アップルが、2015年に発売を控える Apple Watch 用のソフトウェア開発キット WatchKit を提供開始しました。アプリ開発者は iPhone 向けアプリに Apple Watch との連携機能を組み込むことが可能となります。
Apple Watch における UI デザインのガイドラインとなるHuman Interface Guidelines には、大小2サイズある Apple Watch の画面解像度がそれぞれ異なることが記載されています。
解像度は大きい方の Apple Watch が 312 x 390px、小さい方は272 x 340px。各種アイコンサイズやメニュー用のイメージなどにもサイズ指定があり、開発者は大小2種類のデータを用意する必要がありそうです。
またアップルは WatchKit にあわせて、対応する開発環境となる Xcode 6.2 beta とiOS 8.2 beta も公開しました。WatchKit は iOS 8.2 SDK の一部として提供されます。
加えてアップルは「来年後半からは、Apple Watch 向けの完全ネイティブアプリケーションが作成できるようになる予定」であることも発表しています。
ちなみに Apple Watch の発売時期は、公式には2015年初頭としかアナウンスされていませんが、ここ最近は2月中旬~春ごろという噂が主流となっています。