これは、パーティーグッズとしてもなかなか人気を博しそうに思えます。
15日(現地時間)、海外メディアAndroid Authorityが伝えるところによると、フランスのスタートアップ企業であるPryntが、手持ちのスマートフォンにまるで「ポラロイドカメラ」のような機能を与えるスマートフォンケースの開発に成功したことが発表されたとのことです。
こちらが「Prynt case」。画像を一見してすぐに、このスマートフォンケースがどういうものなのかをご理解頂けたのではないでしょうか。お察しの通りこのPrynt caseは、Bluetooth通信を介して接続されたスマートフォンから撮影された画像を受信し、それを即座にプリントアウトするというまさに「現代版ポラロイドカメラ」とでも呼ぶべきアイテムとなっています。
また、現時点の最新試作モデルにおいては、一度に一枚のプリントアウトしか出来ない上に、一枚印刷するのに「約50秒」もの時間を要してしまうとのこと。しかし、最終製品版では印刷時間を「30秒以下」にまで短縮し、30枚もの専用プリント用紙をケース内に収容できるようにすることが明言されました。
専用カメラアプリを利用してビデオメッセージを録画している様子
そして、さらにこのPrynt caseを興味深いデバイスに仕立て上げているのが、搭載された「AR機能」の存在です。ユーザーは専用のカメラアプリと連携することで、プリントアウトした写真にAR機能を介して「ビデオメッセージ」を仕込むことが可能になります。
つまり、写真を受け取った側の人間が、専用カメラアプリを起動した状態でその写真をスマートフォンの画面内に収めると、あらかじめ録画されていたビデオメッセージが自動再生されることになる、という寸法です。
さて、PryntのCEO曰く、このスマートフォンケースは来年にも「99ドル」にてKickStarter上での販売が開始されるとのこと。また現時点では、「4インチ級」のフラッグシップデバイスに対してのみ装着が可能とのことですが、目下「ファブレット級」のデバイスに対応するケースの開発が進められていることも明らかに。
今なおポラロイドカメラには根強い需要が存在していることを鑑みるに、仮にこの「Prynt case」が日本で発売されれば、少なからぬ人から好意的な反応をもって受け入れられるような気がするのですが、どうでしょう。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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今チェキすごい売れてるよね。
でもこういうのなかなか日本で発売しないんだよな。感熱紙に印刷するレシートプリンタみたいなやつとかも出なかったし。
これはプリンターだけじゃ駄目なのかな?
スマホに装着する意味は?
これは便利
スマホと一体化させることで持ち運びがかなり楽になる!
重さとか厚さがどうかによって大きく変わりそうだけど
俺には一体化させることでスマホが使いにくくなることのデメリットのが大きいわ。
前からあったような? スマホ de チェキとか、polaroid GL10とか。
くっつけただけで「開発に成功した」ってのは?