声優さんが吹き替えをする場合の何倍のギャラなんでしょうか。
一方で、海外では、10代の頃のエルサの声を務めた女性のギャラが10万円だったということで、訴訟騒動に発展しそうなのだとか。→ Geinou Ranking
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日本だけでも254.3億円の興行収入を上げ、DVDの売上げは200万枚を突破しているという『アナ雪』。
気になる吹き替え俳優さんのギャラが、週刊新潮に掲載されています。
(以下引用)
「アナの吹き替えを担当した神田沙也加(28)のギャラは400万円で、“女王”エルサ役の松は500万円といわれています。
松には松田聖子(52)と共演で歌うCMのオファーが来るなど、ヒットの恩恵を受けていますね」(芸能記者)
(以上引用 週刊新潮)
このギャラ、はたして“高い”のか、それとも“意外と安い”のか、どちらなんでしょうか。
松さんも神田さんも女優さんですから、実写映画に主役で出た場合のギャラがどれくらいになるのか、というのがひとつ目安になるでしょうか。
日本映画のギャラについての記事ってなかなかないんですが、これは今年のゴールデンウィーク頃のものです。
→ GW映画出演俳優のギャラはいくら?水谷豊より阿部寛よりギャラが高いのはこの人!
このとき参考にしたNEWSポストセブンに、こんな記述があります。
(以下引用)
「映画のギャラは割に合わない」
が芸能界の常識だ。
たとえば月9主演級女優の場合、テレビドラマなら1クール3000万〜4000万円もザラだが、映画ではそうはいかない。
大物女優でも1本300万〜500万円程度に落ち着くことが多い。
「1か月拘束されてその間ほかの仕事もほとんどできない。
利益重視のプロダクションは映画のオファーに頭を悩ませる」(某芸能プロ社員)
(以上引用 NEWSポストセブン)
とすると、神田さんと松さんのギャラは、吹き替えのみだったことを考えると高額の部類に入りそうです。
それでは、同じ仕事を声優さんがやったとしたらどれくらいのギャラになるのでしょうか。
これは、5年前となってますのでやや古い記事なんですが…。
→ 声優のアニメ、吹き替えのギャラの最低金額は15000円
新人声優さんが、30分番組で1万5千円というギャラになるそうです。
最高ランクの方で30分4万5千円。
単純に時間単位でこの金額だとすると、『アナ雪』は102分なのでその3.4倍、15万3千円ということになります。
ここに書かれている“初期出演料”(基本対価の180%)というのが加算されるとすれば27万5400円プラスなので、42万8400円ですね。
※こちらも参考になりそうです。
声優のギャラ安すぎワロタwwwwwwww
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
声優さんというのは、本当に儲からない仕事のようです。
※声優の地位向上に尽力されたこの方は…。
→ 神谷明「名探偵コナン」の毛利小五郎役解任!その経緯と真相は?
そんな事情は海外でも同じ…ということでしょうか。
アメリカで、『アナ雪』の声優さんがもらったギャラの額が安すぎるとして訴訟に発展しそうになっているといいます。
(以下引用)
「11月12日、米のニュースサイト『TMZ』に
“10代の頃のエルサの声を務めたスペンサー・レイシー・ゲイナス(15)に支払われた金額は926ドル(約10万円)だった”
という記事が掲載されたのです」(在米ジャーナリスト)
(以上引用 週刊新潮)
全世界で12億ドル(1400億円)のヒットとなった『アナ雪』。
その収入を考えると、10万円というのは納得いかない気持ちになるのもわかるような気がします。
しかし、10代の頃のエルサは、本編中わずか30秒しか登場シーンがないそうなのです。
(以下引用)
「幼少時のエルサ役は別にいますし、メインである大人時代は、女優のイディナ・メンゼル(43)が演じていますからね。
“お気の毒”という意見の一方で、“1日でそれだけ稼げれば十分だろう”という声もあります。
ギャラは事前契約で決められていた額なのですが、現在、スペンサー側が裁判で不服申し立てを行う事態にまで発展しています」(同)
(以上引用 週刊新潮)
全世界で1400億円と考えると安く思えるかもしれませんが、30秒で10万円なら十分という気もしますね。
契約にのっとっての額だったようですが、これから訴訟になって上乗せしてもらうことができるのでしょうか。
なんというか、大ヒット映画の感動も、お金が絡むと台無しですね…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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