実写映画『寄生獣』 超映画批評で100点中25点と酷い点数にwww「これじゃない感が強い」
「寄生獣」25点(100点満点中)
監督:山崎貴 出演:染谷将太 深津絵里
これじゃない感が強い
岩明均の原作コミックを実写映画化した「寄生獣」はこの秋一番の大作として期待される話題作。
だからこそ大ヒット請負人の山崎貴監督で挑んだわけだが、残念ながら失敗作に終わった。
(略)
さて、この映画版「寄生獣」が失敗した理由ははっきりしていて、まずはキャスティングの違和感がひとつめ。
具体的には染谷将太、橋本愛、阿部サダヲの3主要人物ともにまずい。
とくに橋本愛は気弱な同級生の主人公に恋をする母性豊かなヒロインにはまったく見えないところが痛い
むしろスマホでぎゃるるでもやっていそうな正反対のルックスであり
いかに人気者とはいえ村野里美役には適さないというのは万人の認めるところであろう。
さらに合わないのはモーションアクターも担当した阿部サダヲの声で、これは二つ目の問題点とも深くかかわる。
その二つ目の問題点とは、この物語をお気楽なバディムービーにしてしまったことである。
ひらたくいうと、新一にとってのミギーが、ちょっぴり変わったお友達、になってしまっているのである。
原作をしっかり読み込む山崎貴監督にしては首をひねるところなのだが、これは明らかにおかしい
原作におけるこの二人の関係はお友達などではなく、典型的な「補完関係」である。
まず、ごく平凡な新一は人間らしさの象徴で、一方寄生生物であるミギーは冷酷な自然界の摂理そのもの。
だから新一がミギーに共感を抱きかけたところで
ミギーのとてつもない冷酷さに冷や水をぶっかけられるシーンが原作には何度も出てくる。
互いの価値観はなかなか相容れない、理解しあえない関係であるがゆえに、サバイバルの場ではきわめて強力な補完関係となっているのである。だからこそ、この二人には、親しくはなれど決して越えられない壁、という距離感を持たせなくてはならなかった。それが、原作ラストの後藤戦における感動の結末への伏線でもある。
それがこの映画では、のっけから夫婦漫才がごとき楽しい会話を交わすなど打ち解けあっている。
阿部サダヲのコミカルな声と演技がまた拍車をかける。
読者として、作品の胆を理解されていない悲しさを感じる一瞬である。
そもそも、男の子にとっていろいろと大事な右手があんな気持ちの悪い生物にとってかわられたというの
初対面で即座に打ち解ける展開にまったくリアリティがない。
実写だとこういうところが悪い意味で目立つので
演出家はアレンジが必要なのであるが、この映画にそうした配慮はない。
また、はじめて他の寄生獣の食事シーンに出くわす場面の新一の反応
ありえないほど平然としていると批判すべきところだろう。
にんげん、あんな場面に出くわしたら腰が抜けるか絶叫して逃げるか、
いずれにしても正気ではいられまい。その場に普通にとどまる新一は鉄の心と冷静さを持ったデューク東郷か。
さらに、彼が初めて戦闘参加することになる展開も早すぎていけない。
そんなに簡単に、平和国家日本のヘタレ少年が、人間を殺せるわけがない。殺そうと決意できるはずがない。
これは、新一がそれを決意するまでに踏むべき段階をまったく踏んでいない手抜き演出のたまものである。
ここは本来なら、まずミギーが圧倒的な強さで(原作での空飛ぶ犬など)恐ろしい化け物をぶち殺すのを新一が目の当たりにする。そしてミギーの徹底した合理主義と冷静さ、豊富な知識量に圧倒される前段階が絶対に必要だったのである。
それがあれば、その時点での二人の関係性は圧倒的にミギー>新一となり、だからこそ、そのミギーの「自分じゃこの敵には勝てない」という言葉に新一(と読者)は絶望と説得力を感じるわけだ。だから勝つため、生きるためやむなく自らも戦闘に参加する(しかも大事な人を守るため)、という流れに説得力が生まれる。
だが映画はのっけから新一=ミギーの関係性だから、ミギーの言葉に何の重さもない。これこそがこの映画版最大の問題点である。
それどころか新一ばかりがどんどん強く成長していき、あっというまに新一>ミギーになってしまう。これではもはや完全にパワーアップ新一の添え物になってしまい、ミギーの存在価値がほとんどない。
略
http://movie.maeda-y.com/movie/01933.htm
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( く o゚((●)) ((●))゚o > ) 実写寄生獣逝ったあああああああああああああ
\ `/::::::⌒(__人__)⌒:::::\' / やっぱ実写とか基本糞ばっかってことだな
ヽ| |r┬-| |/
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`ー'´
あの良い原作をそこまで酷くできるとはね・・・・
これじゃー他の実写映画も期待できそうにないな・・・たとえばオリキャラいっぱいの進撃とかさ
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しかし主演3人ともダメとか・・・よっぽど酷かったんダナァ
この記事へのコメント
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ガッチャマン 4点
ルパン三世 3点
デビルマン 2点
只でさえ邦画は原作レイプ魔な上に
ってはっきりわかんだね
言いたくないがジャンルによっては韓国映画にも負けてるよ
なんだ糞評だったか
お話の作り方がいつも甘いか破綻してるかどっちかだよな。
3DCG凄いってのも監督より3DCG会社の白組の業績なんじゃないかという気も。
まずは観てからだろ
コイツとかさ
↓
つながりなくても有名原作の実写化だから
情報の一つとして目に付けば言うかもだろ
単に「聞きたくない」ってのが意訳か?
当てはまってないか?と思ったんだがな....
しかも阿部サダヲだったとは
新規の人には面白いのかも
やら管監督に土下座してこいよ
そうすれば原作厨の気持ち大いに分かるだろうから
日本の監督って基本CGの知識ないから
CG会社に丸投げらしい
米の監督はCG上がりだったりきちんと知識はつけてるらしいからな
スタンド・バイ・ミードラえもんは良かったのになぁ
PVやZIPでやってるコーナーみるとコメディだし
まさしくドワンゴの言うとおりだな
あと批評の最後で完結編ではもちろんセクロス見せるんだよなって脅してて草
山崎の映画は白組の技術のお披露目だから
演技は役者任せで役者は大満足
監督にとってはCGと同じで素材の一つ
はぁ? キムタクヤマトとか永遠の0とか原作クラッシャーだったじゃねーか。
白組はCGはいいけど脚本演出が足ひっぱんてんだよ。
5:300って史実とは真逆の戦勝国ならではのパールハーバーみたいな茶番映画
かもしれないが楽しみだわ
史実じゃ制空権握ってるからヤーボで片づけておしまいな話だが
ゼロ魔のしゃべる剣とか牙狼のしゃべる指輪
みたいなもんだと思って観るがよろし。
原作読んでる人はイラつく映画になりそう
山崎は逆なんだよ
CG屋のトップが作りたい映像作ってるだけで
映画を撮ってる訳ではない
それ思った。このおばさん何言ってるんだろうって
原作を読んでいれば間違っても出てこないセリフ
平野アンチは消え去りキモカワ声がむしろハマり役。
本編もますます原作寄りになって高評価だしね
まぁ原作の古典的だけど時代が違おうと変わらない面白さあってのもの、だと思うがな
でも合ってるって意見もぽつ