ソーラーパネルを搭載した第二次世界大戦的サイドカー「URAL MIR」
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第二次世界大戦時にドイツ軍が使っていたBMWサイドカーを源流に持つロシアのサイドカー、ウラル。ミリタリーなスタイルとヴィンテージな乗り味が一部の好事家にとってたまらん乗り物となっています。
そのウラルがアメリカとロシアが共同で行った、シャトル・ミール計画の20周年を記念したモデル「URAL MIR」が登場します。二輪駆動三輪車として道なき道も往けるアドヴェンチャーなウラルですが、宇宙というフロンティアに冒険心を重ねたということでしょうか。
白いボディに赤いラインの入ったモジュールとソーラーパネルが組み合わさった宇宙ステーションのミールでしたが、「URAL MIR」もホワイトボディに赤いロゴアクセント、大型のソーラーパネルでミールらしさを演出している模様です。
現代的だなー、と感じるのが工具に貼られたQRコード。ここにアクセスすると、動画の修理マニュアル?が見られるようです。
以前、2002年式のウラルに乗っていましたが、これがまた、とてつもなく濃い乗り物でしたねえ。
最近の車両はエンジンの金型が新しくなったおかげで精度アップ=オイル漏れ激減、キャブレターからインジェクションに変更、燃費も13~15km/lに向上、巡航速度も113km/hとそこそこ走れるようになりました。
水素自動車が走り出す2014年ではありますが、こんな乗り物もまた味わい深くていいですよ。
source: IMZ URAL
(武者良太)
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