1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:13:18.09 ID:Tt2IvbRC0
一話 降臨!キュアニート!
ニート「私ニート!職業家事手伝いの女の子!将来の夢はお金持ちのイケメンと結婚して専業主婦になること!今日は何やらパパが神妙な顔して話があるって…」
コンコン
父「入るぞ」
父「ニート、お前をこのままニートで居させるわけにはいかなくなった」
ニート「イヤよ!私絶対働かないかんね。中流階級設定なのに明らかに大きいこの家でずっとダラダラするんだから!」
父「いい歳の娘が働かずに、顔は普通でも前かがみになればちょっとむっちり段差ができるお腹、茶髪は伸びてプリン。父さん悲しいぞ」
ニート「関係ないでしょ!」
父「母さん似の子なんだ。お前だってちょっと努力すればキレイになれるのに……」
ニート「今でも十分可愛いからいいんです。で、なんで働かなきゃならないのよ」
父「仕事をクビになりそうなんだ……スカウトする子があと一人いなくてな」
ニート「そう言えばお父さんスカウトのお仕事だったわね。なんのスカウト?まさかアイドル!?…キャバ嬢とか?」
父「――プリキュアだよ。黙ってたけど父さんな、実は妖精なんだ」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:14:48.35 ID:wM1WZ46L0
父さん妖精ワロタ
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:16:41.82 ID:Tt2IvbRC0
父「そうだ、ウチの家系な男は妖精になるんだよ、ホラ」
ポンッ
ニート「うっそ………」
妖精父「頼むニート。あと3人は目星がついている。今年のノルマ4人目のプリキュアにはお前が必要なんだ」
ニート「うーん……」
父「一年、一年だけでいいんだ!」
ニート「給料出るのよね?」
父「ああ、勿論だ。ピンクポジションは他メンバーの1・2倍だぞ」
ニート「んー、まぁプリキュアならやってもいいかな」
父「そうか!では早速仕事に行こう」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:20:51.45 ID:Tt2IvbRC0
公園
「ヤフーチャットバンザーイ!!」
獣幹部「ふはは!行け怪人よ!」
ニート「えっ……アレと戦うの」
サラリーマン「誰かー!助けてくれ!!」
父「頼むニートよ!戦ってくれ!」
ニート「あーもう!仕方ないわね」
父「プリキュアエレメンタルアップと叫ぶんだ!」
ニート「プリキュア!エレメンタルアーップ!」
(チャッチャッチャチャチャ ゴーゴー ニート!)
すたっ
ニート「しない!やらない!働かない!キュアニート!」バーン
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:24:50.97 ID:Tt2IvbRC0
父「やったな!ニート!」
獣幹部「お前は……伝説の戦士プリキュア!」
ニート「フリフリだしなんか恥ずかしいな……」
怪人「ヤフーチャットバンザーイ!!」
ニート「ひぃぃぃ!こっち来ないで!」ぽかっ
ずしゃぁぁぁぁぁぁがっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁん
怪人「」
父「いまだニート!とどめを刺すんだ!」
ニート「プリキュア!ゴージャス☆ニーーーート!」
怪人「ぐわあああああああああああ」
ニート「おぉ…この強さなら世界征服も夢じゃないわね」
獣幹部「覚えていろ!プリキュア!」
サラリーマン「ありがとうございます……助かりました」
ニート「この私を働かせたんだからせいぜい感謝していきなさいよね」
父「よくやってくれた!わが娘よ!」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:27:35.92 ID:YpQkI2gi0
ゴーゴーニートでワロタ
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:27:56.75 ID:Tt2IvbRC0
二話 出撃!キュアヒッキー!
朝
ニート「いででででででで!ああああああ!筋肉痛がああ」
こんこん
父「ニート、今日も仕事だぞ。頑張ろうな」
ニート「筋肉痛だから今日は無理!」
父「そうか…なら給料も無しになるんだが……」
ニート「わーったわよ。先週分の給料寄越しなさいよ」
ニート「―――――3万5千円……しょっぱいわね」
父「そう言わないでくれ。不況でな。これでもほかのポジションの1・2倍だぞ?」
ニート「命張ってんのに1週間35kはないでしょーよ!」
父「ま、まぁ落ち着いてくれ。後3人いるんだし負担は減っていく筈だから」
ニート「とっとと行くわよ!」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:32:30.48 ID:Tt2IvbRC0
引きこもり宅
ヒキ母「うちの引きこもりが社会復帰できるって本当なんでしょうか……」
父「えぇ、私と娘にお任せを!」
こんこん
父「出てきてくれないか?君にはプリキュアとしての使命が…」
ヒッキー「―――出て行ってください」
ニート「甘えてんじゃないわよ!!社会人舐めんなさっさと出てこいコラ!」
ヒッキー「出てってよ!」
ニート「――チッ。この穀潰しめ……」
父「まぁいきなりでは仕方ないか。日を改めて伺うからね」
ヒッキー「…………」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:38:50.13 ID:Tt2IvbRC0
ヒキ宅前
BBA幹部「オーッホッホ!怪人よ!人間どもの感情を腐らせるのよ!」
怪人「ヤフーチャットバンザーイ!!」
幼女「うわあああああああん!」
父「ニート!変身して戦うんだ!」
ニート「いや……ちょっと筋肉痛マジでキツい。ホント無理」
父「くっ…このままでは皆の心が」
ニート「そうだ!アイツを使いましょう!」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:44:50.81 ID:Tt2IvbRC0
ヒキ部屋前
ニート「お願い!でてきて!」
ヒッキー「――――――――」
「キャー助けてー!」
「プリキュアはいないのか!?」
ヒッキー「どうせ私を必要とする人なんて……」
ニート「居るわよいるいる!」
ヒッキー「え………?」
ニート「外から声が聞こえるでしょう!?その人たちを救えるのはあなただけよ!!」
ヒッキー「私が……?」
ニート「そうよ!(戦える)プリキュアはあなたしかいないの!戦えない(私含む)人たちの為にも戦って!!!」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:51:10.56 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「―――分かった」
ガチャ
ニート「げっ、こいつ私よりかわいいぞ…」
父「銀髪碧目娘……私の目に狂いはなかった!」
ヒキ母「とうとううちのヒッキーが……」
ヒッキー「――私はどうすればいいんですか?」
父「このアイテムを使って、こう叫ぶんだ!!」
ヒッキー「プリキュア!エレメンタルアーップ!」
(チャッチャッチャチャチャ ゴーゴー ヒッキー!)
すたっ
ヒッキー「難攻不落の鋼の城!!キュアヒッキー!!」バーン
BBA幹部「ええい!またプリキュアか!」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 00:58:41.37 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「皆逃げてください!」
「ありがとう!」
「プリキュア可愛いーー!」
「頑張れプリキュア!」
ヒッキー「みんなが私を必要としてくれる――――!!」
怪人「ぐおおおおおおお!!」
ヒッキー「プリキュア!コード!プロテクト」
怪人「ぐっ――――ぐおおおおおおお」
BBA幹部「クッ…怪人の動きが」
ヒッキー「今よ!ニート!」
ニート「えー?あたしもたたかうのー?」
父「ヒッキーは防御技主体のプリキュアなんだ」
ニート「必殺撃つだけだしまぁいいか。一分くらい待ってて」
ヒッキー「――くっ……うぅ早く!」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:04:56.14 ID:dKqtgFF40
>>20
キュアヒッキーの台詞はかっこいいのにキュアニート……
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:07:11.30 ID:Tt2IvbRC0
3分後
ニート「よーし、そろそろか」
ヒッキー「―――早く!」
ニート「プリキュア!ゴージャス☆ニーーーート!」
怪人「ぐああああああああああ」
BBA幹部「覚えていなさい!プリキュア!」
ニート「あー……疲れた」
ヒキ母「ありがとうございます…ニートさんのおかげで……家のヒッキーは」
ニート「まぁ社会人として当然のことをしたまでですよ」
ヒッキー「あなたの言葉………すっごく胸に響きました…!私を必要としてくれる人がこんなにも居るだなんて」
ニート「伊達に社会人してないからねー」
ヒッキー「やっぱり家で株をやって生計を立てているようじゃダメなんですね」
父「いやいや、立派じゃないですか」
ニート「」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:16:12.62 ID:Tt2IvbRC0
ニート「ち、ちなみにいくらほど稼いでんのよあんた……」
ヒッキー「月に60万ほどは。それがどうかしましたか?」
ニート「(ちょっとお父さん)」
父「ん?」
ニート「(コイツの分の給料あたしの口座に振り込んどきなさいよ)」
父「流石に無断でそれは…」
ニート「(許可さえとりゃいいのね)」
ニート「ところで貴女、プリキュアの給料はどうするつもり?」
ヒッキー「んー、普通に家に入れるのと貯金ですかね」
父「いやぁご立派だ」
ニート「甘いわね!プリキュアはみんなを救うヒーロー!お給料は寄付するのが基本なのよ!」
ヒッキー「そうなんですか?」
ニート「そう、私もしてるわ!あなたの分も管理してあげてもいいわ!」
ヒッキー「すごい…!かっこいい!」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:25:44.83 ID:Tt2IvbRC0
ニート「プリキュアとして当然の事よ」
ヒッキー「すごい!師匠と呼ばせてください!」
ニート「えぇ、よくってよ」
父「(これでいいのかなこの子)」
三話 オンステージ!キュアドキュン!
ニート「いやー大分プリキュアも楽になったわねー」
父「お前な…戦闘殆どあの子に任せっぱなしじゃないか、給料までだまし取って」
ニート「いーのいーの!あの子私のためとか言って最近空手まで習いだしたのよ」
父「イイ子じゃないか。それをお前は………」
ニート「あーそういえばもう一人のプリキュアは?」
父「全く……中学校に行けばいるぞ」
ぴーんぽーん
ヒッキー「ししょー!行きましょー!」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:29:00.06 ID:4+Xkciso0
ヒッキーかわいい
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:31:16.58 ID:Tt2IvbRC0
ニート「おーう、待ってなー」
中学校
ニート「中学って三年ぶりくらいかしら」
ヒッキー「私は一年ぶりですぅ」
ガヤガヤ
ニート「ちょいーと通るわよ……アイツかー」
ヒッキー「ちょっと怖そうですね…」
DQN「キャハハハハ!マジ受けるー」
DQN2「だよねー」
DQN3「超ないわー!」
ニート「ねぇお父さん、マジでアイツスカウトすんの?」
父「あぁ。見た目はあれだがいい子だぞ」
ヒッキー「って言うかどの人なんでしょう」
父「無印の子だ」
ニート「アレがいい子ねー……ちょっと観察してみるか」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:41:41.68 ID:Tt2IvbRC0
放課後
DQN2「どこ行くー?」
DQN3「やっぱマックからのカラオケっしょー」
DQN「いいね!」
DQN2「あーもうメンバー決まってるから」
DQN3「最近お前といてもつまんねーしな」
DQN「―――あ、そうだ今日ダンスあるしどっちいけねーわ!また誘って!」
DQN2・3「おー、じゃーな」
DQN「………私嫌われてんのかな」
ニート「嫌われてるわね」
DQN「うわぁ!どっから出てきたんだよお前!」
ニート「アンタさ、アイツらとつるんでて楽しいか?」
DQN「楽しいに決まってるだろ!友達なんだぞ!」
ヒッキー「無理をしてるようにも見えましたが………」
DQN「……んなことねーよ」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:48:02.22 ID:Tt2IvbRC0
ニート「ダンスがあるだなんてバレバレの嘘までついてさ、疲れない?」
DQN「お前には関係ないだろ!だ、ダンスやってんのはホントだし……好きなんだよ」
ニート「でもね、あんたこれからプリキュアになるのよ。あんなのとつるんでちゃプリキュアのイメージがねー」
DQN「あんなのってなんだよ、友達の悪口言うなよ!アイツらとつるむのやめるくらいならプリキュアにもなってやんねー!」
ニート「うっさいわねー。あんな自分よりブスであんたのこと好きでもない奴とつるむのやめなさいって言ってんの」
DQN「う、うぅ……酷いこと言うなよ」ぐすん
ヒッキー「ししょー…泣いてますよ……言い過ぎなのでは」
ニート「しゃーないわね!そこまで言うならあんたに現実見せたげるわ!ついてきなさい」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 01:56:54.07 ID:Tt2IvbRC0
カラオケ
DQN2「DQNといてもつまんないよなマジ」
DQN3「分かるー!アイツ門限とか真面目に守ってるし!」
DQN4「しかも処女らしいよ!」
一同「「「ないわー」」」
ニート「ほら見なさい。女同士なんてこんなもんよ」
DQN「嘘だ!嘘だもん!……うっうぅぅ…」
ヒッキー「DQNさん……」
ドォォォォォォォン
怪人「ヤフーチャットバンザーイ!!」
筋肉幹部「行け怪人!」
DQNズ「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
DQN「みんなが!」
ニート「(お、展開如何では私は戦わずに済みそうね)」
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 02:04:06.47 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「ししょー!戦いましょう!」
ニート「いいえ、少し待って」
DQN「何でだよ……お前達戦えるんだろ?」
ニート「でもさ、アンタに酷いこと言った奴がくたばるかも知れないんだよ?合法的に」
DQN「…………」
怪人「ヤフーチャットバンザーイ!!」
DQNズ「「「助けてプリキュアーーー!」」」
ニート「人の事陰でぐちぐち言っていざとなったらこれよ、都合よすぎるって思わない?」
DQN「それでも……」
ヒッキー「DQNさん?」
DQN「それでも友達なんだ!!たとえ嫌われてたとしても助けられるの力があるのに助けないなんておかしいと思うから!」
ヒッキー「一緒にがんばりましょうね!」
ニート「(よし、どうにかなった)」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 02:13:00.01 ID:Tt2IvbRC0
DQN「プリキュア!エレメンタルアーップ!」
(チャッチャッチャチャチャ ゴーゴー どきゅーん!)
すたっ
DQN「私とみんなで作るステージ!キュアドキュン!」どきゅーん
ニート「私は逃げ遅れた人の避難誘導をするわ!怪人は任せるわ!」
ヒッキー「さすがししょー!視野が広いです!」
DQN「待て怪人!」
怪人「ん?」
DQN「こんのぉ!」ばこぉ
怪人「ぐおおおうふ」
ヒッキー「強いです!」
DQN「みんなは早く逃げて!」
DQNズ「あ、ありがとう!」
DQN「プリキュア!DQN……オンステージ!」
ぎゅおおおおおおお
怪人「ぐあああああああああ」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 02:23:37.45 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「そういえばししょーはどこ行ったんでしょ」
ニート「よ〜ベースまーいべス!生きてるんだからー ふー!ただで歌うカラオケは楽しいわねー!」
後日
DQN2「え!プリキュアと知りあいってマジかよ!」
DQN「まーな」
DQN3「ていうかちょっとこの前助けてくれたプリキュアにちょっと似てね?」
DQN「んなことねーよ!」
DQN4「いやいや、その場にいなかったお前が何で焦ってんだよ」
DQN「それもそうだよな!ははは……」
父「上手くいったようだね」
ヒッキー「よかったですー」
ニート「どうでもいいけど給料の話したのお父さん?」
父「ん、まだだけど」
ニート「んーじゃ私がしてくるわ」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 02:31:23.69 ID:Tt2IvbRC0
ニート「よ、やってるかー?」
DQN「お疲れ様です!先輩!」
DQNズ「誰この人?」
DQN「んー、まぁ先輩みたいな?」
ニート「アレのことだけどさー、アレ給料出んのよ」
DQN「そうなんですか?」
ニート「そうそう、んでアンタまだ中学生じゃん?だから私が預かっててあげる」
DQN「よく分かんないんですけどお願いしますね!」
DQNズ「何々〜お前給料出るってヤバいことしてんじゃね―の?」
DQN「ま、内緒だ内緒」
ヒッキー「仲がよさそうで何よりですね!」
ニート「そーねー、早いこと最後の一人見っけましょ」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 02:39:54.10 ID:Tt2IvbRC0
第四話 進撃!キュアビッチ!
ニート「ヒッキー、お茶」
ヒッキー「はい、ししょー」
ニート「DQNー雑誌とってー」
DQN「ういっす!」
父「全く近頃のニートときたら……プリキュアにならない方がよかったんじゃないか」
ニート「お父さんなんか言った?」
父「いや、何もないんだ」
父「(やはり毒がある子を入れるしかないか……)」
ニート「お、48kg!50切った!」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 02:49:19.33 ID:Tt2IvbRC0
パーティ会場
ニート「ここが最後の一人がいる場所ねー……」
DQN「私場違いな気がするんですが」
ヒッキー「緊張しますぅ」
ニート「私料理食べとくから、アンタら探してきて」
イケメン1「美しいお方ですね。よかったら私と」
ヒッキー「え、えぇぇ!?ししょー!助けてくださぁぁい」
イケメン2「あっれー君ひとり?俺とちょっとあっち行かない?」
DQN「な、なんだよ……変なことしたら怒るからな!」
ニート「……なんで私のとこには来ないのよ」
「あら、パーティ会場ですのに殿方も横に居ないなんて随分さびしいお方ですわね」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 03:01:16.64 ID:Tt2IvbRC0
ニート「はぁ!?お前誰」
ビッチ「やだ怖い。あなたのお父様から何やら話があるとお伺いしているのですが」
ニート「ゲッ……あんたが最後の一人?」
ビッチ「えぇまぁ」
ニート「とりあえず!横に居る男たち外しなさいよ」
ビッチ「それは残念。貴方達外してくださる?」
ゾロゾロゾロ
ビッチ「またホテルでねー!」
ビッチ「――なるほど。まぁいいでしょう」
ニート「べ、別に無理してならなくていいのよ?」
ビッチ「構いませんわ。年上の方との恋も飽きてきましたし、小さい男の子にも萌えますわ」
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 03:09:59.80 ID:Tt2IvbRC0
ニート「あんた何考えてんのよ!プリキュアよ!?正体は基本隠すもんだから!」
ビッチ「別にいいじゃない。プリキュアの姿のままなら正体はわからないままですし」
ニート「(コイツはヤバいわ……ヒッキーとDQNは……)」
イケメン1「この後も空いてますか?」
ヒッキー「あ、空いてますけどぉ……そうじゃなくて」
イケメン2「これからどうするよー?」
DQN「お、男だろ!リードしろよ、情けねーな」
ニート「(くっそぉぉぉぉ!満更でもねーじゃねーか)」
ビッチ「ひょっとしてアナタあんまり経験とかない人?」
ニート「べ、別にぃ!?処女じゃないし!」
ビッチ「――いえ、そこまで聞いたわけでもないんですが……フフ、処女なんですね」
ニート「(いかん……このままではこの色情魔にプリキュアが支配されることに)」
ドォォォォォぉん
怪人「ヤフーチャットバンザーイ!!」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 03:24:13.79 ID:Tt2IvbRC0
ビッチ「いらしたようですね」
ニート「ヒッキー!DQN!―――――居ない………!」
ニート「コイツをプリキュアにするわけには…!プリキュア!エレメンタルアーップ!」
(チャッチャッ チャチャチャ ゴーゴー!ニート!)
ニート「しない!やらない!働かない!キュアニート!」
怪人「ヤフーチャットバンザーイ!!」
ニート「きゃぁぁあぁぁぁ!!コイツ……強い!」
ビッチ「お手伝いしましょうか?」
ニート「いらん!!うおおおおおお!」
父「二人にばっかり戦闘を任せた付けが来たようだな……」
ニート「クッソー……私は悪くない私は悪くない!」
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 03:27:53.52 ID:Tt2IvbRC0
ビッチ「あのーおてつだい」
ニート「あーもう!手伝いなさい!」
ビッチ「はぁい」
ビッチ「プリキュア!エレメンタルアーップ!」
(チャッチャッ チャチャチャ ゴーゴー!ビッチ!)
ビッチ「咲き乱れる酒池肉林!キュアビッチ!」びーーん
ビッチ「プリキュア!サキュバス―――ウィザード!!」
ごぉぉぉぉぉぉぉ
怪人「あ、あへぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……あっ♪」
ビッチ「やだ、もう御仕舞い?これからが楽しいのに」
ニート「こいつ……怪人になにしたのよ」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 03:35:47.90 ID:Tt2IvbRC0
ニート「あのね、給料のことだけど」
ビッチ「聞き及んでいますわ。別にかまいませんよ?お金ならパパにいつでも戴けますから」
ニート「あっそ。パパって本当に父親の事なのかしらね」
父「それよりニート、他の二人を助けに行かなくてもいいのか?」
ニート「はっ!しまった!!」
イケメン1「ちょっとだけだから、ね?」
ヒッキー「だめですよー……もう帰らないと」
ニート「待ちなさい!プリキュア!ゴージャス☆ニーーーート!」
ぎゅおおおおおおおおお
イケメン1「ぐああああああああああ!」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 03:43:22.61 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「ししょぉぉぉ」
ニート「よし、つぎね!」
イケメン2「これからっしょ?DQNちゃんも大人にならない?」
DQN「う、うぅ……」
ニート「問答無用!プリキュア!ゴージャス☆ニーーーート!」
イケメン2「ぐあああああああああ!!」
ニート「――たく、私になびかないイケメンなんて怪人も同然なのよ」
DQN「先輩………!」
父「一般人に必殺技を打ち込むなんてなんてことを……」
そして数か月後
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:04:50.46 ID:Tt2IvbRC0
ニート「売れ残りに生きる場所なんてないのよ!みんな!行くわよ!」
BBA幹部「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ニート「今更筋肉男子なんてはやってないのよ!!さっさと消えなさい!!」
筋肉幹部「ぐあああああああ!!!!」
ニート「畜生ごときが人間様に刃向おうだなんて生意気なのよ!!」
獣幹部「うわああああああああああ!!」
ビッチ「残るは親玉だけですわね」
親玉「ふふふ……プリキュア達よ!よくぞここまできた」
DQN「出やがったな!」
ヒッキー「凄く……おっきぃです」
親玉「貴様たちにはまずもう一人の自分と戦ってもらう!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:10:00.50 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「ここは……?」
闇ヒッキー「私なんてプリキュアが終わればまた誰からも必要とされなくなる」
ヒッキー「そ、そんなこと……」
闇DQN「いつもいつもまた嫌われるんじゃないかと怯えてんだよなぁ?」
DQN「う、うっせー!」
闇ビッチ「一夜だけの関係なんて虚しいだけ。貴方もそう思うでしょ?」
ビッチ「―――――――――」
光ニート「私だって……少しは働かなきゃって思ってる」
ニート「うっ……」
61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:11:14.77 ID:Br4ZRgyS0
ワロタ
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:12:10.83 ID:zI56fCcy0
えぐられるなwww
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:21:55.54 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「そんなことない!私にはししょーがいる!あの人が必要としてくれる!」
闇ヒッキー「クッ!」
DQN「例えそうだとしても!先輩は厳しい意見で導いてくれたんだ!仲間が居ればみんなが繋がるんだよ!」
闇DQN「ちぃっ!」
ビッチ「女は一度身籠ると男を選びなおすのが大変ですからね。モテるうちに遊んでおかないと。あの人を見て尚更そう思いました」
闇ビッチ「なっ!?」
ニート「だとしても私働かない…!私は自分のしてきたことが間違いだなんて思いたくないよ!」
光ニート「本当にそれでいいの?」
ニート「後悔と学習はしても反省はしない!!私は絶対間違ってない!アンタの方こそ消えなさい!!」
光ニート「そう……もう手遅れのようね」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥ
ニート「――みんな勝ったみたいね!自分に」
64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:27:13.12 ID:pAC+mC150
手遅れワロタwwwwww
65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:30:57.39 ID:Tt2IvbRC0
親玉「ほう、なら私自ら相手をしてやろう」
ビビビビビビビビビビビ
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ビッチ「流石に手強いですね」
親玉「まずは貴様からだ、キュアニート!」
ニート「うっそ、他のからに……」
父「ニート!危ない!!」
親玉「死ねぇ!!」
父「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ニート「お父さん!」
父「問題児でも大事な娘だからな……可愛い娘の為なら命なんて惜しくないさ」
ニート「うぅ……死ぬならせめてパワーアップアイテム出してからにしてよう。このままじゃ無理だよ……」
父「……あ、あぁ。そうだな、父さんが悪かった」
66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:32:04.83 ID:IzZSq3I40
駄目だこのニート、はやくなんとか……遅かったか
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:34:18.37 ID:zI56fCcy0
救い用がないなwwww
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:36:04.23 ID:Tt2IvbRC0
父「コレだ……君達の心に反応して力を授けてくれる」
DQN「おっちゃん……」
ヒッキー「おじさん……」
ビッチ「パパ………」
ニート「お父さん………!」
「力が溢れてくる………!」
親玉「何だ………!何なんだこの力は!!」
父「最後に一つだけいいか………?」
ニート「うん……………何?」
父「父さんな………実は妖精じゃなかったんだ」ガクッ
71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:39:42.79 ID:IzZSq3I40
>>ビッチ「パパ………」
おいちょっとまて
72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:41:23.76 ID:pAC+mC150
こりゃ間違いなくビッチと寝たな
73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:44:51.42 ID:Tt2IvbRC0
ニート「えっ!?」
親玉「貴様の父は一体………」
ニート「アンタが殺しちゃったんでしょ!!都合いいこと言ってんじゃないわよ!私だって気になるのに!」
コォォォォォォォォォォォ
ニート「みんな行くわよ!」
ヒッキー「シャイニングヒッキー!!」
DQN「シャイニングドキュン!!」
ビッチ「シャイニングビッチ!!」
ニート「ダークネスニート!!」
ニート「みんな!頑張って!!」
「はい!」
親玉「おのれプリキュア!来るがいい!!」
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 04:53:23.36 ID:Tt2IvbRC0
ヒッキー「やぁぁぁぁっ!」
親玉「ぐぅぅぅ!」
DQN「おりゃあ!!」
親玉「ぬおぉぉぉ!!」
ビッチ「――えいっ」
親玉「ふ、ふおぉぉぉぉ」
「「「ニート!」」」
ニート「プリキュア………!!ダークネス!オールサンデーーーーーーーーー!!!」
親玉「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ニート「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁ!!これで働かなくて済むわ!」
ヒッキー「でも……おじさんはもう………」
ニート「あー…そういえばお父さんどこ行ったんだろ?消し飛ばしちゃったかな」
DQN「先輩………」
ビッチ「うっうっ……パパ………!!」
79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 05:03:09.44 ID:Tt2IvbRC0
数か月後
ニート「妻である者以外と関係を持つと妖精の力を失う……か。アイツ屑だったんだなー」
ヒッキー「死んだお父様を責めないでください……」
DQN「でも相手って誰だったんだろうな」
ビッチ「あの真面目な方が……皆目見当もつきませんわ」
ニート「いやー!でもお父さんが死んでニート出来ないかもって思った時はホント悲しかったよ」
ヒッキー「ししょーには私がおりますよ〜」
ニート「うむうむ。ヒッキー!紅茶おかわり!」
ヒッキー「はーい」
DQN「それでいいんですかヒッキーさん」
ビッチ「パパなんていくらでも代わりはいますからね」
80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 05:05:56.83 ID:A9DwVca30
妖精は妖精なんだ
81: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 2014/03/09(日) 05:07:21.99 ID:7JD/WW3G0
どう考えても
82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 05:10:29.48 ID:Tt2IvbRC0
ニート「あ、そろそろ家に荷物また取りに行かないと!」
ビッチ「そういえばここヒッキーさんの家でしたね」
DQN「たまり場になりすぎて違和感ないっすねー」
ヒッキー「お母さんは私にお友達ができて喜んでくれてるので、遠慮なさらないでくださいね」
ニート「あたぼうよ、ヒッキータクシー代借りてくね」
ニート宅
ニート「たっだいまー!ってアレ、お兄ちゃん帰ってたの?」
兄「あぁ、久しぶりだなニートよ」
ニート「珍しいねー、ずっと外でお仕事してたのに」
兄「うむ、お前をスカウトしに来たのだ」
ニート「え?」
兄「実は俺、妖精でな」
終わり
84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 05:12:28.53 ID:Br4ZRgyS0
乙
85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 05:20:44.19 ID:fFuJTPp30
面白かった
86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/09(日) 05:38:54.16 ID:2jdUhwpu0
おつんつん
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