末期がんの症状にある息子を殺害したとして、母親が逮捕されました。


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１９日、大阪府警和泉署は「承諾殺人」の容疑で和泉市伯太町の森口タツ子（85才）容疑者を逮捕。

警察の調べによるとタツ子容疑者は８月２８日の午前３時ごろ、末期の「乳がん」にかかっていた長

男・明（64才）さんの同意を得て、自宅の市営住宅で首を絞めて殺害した疑い。

室内には争った形跡はなく、明さんが書いたとみられる遺書のようなメモ書きも見つかりました。

タツ子容疑者は

「私は殺していない」

などと否認しているとのことです。

タツ子容疑者は市営住宅で明さんと二人暮しをしており、数ヶ月前に明さんは「乳がん」と診断された

と伝えられています。

近所では、明さんが母親のタツ子容疑者を車イスで押して外出する姿がよく目撃されたそうで

「明さんは自治会の役員もするなど明るく朗らかな人。
タツ子さんの面倒をよく見ていて、仲が良さそうだった。明さんが病気になって、将来を悲観してしまったのでは」
「今年６～７月、しばらく姿を見なかった明さんが一気に老け込み、別人のようで心配していた。具合が悪そうで、あいさつしても返事がなかった」

などと住民は話しています。

なお、男性の乳がんは珍しく、女性と比べて、１００分の１以下とされています。

どんな背景があったのか、気になるところですが、悲しい事件ですね・・

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