みんなの党解党することがわかりました。

画像:【みんなの党】 
みんなの党

19日の午後、解党の是非を議論する両院議員総会を国会内で開き、所属の国会議員20人が出席。

怒号が飛び交いながらも採決の結果、13人の賛成多数により、28日付けで解党することを決定。

同党は2009年に自民党を離党した渡辺喜美前代表が結党。

着実に力をつけ、自民・民主とは一線を画す「第三極」として、昨年夏には国会議員36人まで勢力を伸ばし

ました。

しかし、今年3月、渡辺前代表が大手化粧品メーカーDHCの会長から8億円を借りた問題が明るみとなり、

辞任に追い込まれ、求心力を失い、急減速。

党内では民主党との合流も視野に入れる執行部と、与党との関係を重視する渡辺前代表や、ほかの野党

との連携を目指す議員らとの間で対立が激しくなり、

相関図
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/photos/20141119/plt1411191203006-p1.htm

今後の党のあり方を協議するため、今回の採決へ。

あえなく約5年で幕を閉じる形となりました。

浅尾代表は

「解党という結果は、大変残念だ。政策の違いではなく、路線の違いで解党することになり、期待していただいた多くの国民の声を受けとめられなかった。今後は新たな枠組みで戦っていきたい」

渡辺前代表は

「極めて独裁的手法で、議論もなく、いきなり採決をした。非常に残念だ。
解党の手続きには明らかにかしがあるが、衆議院選挙の間際でもあり、出るところに出て戦う時間もない。
このようなタイミングで行われた『みんなの党抹殺事件』だ。
今後については、いろいろな手段や方法があるので、仲間と相談しながら決めていく」

とそれぞれ語っています。

今後、所属議員らは民主党や維新の党への合流や新党結成を模索します。

動画:【採決の様子】
動画:【渡辺喜美前代表 みんなの党解党後の記者会見】

新党はスキャンダルで一気に崩壊するもろさがありますね・・

一時期は勢いがあっただけに、このような形で終わるのは残念です。