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ソニーα7 II 発表。世界初の光学式5軸手ブレ補正機能内蔵フルサイズミラーレス一眼 - Engadget Japanese


ソニーがフルサイズミラーレス一眼カメラα7 II を発表しました。ちょうど1年前に発売された前モデルα7 からの最大の進化点は、「35mm フルサイズセンサー搭載レンズ交換式デジタルカメラでは世界初」の光学式5軸手ブレ補正機能を内蔵したこと。

補正後の映像は背面の液晶モニタや有機EL ビューファインダーでリアルタイムに確認できるため、安定したフレーミングやピント合わせが可能です。

Sony α7 II

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14 枚




α7 II の5軸手ブレ補正は、静止画・動画撮影時に角度ブレ(ピッチ/ヨー)、シフトブレ(X軸/Y軸)、回転ブレ(ロール)を検出し、ブレに合わせて35mmフルサイズセンサを動かして補正する仕組み。静止画撮影時にはシャッター速度最高4.5段分の補正を実現します。

また内蔵手ブレ補正はEマウントレンズだけでなく、マウントアダプタを介したAマウントレンズでも利用可能。OSS (レンズ内光学式手ブレ補正機能)搭載Eマウントレンズ装着時は角度ブレの補正をレンズ側で、シフトブレと回転ブレの補正をボディ側で行うことで最適な5軸手ブレ補正を実現。Aマウントレンズではボディ側で5軸補正を行いますが、一部のレンズでは3軸補正になります。



α7 との外観上の主な違いはグリップとレリーズ。グリップは大型レンズ装着時の安定性を追求した形になり、レリーズはより自然に押せるよう大型化するとともに前方に移動しています。またマウント部の剛性も高めています。

内部は構造体にマグネシウム合金を採用し堅牢性と軽量化を両立。加えて主要な操作ボタンやダイヤル、ボディ内部にシーリング処理を施すとともに、メディアやジャックカバー、各キャビネット部品のあわせ目は凹凸の2重構造化し防塵防滴にも配慮しています。

そのほかの主な仕様は、Eマウント、有効約2430万画素 35mm フルサイズ Exmor CMOSセンサ、画像処理エンジンBIONZ X、ファストハイブリッドAF、静止画ISO 100-25600、動画ISO 200-25600、最高連射速度5コマ/秒(Hi時)。

AF レスポンスはα7 比で30% 高速化し、追従性能も1.5倍に向上しています。測距点数はフルサイズ時が117点(位相差検出方式)、APS-C サイズ時は99点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式)。

背面液晶モニタは約122.9万ドットの3.0型WhiteMagic ディスプレイ。上に約107度、下に約41度の角度調節が可能です。

インターフェイスは802.11b/g/n WiFi、NFC、マルチ/マイクロUSB、HDMI マイクロ端子(タイプD)、ステレオマイク、モノラルスピーカー、マイク端子(3.5mm ステレオミニ)、マルチインターフェイスシューなど。記録メディアはメモリースティックとSD カードに対応します。

動画撮影フォーマットはXAVC S とAVCHDVer.2.0 準拠のフルHD (1920x1080) 60p/60i/24p。

寸法と重さは、約W126.9 x H95.7 x D59.7mm、約556g (本体のみ)。

発売は2014年12月5日(金)。価格はオープン。市場推定価格は税別19万円前後。11月21日(金)から各地のソニーショールーム・ストアで先行展示します。
ソニーα7 II 発表。世界初の光学式5軸手ブレ補正機能内蔵フルサイズミラーレス一眼

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