これは、何とも微妙な立ち位置のバリエーションモデルとなりそうです。
遡ること約2ヶ月。今年の9月に中国Lenovoより正式に発表された、世界で初めて「レイヤーデザイン」を採用したメタル素材製スマホこと「Vibe X2」。今回、そのバリエーションモデルと見られる新端末が、中国TENAAの認証を正式に通過していたことが明らかになりました。
海外メディアPhone Arenaが伝えるところによると、この新型端末(以下、「新X2」)は、「Vibe X2」からわずかに大型化と薄型化を果たしたバリエーションモデルとして登場することになる見込み、とのことです。さて、新X2の主なスペックとVibe X2との間に見られる主な相違点は、以下の通り。
OS | Android 4.4 KitKat |
ディスプレイ | 5.3インチ フルHD(1920×1080)ディスプレイ |
SoC | MediaTek 1.5GHz駆動 オクタコアSoC |
RAM | 2GB |
内蔵メモリ | 16GB |
メインカメラ | 1,300万画素(LEDフラッシュ搭載) |
フロントカメラ | 800万画素 |
ネットワーク | LTE通信対応 |
その他 | microSDカード対応 |
「5.0インチ」の大きさだったディスプレイは、わずかに大型化され「5.3インチ」のものへと変更。ちなみに解像度は引き続き「フルHD(1920×1080)」のままに。それにともない端末本体もわずかに大型化を果たした一方で、本体の厚みは「7.3mm」から「6.8mm」へと、僅かながらも薄型化を達成。
そのほかこの新X2、SoCにはVibe X2と同じく台湾MediaTek製のオクタコアSoCを採用するものの、その動作周波数は「2.0GHz」から「1.5GHz」へとクロックダウンしている模様です。
現時点では、この新X2が具体的にどのタイミングでどこの市場に対して提供されることになるかは判然としません。しかしながら、TENAAの認証を正式に通過したことや、これまでのLenovoの販売戦略を鑑みるに、おそらく近日中にも中国市場向けのモデルとして正式発表されるものと思われます。
さておき、「Vibe X2の大型モデル」と断言するには少々中途半端な仕上がりの印象を与えてしまいそうにも思えます。果たして、どのような立ち位置の製品として登場するのか。続報に期待です。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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なにこのXperia
Baidu Phone
泥はもういいよ
窓をくれ
商売になるかは知らんが、泥は飽きた
売れないものを作る意味ない
バイブ。。。