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メグ「チノちゃんはココアちゃんのことどう思ってるの?」チノ「え?」



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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:23:50.21


チノ「どうって…」

メグ「お姉ちゃんみたいとか…?」

チノ「なっ!お姉ちゃんじゃありません///」

メグ「そっかぁ…」

チノ「メグさん?」

メグ「じゃあ恋人とか?」

チノ「何いってるんですか!もっとあり得ませんよ」

メグ「そうなんだ!よかった、あのね実はチノちゃんに相談があったの」

チノ「相談?」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:24:20.47


メグ「うん///」

チノ「どんな相談ですか?」

メグ「こっ…恋の相談かな」

チノ「恋ですか…申し訳ないですが私はそういった相談はなれてなくて…」

メグ「いいの…ココアちゃんのこと少し教えてほしいだけだから…」

チノ「ココアさんのこと?」

メグ「うん…」

チノ「どうしてココアさん?」

メグ「どうしてって…ココアちゃんのことが好きだからだよぉ///」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:25:00.76


チノ「え…」

メグ「お願いできないかな?」

チノ「…」

メグ「チノちゃん?」

チノ「あっ…はい、分かりました…」

メグ「ありがとー、えっとねココアちゃんに好きな人がいるかどうか聞いてきてほしいんだ」

チノ「はい…」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:26:12.01




ココア「それでね~千夜ちゃんたら先生の頭の…」

チノ「あの…ココアさん」

ココア「どうしたのチノちゃん?」

チノ「えっと…その、聞きたいことがあるのですが」

ココア「うん、なに?」

チノ「えっと…す…」

ココア「す?」

チノ「好きな人っていますか?」

ココア「チノちゃんが好きだよ~」ギュ

チノ「そうじゃなくて…」

ココア「違うの?」

チノ「恋人になりたい方の好きです///」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:27:01.11


ココア「えっと…」

チノ「…」

ココア「あはっ、チノちゃんもそういう年頃か~」

チノ「なっ…子供扱いしないでください」

ココア「ごめんごめん」

チノ「いるんですかいないんですか?」

ココア「チノちゃんはいるの?」

チノ「私は…なんというか…分からないです」

ココア「そっか…まああんまり考えすぎるのもよくないよ」

チノ「えっ…あの」

ココア「つらいことがあったらお姉ちゃんがなんでも相談にのるからね」


ココア「あっもうこんな時間そろそろ寝ないとおやすみ~」バタン

チノ「あっ…」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:28:18.77


次の日

チノ「ごめんなさいうまくごまかされてしまい聞き出せませんでした…」

メグ「そっかぁ、協力してくれてありがとね」

チノ「はい」

メグ「ねぇ、チノちゃん…」

チノ「なんですか?」

メグ「今度のお休みココアちゃんって何か用事あったりする?」

チノ「用事ですか…私の知る限りではなかったような」

メグ「そっか」

チノ「はい」

マヤ「おーいチノーメグー、どこだー?」

メグ「マヤちゃんだ!隠れて」

チノ「えっ!」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:30:38.26


チノ「どうして隠れるんですか?」

メグ「だってだって、マヤちゃんに知られたら絶対からかわれるもん…」

チノ「そうでしょうか…」

メグ「うん…お願いチノちゃん二人だけの秘密にして」

チノ「分かりました…」

メグ「ありがとう」ギュ

チノ「!」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:33:00.67


メグ「ねぇチノちゃん学校じゃ相談しにくいから今度のおやすみチノちゃんの家に遊びに行ってもいい?」

チノ「はい…私はかまわないですが」

メグ「ありがとう、じゃあマヤちゃん待ってるから帰ろ」

チノ「はい」

マヤ「あ、いたいた何してたんだよまったく早く帰ろうぜ」

メグ「ごめんねー」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:37:20.96


休みの日

メグ「おじゃましまーす」

チノ「おはようございます」

チノ「今お茶でももってきますね」

メグ「ありがとう」

メグ「チノちゃんとふたりっきりって珍しいね」クス

チノ「そうですね」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:40:54.92


メグ「ねえ、ココアちゃんって普段はどんなかんじなの?」

チノ「どんなかんじと言われましても…あのままですよ」

メグ「ほんとにー!」

チノ「ええ、多分」

メグ「そっか~、家でしか見せない一面とか知りたかったなあ」

チノ「そんなにココアさんが好きなんですか?」

メグ「うん、だってとっても優しいし綺麗だし」

チノ「ま、まあそれは…そうですが///」





19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:46:07.76


メグ「それに、お姉ちゃんってかんじだし」

チノ「ココアさんがですか!?」

メグ「そうだけど?」

チノ「特に姉らしいことしてるようには思えないんですが」

メグ「そうかな…」

メグ「チノちゃんはココアちゃんのどんなところが好きなの?」

チノ「え…私はそんな…」

メグ「今私たちしかいないんだし言っちゃいなよ~」

チノ「…絶対に秘密にしてくださいよ///」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:50:17.97


チノ「…私も…お姉ちゃんみたいなところが好きです」

メグ「あれ~チノちゃんさっきお姉ちゃんみたいなことしてないって言ってなかったっけ?」

チノ「あっあれは…その、なんというか」

メグ「そっか~チノちゃんも同じなんだ…」

チノ「えっ?」

メグ「やっぱりチノちゃんもココアちゃんのこと好きだよね」

チノ「それは…」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:54:57.18


チノ「まあ…ほどほどには」

メグ「じゃあ私たちライバルだね」

チノ「そんな…別にメグさんと争う気は…」

メグ「争ったりするんじゃないよ、お互いがんばろうねってこと」

チノ「はぁ…」

メグ「そういえば今日ココアちゃんは?」

チノ「あ、起こすの忘れてました!」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/10(水) 23:59:38.70


ココア「チノちゃんおはよー」

チノ「もうすぐお昼なんですが」

ココア「あれ…ほんとだ」

チノ「いいかげん一人で起きてくださいよまったく」

ココア「えへへ~、あれメグちゃん?」

メグ「ココアちゃんおはよ~」

ココア「どうしたの、もしかして私に会いに来たとか?」

メグ「えっ…えっと///」ドキ

チノ「!!」

チノ「ココアさん…いいから早く着替えてきてください」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:06:12.14


メグ「ねえ、チノちゃんお付き合いするってどんなことすればいいのかな?」

チノ「え、手をつないだり…一緒にお出かけしたり?」

メグ「それだと普通の友達と変わらないよ?」

チノ「それもそうですね…あ、あとキスしたりとかでしょうか?」

メグ「キス///」

チノ「あっいや別にココアさんとキスしたいとかそういうわけでは…」

メグ「でもやっぱりお付き合いしたらするよね…」

チノ「…」

メグ「…」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:12:18.88


メグ「もしキスすることになったらどうしよう私キスとかしたことないよ」

チノ「いや、ココアさんもないと思いますよ…多分」

メグ「そうかなぁ…ココアちゃんならキスくらいしたことありそうだけど」

チノ「そうなんでしょうか…」

メグ「下手だったら嫌われちゃうかな…」

チノ「…」

メグ「ねぇ…チノちゃんお願いがあるんだけど」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:17:12.80


チノ「なんですか?」

メグ「キスしてもいい?」

チノ「えっ!」

メグ「練習だよ、やっぱりしたことないとカッコ悪いし」

チノ「ですが…私もしたことありませんし…」

メグ「だったらお互いの練習になるね、ライバルはフェアじゃないと」

チノ「あう…でも、その」

メグ「お願い///」

チノ「!」ドキ

チノ「いっ一回だけですよ…」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:22:56.99


俺「うん...一回だけ・・・」ドキ ドキ

チノ「んっ・・・ちゅっ...///」

俺「はい!終了」ニコッ

チノ「えっ・・・」

俺「続きはまた今度ね!」ガチャッ...バタン

チノ「もうっ・・・」///



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:29:27.35


>>31
かわいい



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:25:30.21


メグ「チノちゃん…目つむって」

チノ「はい…こうですか///」ドキドキ

メグ「うっうん///」

メグ「じゃあするね」

チュ

チノ「///」

メグ「どうだった?」

チノ「よくわからなかったです」

メグ「だよね…私も」

メグ「もう一回してもいい?」

チノ「…はい///」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:31:45.82


ココア「さてさて、チノちゃんたちは何の話してるのかな~」

ココア「もしかして私の話とかしてたりして♪」

ココア(ちょっと部屋の前で聞き耳立ててみようかな)

メグ「もう一回してもいい?」

チノ「…はい」

ココア(なにかで遊んでたのかな?私も混ぜてもらおーっと)





37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:37:24.71


ココア「チノちゃ~ん私もまーぜて」

チノメグ「!!」

ココア「どうしたの二人ともそんなにあわてて」

チノ「べっ別にあわててないですが」

メグ「そうだチノちゃんこの前のボードゲームやろうよ」

チノ「そうですね、持ってきます」

ココア「わたしもやるやる~」

チノメグ(あぶなかった…)


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:46:05.40




チノ「今日はメグさんとキスしてしまいました…」

チノ「…何でしょう、変な気分です」

チノ「メグさん…」

__________________________

メグ「チノちゃん今頃なにしてるのかな~」

メグ「もう寝ちゃったかな…」

メグ「あれ…なんでチノちゃんのことばっかり考えちゃうんだろう…」



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:52:33.60


学校

マヤ「ようおはようチノ、メグ」

メグ「おはようマヤちゃん」

チノ「おはようございます」

マヤ「どうしたの?お互い目そらして喧嘩でもしたか?」

チノ「いえ、そんなことは…」

メグ「うん喧嘩なんてしてないよ」

マヤ「じゃあなんで背中で語りあってるの?」

チノ「それはその///」

メグ「だってぇ///」

マヤ「?」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 00:58:53.97


マヤ「そうそう昨日のドラマ見たか」

メグ「あぁ~見るのわすれてたよ」

マヤ「なんだよ、面白かったのについに主人公がヒロインとキスしたんだ」

チノメグ「キス!!」

マヤ「うわっ!」

チノ「あっ…えっと、ネタバレはよくないと思います…」

メグ「う、うん」

マヤ「ああ、ごめん」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 01:04:45.82


マヤ「じゃあな~」

メグ「また明日ね~」

チノ「はい、さようなら…」

リゼ「お、チノお帰り」

チノ「遅くなってすみません掃除当番だったので」

ココア「大丈夫だよお客さん全然きてないし」

リゼ「おい」

チノ「今着替えてきます」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 01:10:51.73


チノ「おまたせしました」

チノ「ってメグさん」

メグ「きちゃった…」

ココア「今日は一人なの?」

リゼ「珍しいな」

メグ「うん、そうなの」

ココア「メグちゃんもふもふ~」

チノ「!!」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 01:17:49.35


チノ「ちょっとココアさん!」

ココア「あはは、ごめんごめん」

メグ「あはは」

チノ「メグさんどうしたんですか?」

メグ「あのね…チノちゃんにお話があって…」

リゼ「それだったら部屋で話して来たらどうだ?」

チノ「ですが…」

ココア「そうだよ、お客さんなんて平日ほとんど来ないし」

チノ「分かりましたありがとうございます」

メグ「ごめんね~」

チノ「いえ、行きましょう」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 01:23:50.65


チノ「えっと…話ってなんでしょう?」

メグ「あのね…昨日のことなんだけど」

チノ「ああ…えっと練習の」

メグ「うん…」

チノ「別に気にしてないので大丈夫ですよ」

メグ「チノちゃんはなんともなかったの?」

チノ「なんともなくはなかったですが」

メグ「私ね…変なんだよ、昨日からずっとチノちゃんのことばっかり考えてるの…」

チノ「えっ」ドキッ


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 01:34:34.36


メグ「…」

チノ「それって…」

チノ「えっと…メグさんはココアさんが好きなんじゃ」

メグ「もう分からないの…」

メグ「チノちゃんのこと好きになっちゃったのかも///」

チノ「メグさん…」ドキドキ

チノ「私も…」

チノ「私も今日メグさんのことばかり考えてました///」

メグ「そうなんだ…おんなじだね」

チノ「ですね」





61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 01:42:15.27


メグ「チノちゃんキスしていい?」

チノ「んっ…」

チュ

メグ「えへへ」

チノ「メグさん…あの、もう一度」ギュ

メグ「チノちゃん…好き」チュ

チノ「…私も」チュ

________________________

学校

メグ「はい、あーん」

チノ「あーん」パクッ

マヤ「!」



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/09/11(木) 01:46:02.75


ココア「チノちゃんが最近かまってくれないよ~」

リゼ「前から軽くあしらわれてただろ」

ココア「でも最近はなんか照れがないというか…私嫌われちゃったのかな」

リゼ「いやそんなことないと思うぞ」

ココア「チノちゃん…」

END


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