」
P「ちょ、やめるんだ蘭子! 落ち着けェ!! やめろぉぉぉぉ!!!」
蘭子「だが、断る!」
蘭子「んっ……チュ♪」
P「ファ!?」
P「ふおおおっっ!?」
P(断る暇もなくキスを―――あ、アカン……何かすごく気持ちいい……)
蘭子「…んっ///……はぁ///」
蘭子「キス……しちゃいましたね……///」
P「あわわわわわわわ」
P(あ、アカン! 蘭子がめちゃめちゃ可愛すぎて俺の理性がすでに熱戦 烈戦 超激戦だぁ!!)
P「だ、ダメだ……ダメだよ蘭子! い、一旦落ちr」
蘭子「クククククッ……」ニヤリ
P「ん?」
P「ど、どうした蘭子!? 急に高笑いなんかして……?」
蘭子「警鐘が鳴り響いたが、もうこれにて儀式は完了した!(ドキドキしたけど成功です。プロデューサーとキスしちゃいました)」
蘭子「いよいよ魔人が降臨するッ!! もう誰にも止められることはできない! フハハハハハハハハハッッッ!!!(これで赤ちゃんができますね♪)」
P「……………」
P「ダニィ!?」
蘭子「フフフフッ、早速魔人誕生のための城を用意せねばなるまいな(子供が生まれたら洋風のお屋敷に住みたいなぁ~……///)」
P「すでに孕んだ気でいるだと!?」
P「ま、まさか……キスで子供ができると思っているのか? もしそうだとしたら……いや、そのようなことあろうはずが……」
P「ら、蘭子? も、もう子供……出来たの……?」
蘭子「? 無論だ。すでに我が体内にて生命の鼓動が高鳴っておる(そうですよ? 当たり前じゃないですか)」
蘭子「古の時代より女教皇は言っていた。口づけから愛の結晶は成る…と(キスすれば赤ちゃんできるんですよね。お母さんもそう言ってましたし)」
蘭子「これぞ森羅万象の理!(子作りの常識ですよ)」ドヤァ
P「な、なんて純粋な奴だぁ………」
P(一刻も早く性教育をしなければ! 将来蘭子が赤恥をかいてしまう!!)
P(とはいえどうする!? )
P(こんな汚れをしらない純粋な蘭子に性教育をするなんて俺にはとても……)
P(そうだ! こういうのは同性の方にやってもらうのが一番だ!)
P(適任なのはもちろん―――)
P「ちひろさん! お願いします!! かくかくじかじかで、蘭子に性教育を―――」
ちひろ「無視」
P「えっ……?」
ちひろ「無視」
P「ハァ!? な、何でスルーするんですか!? 意味わかりませんよ!?」
ちひろ「無視」
P「協力してくださいよ!! このままでは蘭子が―――」
ちひろ「無視無視」
P「アハァッ☆!?」
蘭子「ククク…真名はどうするか? やはり、先代魔王の名を拝借するべきかな?(子供の名前はどうしようかな~? やっぱりソロモン72柱の悪魔からとろうかな~♪)
P「ひぃ!? 蘭子の奴どんどんその気になってやがる!? しかもこのままでは子供の名がDQNネームに!?」
蘭子「闇が騒いでいるのか? 我が眷属よ?(さっきからどうしたんですか? プロデューサー?)」
P「喜んでるところ悪いが……その……お前の身体にはまだ赤ちゃん
コメント一覧
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- 2014年11月13日 22:14
- パラガスP、とうとう息子ブロリーまで登場か
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- 2014年11月13日 22:14
- やっぱお前だったかパラガスP
ブロリーっぽい息子まで登場させやがって…
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- 2014年11月13日 22:15
- やはり奴でしたか
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- 2014年11月13日 22:21
- パラガスP逞しいなお前www
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- 2014年11月13日 22:23
- 安定のお前
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- 2014年11月13日 22:24
- 待ってたよー
相変わらずで安心した
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- 2014年11月13日 22:24
- >>3読むまでお前だと気づかなかった俺はまだまだだな・・・
ちひろットで不覚にも
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- 2014年11月13日 22:26
- 全員でPのこどもを三人ずつ産めば足しにはなるだろう
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- 2014年11月13日 22:26
- >P「ダニィ!?」
これで分かった
またお前か
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- 2014年11月13日 22:29
- 生きとったんかワレ!www
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- 2014年11月13日 22:29
- やはりあんただったか
元気そうで何よりだぜ
晴が出てきた時の安定感は異常
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- 2014年11月13日 22:32
- ここにゼル伝の炎の神殿の罠置いとくから
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- 2014年11月13日 22:33
- よし!よしのんは16歳だから合法だな!
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- 2014年11月13日 22:33
- 法的に問題無いし14で子供作っても良いじゃん(投げやり)
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- 2014年11月13日 22:48
- 前回冗談のつもりで仕事中にSS書くからとばされたんだろと書いたが
本当に仕事中に書いてたんかいwww
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- 2014年11月13日 22:53
- しかしマジな話もしも14歳の美少女に真剣に想いを寄せられたら自分はどのような選択をすへのだろう
即交際とはいかないだろうが6年も待たせるのは可哀想だし世間体もある
迷うところだ
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- 2014年11月13日 23:00
- パラガスP、晴はやる、が!蘭子はやらん!蘭子は俺の娘だ~!
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- 2014年11月13日 23:02
- もう1レス目見た瞬間にパラガスPだとわかるようになってしまった……
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- 2014年11月13日 23:10
- 待っていたぞ!
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- 2014年11月13日 23:11
- >>16
女性の結婚は16歳からokだよ(因みに男性は18歳から)
未成年者は親の許可がいるってだけで
待たせるの二年で済むね(適当)
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- 2014年11月13日 23:11
- さぁ!次は誰と子作りするんだ!?
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- 2014年11月13日 23:17
- 諸星キラリーはいつ出てきますかね
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- 2014年11月13日 23:28
- お前で安心した、いつも良い作品ありがとう
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- 2014年11月13日 23:32
- 昔の勢いが戻ってきて何よりだわw
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- 2014年11月13日 23:33
- なんだかんだお前の作品好きだよ
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- 2014年11月13日 23:36
- 昔の勢いが戻ってきて何よりだわw
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- 2014年11月13日 23:44
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ダニィで確信&安定パラガスP。
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- 2014年11月13日 23:44
- 最早伝統芸能だわ
梨沙が出てきたときにジェットマン!?ってなったが
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- 2014年11月13日 23:59
- もうなんとなくパラガスPのSSは雰囲気で分かるようになってきた…俺も野菜人になってしまったのか…
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- 2014年11月14日 00:00
- 相変わらず面白いなワレェ
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- 2014年11月14日 00:02
- バラガスPサボりすぎィ!
いいぞもっとやれ
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