Oculus Riftでコントロールする次世代ロボットショベルカー
さすが、これからの100年を考えていくヤンマーです。未来すぎますコレ。
あたらしいヤンマー本社ビル、通称ヤンマーフライングYビルディングの発表会にお邪魔してきました。元フェラーリのデザイナー、奥山清行氏が取締役としてヤンマーにジョイン。カッコよすぎるトラクターの量産型が公開されたりとトピックスはいっぱいあるのですが。
なによりも、コンセプトモデル バックホー(ショベルカー)に惚れました。
エクステリアはそのままにインテリアの解体作業などを行わないといけないヨーロッパや、人の近寄れない災害現場など、オペレーターが近寄れない現場でも作業できるように、ワイヤレスロボットショベルカーに複眼の3Dカメラをビルドイン。オペレーターはそこから伝えられる上下前後左右の映像をOculus Riftで確認しながら、手元のリモコンで遠隔操作できるシステムです。
ヤンマーホールディングス社外取締役でもある奥山清行さん
ヤンマーがなぜこういったものを作ったんだろう? と思う方もいらっしゃると思いますが、それにはもちろん理由があります。
世界の人口が72億人を突破し、今後グローバルな問題となるであろう、食料とエネルギーの問題。ヤンマーはこの分野のリーディングカンパニーとして、当事者意識を持ってこれらの問題を解決していくという姿勢を明確に表しました。そのビジョンの実現のため、今後さまざまなイノベーションを生み出そうとしているようです。
今回の発表会でリリースされたヤンマーの新たな取り組みは、引き続きお伝えしていきます。
source:ヤンマー
(武者良太)
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