卵子の冷結保存とその問題点
2014.11.23 21:00 動画・歴史・文化 # コメント(6)
先日お伝えしたように、有能な遺伝子を後世に残すため、また出産時期を遅らせるため、フェイスブック社やアップル社など米大手IT企業では、卵子の凍結保存に対し、補助金を支給することを決めました。(関連記事)
卵子冷結はあくまでも手段であり、もしその卵子から子どもをつくるためには体外受精が必要となってきます。米国における冷凍卵子からの出産成功率は35歳以下の女性の卵子で平均40%だそうです。この数字は38歳〜40歳の女性になると22%にまで減少します。
それでも受精卵の冷結保存の場合には、もし使わなかった場合その卵はどうなるのだという倫理的問題があるわけで、受精前の卵子冷結保存は世界的に注目されている新しい技術なのだそうです。
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コメント一覧
1. おまえら
1女性の側にトラブルのある不妊カップルとか、男性同性愛カップルとか、
もしくは「優れた資質を持つ女性」の卵子を欲する人とか、
卵子を欲してる人達っていうのが既に相当数存在してるので、
そういう人たちに提供する母数を増やすために、なんらトラブルのない女性に卵子の凍結保存を勧めているように見える。
保存用に卵子を採取するだけでも相当な負担がある上に、保管したものの妊娠の可能性は低いし、なにより保管の費用も高いので、相手がいるなら早くに妊娠出産してしまった方が後悔がなさそうだけどね。
2. おまえら
2もるぱ!
3. おまえら
3*1
折れも同意見
わざわざ健全な体で人工授精する価値も見出せないし
普通に付き合い結婚し自然に出産こそが理想だよな
4. おまえら
4化学療法や放射線療法を行うと生殖器が機能不全起こして不妊になってしまうことってあるんだよね。
治療を行う前に卵子を凍結保存しておいて、病状が落ち着いてから妊娠するって方法ができるようになるのは選択の幅を広げることができると思う。「絶対できない」ってよりも、「こういう選択肢もある」って思えるだけで、救われることってあるから。
現在、精子は凍結保存できるから、上記のような選択をすることができている。卵子も同様にできるようになったら、治療に専念できる環境を整えやすくなると思う。
卵子の凍結保存が「技術的に可能」になることは、そんなに悪いことじゃないと思うな。
5. おまえら
5選択肢が増えることで、子供が欲しいのにできない人たちにとってはより苦しむ材料が増えることにもなるね。
6. おまえら
6何があるか分からんから
保険をかける意味で
ってことではないの?
そりゃ大概の人は普通に妊娠するつもりだろうさ