フィリップスが、液晶モニタの新製品19DP6QJNS/11 を国内発表しました。19型モニタを横に2枚つなげた一体型の製品で、1台でデュアルディスプレイ環境を構築できることが特徴です。また両ディスプレイ合計7mm という薄いベゼルにより、1枚のウルトラワイドモニタのようにも使えます。
ディスプレイは2枚ともに解像度1280 x 1024 のAH-IPS パネルを採用。1枚のモニタとして見ると、解像度は2560 x 1024、アスペクト比は21:8.5。
映像入力端子は各モニタごとに独立しているので、PC 1台でのデュアルディスプレイのほか、2台のPC を個別に接続できます。
主な仕様は、19インチ1280 x 1024 (SXGA) AH-IPS 液晶 x 2、視野角縦横178度、GTG 応答速度14ms (SmartResponse 時5ms)、コントラスト比1000:1 (SmartContrast 時2000万:1)、輝度250cd/m2。
インターフェイスは第1ディスプレイがDisplayPort x 1、VGA x 1、USB2.0ハブ x 2。第2ディスプレイがHDMI (MHL 対応) x 1、VGA x 1、USB2.0ハブ x 2。オーディオはHDMI での入力と、DisplayPort での出力に対応します。
スタンドは130mm の高さ調節と、最大22.5度の角度調節が可能。角度はスタンドを中心に「へ」の字型に調節します。
表示機能は、画面のちらつきを減らして目の疲れを軽減する「Flicker-Free テクノロジー」、文字のコントラストと輪郭の明確さを向上し、PDF や電子書籍などを読みやすくする「SmartTxt」などを搭載。
スタンド使用時の寸法と重さは、773 x 489 x 242mm、7.14kg。消費電力は通常動作時20.34W、ECO モード時15.4W、スタンバイモード0.5W 未満。
発売は2014年12月中旬予定。価格はオープン。一部の販売店では5万円前後で予約を受付中です。
またフィリップスは、8万円台のVA パネル採用40型4K モニタ
BDM4065UC/11 を12月初旬に発売予定です。