東芝がWindows タブレットの新製品dynabook Tab シリーズを発表しました。ラインナップは10.1型でBluetooth キーボード付属のS90 とタブレット単体のS80、8.0型タブレット単体のS68 の3モデル。
いずれもワコムが開発した「アクティブ静電結合方式」のタッチコントローラーと、2048段階の感圧センサ内蔵デジタイザペンを採用。それらを東芝の実装技術やペン先を正確に認識する技術などと組み合わせたことで、毛筆のように線の太さや濃淡を表現でき、太さ約0.2mm の線で小さな文字でもペン先とずれなく書けるとしています。
Toshiba dynabook Tab S90 / S80
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14 枚
Toshiba dynabook Tab S68
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10 枚
アプリケーションはペン入力対応の手書きノートアプリTruNote をプリインストール。1冊1000ページのノートを最大1000冊まで保存できるほか、手書きの文字や図形を自動整形してWord やPowerPoint に貼り付けることも可能です。
そのほかホワイトボードなどを撮影して書いてある文字をテキスト変換できるキャプチャアプリTruCapture と、音声を分析して話者を識別できるボイスレコーダーアプリTruRecorder もプリインストールします。
3モデル共通の主な仕様は、1280 x 800 広視野角液晶、インテルAtom Z3735F プロセッサ(4コア4スレ 1.33-1.83GHz)、2GB RAM、64GB ストレージ、802.11a/b/g/n WiFi、Bluetooth 4.0。
カメラは前面1.2MP、背面8MP。ほかmicroUSB2.0、microSD スロット、GPS、電子コンパス、加速度センサ、ジャイロセンサ、ステレオスピーカー、ステレオマイク、ヘッドセット/ヘッドホン端子など。S90/80 はmicroHDMI 端子も備えます。
バッテリー駆動時間はS90/80 が約7時間、S68 が約7.5時間。電源オン時の充電時間はともに約8時間。
タブレットの寸法と重さは、S90/80 が約258.8 x 175 x 9.1mm、約565g。S68 が約132 x 210.7 x 9.6mm、約395g。S90 付属のBluetooth キーボードの重さは約440g。
OS はWindows 8.1 with Bing 32bit。Microsoft Office Home and Business 2013 をプリインストールします。
価格はいずれもオープンプライス。2014年12月下旬より順次発売予定です。