女「寝取ってほしい人がいるの……」
男「ほう……」
俺は必殺寝取り人
まだ依頼はされたことないが、頼まれた依頼は必ずこなす、凄腕の仕事人だ
女「相手はこの子」
男「………」
震える手で差し出されたソレ
そこには仲が良さそうなカップル……いや、兄妹が写っていた
男「こいつらは学校でも有名な……」
女「そう、この人の妹を堕としてほしいの」
男「オーケーオーケー、やってみるよ。報酬は下駄箱にでも入れておいてくれ」
女「……疑うようで悪いんだけど、本当にできるの?」
男「ふっ………」
野暮な質問だ。そりゃできるかできないかで言われたら、多分できないと思うが。
依頼しておいてその質問はないだろう、ここで断言しちゃったら後でめんどくさいことになりそうだ困った。あ、帰り歯磨き粉買わなきゃ
男「君、今まで人と真剣な付き合いしたことないだろう?」
女「な……!」
わかりやすい女だ、助かった。このまま押し切ってしまおう
男「少し、肩を触るよ」
女「………っ」ピク
この娘は男に慣れていないんだろう、俺が例の妹を寝取ったところでこいつは………
男「ひとつ質問していいか?」
女「……なに」
男「罪悪感は、無いか?」
女「………」ビク
俺の手の下でこの娘はどんどん小さくなっていくのを感じた
話題を逸らすには絶好のチャンスだ
女「もちろんある……!でも、このまま……あきらめたくないの!」
男「うん、それだけ強い気持ちがあれば大丈夫だな。後は俺に任せろ」
女「お、男くん……」
男「さ、今日は帰れ。お前は間違ったことをしてるわけじゃない。安心しろ」ポンポン
女「………」コク
男「肩、勝手に触ちゃってごめんな」
女「いや、なんか逆に安心したかも……頼んだよ、男くん……」
なんとかやりすごした、相当罪悪感を感じていたんだろう、最初の質問は既に彼女の頭の中には無くなったはずだ
男「あの妹……か」
問題はどうやって堕とすか、また、堕とせなかった時のアフターケアをしっかりしなければ、俺の学生生活は終わりだ
男「歯磨き粉、買いに行くか」
男「………」ムク
仕事人の朝は早い、プロポーションを保たなければ寝取るなんて芸当は難しくなる
男「いくぞ、ポチ」
ポチ「おっしゃ」
愛犬と共にランニング、爽やかアピールにはかかせない行動だ
母「あら、朝から散歩?珍しいわね」
男「…………」
今日からこれが日常なのだ、決して嘘をついてるわけではない。仕事人の朝は早い
男「ぜぇ……ぜぇ……」
ポチ「ちょっと休むか」
男「おう……」ドタ
妹「ふふ、可愛いわんちゃんですね」
男「あれ、君は、兄君の妹さん…?」
ポチ「どうも」
妹「え?私とおにぃ…兄の事知ってるんですか?」
男「あぁ、俺たちの間ではカッコいいお兄さんに可愛い妹っていうので有名だよ」
妹「あはは、それはちょっと参っちゃいますね……」
まんざらでもない癖にこのビッチが、というか普段はお兄ちゃんって呼んでるのか。俺も妹欲しいぞくそったれ
妹「ポチっていうんですね、かわいいです」ナデナデ
ここで会ったのは偶然だがこのダメ犬を連れてきて良かった、笑顔可愛いなちくしょう
ポチ「でへへ、わんわーん」
男「君もランニングしてるの?」
妹「はい、いつもここで。男さんと会うは初めてですよね?」
男「あは……今日から走ろうかと」
妹「そうなんですか、じゃー明日もポチちゃんに会えるんですね」
男「……!」
これはいい展開だ、明日から起きられる自信はないが、頑張るぞポチ
妹「それでは……」
男「ん、じゃあね」
ガタンゴトン
男「………」
妹「それで、どうなったんですか?」
兄「ネタバレになっちゃうよ?」
妹「ふふ、大丈夫です」
ガタンゴトン
男「ふむ……隙がない」
男「………」
これはまずい
よく考えたらあの二人は朝のランニング以外はほとんど一緒に行動している。
これじゃあ誰も近づけないわけだ
男「………もっと情報が必要だな」
男「はぁ……結局四六時中いちゃいちゃしやがって、近親ちょめちょめでもしてんじゃねーのかあいつら……」
妹友「せんぱい……んっ…」
先輩「おいおいっ、こんなところで……」
おっと……倉庫裏で何やってんだこいつら、女同士だろ意味わからねぇもっとやれ
男「………」カシャ
男「……オカズ以外に何かに使えそうだな」
男「これをしたらもう後戻りはできないが、やるしかない……か」
担任の先生が遺していった最後の切り札、ここで使わせて貰います
出所したら一緒にお酒飲みましょう
男「失礼します」
生徒会長「入れ」
男「おや、今日も可愛いですね」
生徒会長「……何の用だ?」
男「前から思ってましたけど、生徒会長って、女の子みたいですよね」
生徒会長「……私を侮辱しにきたのか?今すぐ出てってくれ」
男「この動画の男の娘、これって生徒会長ですよね?」
生徒会長「……!!!?」
男「いやぁ、僕も目を疑いました。まさかあの生徒会長が女装オナニー動画をあげてるなんて」
生徒会長「……見間違いだろう?気持ち悪いものをみせるな」
男「見間違い?そうですか、ならこのホクロはなんなんですか!!」バッ
生徒会長「………っ」
男「同じところにありますねぇ、生徒会長?」
生徒会長「な、なにが目的だ……貴様……!」ワナワナ
メスみたいな顔しやがって、お前なんかに欲情するとでも?
この動画で30回は抜きました
男「生徒会長の女装オナニー、生でみてみたいなぁ」
生徒会長「………」
男「生徒会室には丁度女子の制服もありますし?」ヒラヒラ
生徒会長「嫌だと言ったら……?」
男「別に?この動画が再びオンライン上にあがるだけですね」
生徒会長「………貸せ」
男「物分りが良くて助かります」
男「何か他にないかな………」ガサガサ
男「ん、なんか大事そうな袋みっけ」
生徒会長「あっ!それは……!」
男「あれ?なんで女の子のパンツなんて持ってるんですか?生徒会長?」
生徒会長「………」
男「ちゃんとこれ、履いてしてくださいね」
生徒会長「くっ……」
生徒会長「んっ……んっ……」ヌプヌプ
男「お尻気持ちいいですか?指を食べちゃってますね」
生徒会長「………っ」キッ
男「睨まないでください、そんな目してると動画消しませんよ?」
生徒会長「くっ……!」
男「ほらほら、手が止まってます」
生徒会長「んっ……はぁっ……」ヌプヌプ
男「おちんちん生えた女の子みたいですね、可愛いですよ」サスサス
生徒会長「んっ…あっ…だめ…さわっちゃ……やぁっ…!」
男「お尻気持ちいいですか?指を食べちゃってますね」
生徒会長「………っ」キッ
男「睨まないでください、そんな目してると動画消しませんよ?」
生徒会長「くっ……!」
男「ほらほら、手が止まってます」
生徒会長「んっ……はぁっ……」ヌプヌプ
男「おちんちん生えた女の子みたいですね、可愛いですよ」サスサス
生徒会長「んっ…あっ…だめ…さわっちゃ……やぁっ…!」
生徒会長「んっ……ちゅっ…ちゅぱ…」
男「そんなにおちんちん美味しいですか?」ピロリン
生徒会長「!!!」
生徒会長「お、おい!!消せ!!」
男「あ、もうPCに送っちゃってますから、落ち着いて聞いてください」
生徒会長「………」ブルブル
男「今僕は大きな仕事をしているんです、が、かなり困難でして」
生徒会長「………話がみえん」
男「その手助けをしてほしい、ただそれだけです」ニコ
生徒会長「………詳しく話せ」
男「流石生徒会長、頭の回転が早くて本当に助かります」
生徒会長「………この子達は妹友さん、と先輩さんだな」
男「ほうほう」
生徒会長「特に先輩さんの方は推薦が決まっている、こんな事してたら取り消されてしまうぞ……」
……ついてる、まさかこいつが妹の友達だったとは
だが尚更に慎重にいかなければ、先輩の推薦取り消し、なんて弱い脅しじゃこちらが死ぬ危険もある
生徒会長「……この子達のどちらかを狙っているのか?」
男「ククク、さぁどうでしょうね」
生徒会長「あまり騒動は起こさないでくれよ……」
男「そうですね、僕がミスれば自爆テロするかもしれませんからね」
生徒会長「………」
男「ま、生徒会長と僕は運命共同体ってことで。よろしく頼みますよ」
男「さ、続きをお願いします」
生徒会長「んっ……じゅる…じゅぶ……」
男「まったく、おちんちん咥えるのに抵抗ないんですか?」
生徒会長「う、うるさいっ……はやく出せ…!」シコシコ
男「………」
ここまで下準備は整った、だがこれが全て無駄になる可能性は高い
妹友が何の情報も持っていない可能性は大いにありうるし、そもそも脅しが成功しないかもしれない
そうなると最終手段を使うしかなくなる、とりあえず生徒会長の動画で抜こう、俺はホモじゃないけどね
男「…………」ピポパ
女「は、はい。女です」
男「あ、女さん?報酬は確かに受け取ったよ」
女「……お願いね」
男「はは、大丈夫、順調だから」
女「………ごめんなさいね、こんなこと……」
男「え?」
女「ううん、なんでもない、おやすみなさい」
男「ん、おやすみ」
男「………ん」ムク
仕事人の朝は早い
ポチ「おっしゃ」
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