P「新しいアイドルグループの誕生だ!その名もミルキィホームズ!」
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P「プロデューサーグッズ始めました…」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 23:44:22.88
P「というわけで、君たち!これからよろしく!!」
シャロ「もしかして、アイドルになったら、いっぱいご飯たべられますか?」
P「あぁ、もちろんだ!トップアイドルになればなんだって食べ放題だ!」
ネロ「もしかしてもしかしてお菓子もいっぱい食べられる!?」
P「いっぱいなんてもんじゃないぞ!!有名店のケーキもホール単位だ!」
エリー「アイドルなんて……はずかしい///」
P「大丈夫!君を応援してくれるファンは君の味方だ!」
コーデリア「アイドル…それは女の子の夢。アイドル…それは女の子の憧れ。
アイドル…それは、」
コーデリア「それは私のお花たちが輝く秘密のぉ~花園ぉ~~~~♪」
P「……まぁ、がんばろうな」
P「というわけで、社長からデビューの許可はもらっている!
さぁ『ミルキィホームズ』のデビューだ!!」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 23:47:53.79
第1話 合格?不合格?はじめてのオーディション
P「ってなわけでさっそくオーディションだ!」
シャロ「おーでぃしょんってなんですか?」
ネロ「歌ったり踊ったりしてお仕事もらうための試験だよ」
シャロ「ぁぅ~私、試験弱いですぅ~」
エリー「大丈夫…みんな一緒」
シャロ「そうですよね!4人一緒なら大丈夫ですよね!!」
コーデリア「もちろんよ!私たちの絆!見せてあげましょう!!」
P(いきなりのオーディションでなぜこの自信なんだ…)
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 23:59:45.84
審査員「さて、まずは自己紹介をお願いします。」
コーデリア「ではまず、私から
私は、コーデリア・グラウカ。このミルキィホームズのリーダーを務めています。
特技は、妄s…あらゆる状況を想定しそれに対処することです!」
P(いつの間にリーダー…)
審査員「では、次。」
シャロ「はいっ!シャーロック・シェリンフォードです!!
特技は、えーと…んーと…はっ!かまぼこを食べることに関しては誰にも負けません!!」
P(…雲行きが怪しくなってきたな)
エリー「私、ですか?…えっと、エルキュール・バートン/// です///」
審査員「他に何か、自己アピールはありますか?」
エリー「えぇ?えっと、えっと……あの、ポエムを……/// な、なんでもありません!///」
審査員「では、最後に…」
ネロ「は~い、譲崎ネロで~す。えーと、まぁ、がんばりまーす」
P(……落選確実だな)
審査員「わかりました。では来週の金曜の収録に来てくださいね」
P「ええええええええええええええ!??????????」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:06:51.32
P「とまぁ1%も合格するとは思ってなかったが、ラッキーにも偶然にも幸運にも
合格できたのでよしとしようか」
ネロ「あれ、もしかして僕達バカにされてる?」
P「……貴様らはあれで合格できると思っていたのか」
シャロ「まぁまぁ、合格できたからいいじゃないですか!」
コーデリア「そうね!まずはお祝いしましょう!」
P「残念だが、そんな時間はない。なぜなら、今回合格した番組は歌番組…
ローカルのケーブル番組だが、れっきとした歌番組だ!!」
P「しかし、今の君たちには大事なモノが欠けている…っ!それは」
シャロ「」ぎゅるるるる
シャロ「わかりました!!ご飯ですね!!」
コーデリア「そういえば、まだお昼も食べてなかったわね。」
ネロ「早く収穫に行こうよー」
エリー「きのこ、いっぱい…」
P「……俺の話を聞かん連中め、それはそうと『収穫』ってなんだ?」
コーデリア「え?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:12:07.76
P「な、なんだってーーーー!!!」
P「まさか君たち今まで森に自生してた菌類や、
自分たちで釣った魚類を獲って食べていたのか!?」
ネロ「は?当たり前でしょ?」
コーデリア「プロデューサーさんの言っている意味がいまいち…」
エリー「???」
シャロ「はぅーお腹すきましたぁー」
P「君たちの常識が、文明社会の常識と食い違っているよ!!」
P「アイドルがサバイバルなんてこんなことじゃいかん!
しょうがないなぁ、今回ははじめてのオーディションで合格できたし…飯ぐらいおごってやるよ」
ネロ「うっそ!マジで!???さっすがプロデューサー!できるね!」
シャロ「いやったーー!!久しぶりのごはんですー!」
エリー「脂質…糖分…いっぱい」
コーデリア「これで私たち一週間はいけるわね!」
P「燃費よすぎるだろ」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:16:32.49
ネロ「はぁーまんぷくまんぷく。余は満足じゃ!」
シャロ「おいしかったーーーーーーーーー」
エリー「感激して、涙が…ぅぅ」
コーデリア「ふぅ、さてプロデューサーさん。次に私たちがしなくちゃいけないこと…
それは、『歌』ですね!」
P(満腹中枢が刺激されて思考が冴えてきている!!)
シャロ「歌っ!?歌ですか!??」
ネロ「僕ちょっと苦手だなぁー」
P「しかし持ち歌がないと、番組にでることもできん!
それで合格させたあいつらもよくわからんが……
とにかく。このまま音楽家の先生のところに曲を作ってもらいにいくぞ!」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:24:14.90
第2話 ら~ら~ら~ら~♪ミルキィホームズの持ち歌!
P「…さて」
ネロ「あれ?音楽家の先生のところに行くんじゃなかったの?」
P「その前に決めなくちゃいけないことがある」
シャロ「なんでしょうか…?」
エリー「……?」
P「今の流行りから、どんな曲が受けるかを考えてから、作ってもらわないとな!」
コーデリア「うーん、でもどんな曲が受けるのかしら…」
シャロ「私、そういうのちょっとよくわからないですー」
P「…だろうと思って、アドバイザーを呼んでいる」
「この子たちですか?今度デビューさせるって子たちは」
P「お、来たな!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:28:45.30
律子「私、このプロデューサーと同じく765プロでプロデューサーをしています
秋月律子といいます。よろしくねみんな」
シャロ「おぉー!なんかすごい頼れそうな方です!」
ネロ「プロデューサーより頼りになるかも!!」
エリー「かっこいい…です///」
コーデリア「むしろ、律子さんにプロデュースしてもらったほうがいいんじゃないかしら?」
P「…おいてめぇら」
律子「あっはははは、プロデューサー相変わらず不人気ですねー」
P「相変わらずは余計だ」
律子「えっと今日は流行りの曲でしたっけ?
私ができるのは今の流行とそれに対するアドバイスぐらいですけど、それでいいですか?」
P「うん、それで十分だ!」
律子「そうですねー…」
……
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:37:43.64
───1時間後
律子「っていうことで、今回はこんな感じの曲にしてもらったほうがいいんじゃないかしら?」
P「うん、それがいいかもな。みんなはどうだ?」
シャロ「」ウトウト
ネロ「」スースー
エリー「」クークー
コーデリア「うふふふ、私のお花さんたち、待ちなさぁーい♪…」クゥークゥー
P「起きやがれぇええええええええええええええええええええ!!!!!!」
シャロ「ふぁいっ!?」ビクンッ
ネロ「なんだ、うるさいなぁー」
エリー「ひぅ…ごめんなさいっ…」
コーデリア「うふふふあははは待ちなさぁ~~い♪」クカークカー
P「……デリアめ……。もうほっとくか…。
曲のコンセプトは決まったから。やっと、音楽家の先生のところに行くぞ!いいな!!」
律子「じゃあ、私はこれで」
P「うん、ありがとな律子」
律子「あ、そうそうプロデューサー、
実は私も今度新しい子をデビューさせるんです。超期待の新人なんですけどね
今度、連れてきますね!それじゃあ」
P「期待の新人?…まぁとにかく今は曲作りだ!行くぞみんな!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:45:05.24
P「ってわけで、こんな感じで作っていただけますか?」
音楽家の先生「いいわね。そういうの。うん、この子たちにも合いそう!」
音楽家の先生「それで行きましょう!」
シャロ「よろしくお願いしますー!」
ネロ「まぁちょっと頼むよ!」
エリー「お願い、します…」
コーデリア「お願いいたします」
音楽家の先生「まぁ曲は私に任せて頂戴。あなた達は、それを歌って踊れるように頑張ってね」
コーデリア「踊り…ダンス…?」
シャロ「はいっ!…って踊りですか?」
ネロ「え゛っ!?まさかダンスもやらなくちゃいけないわけ!?」
P「あ、忘れてた。
うん!そうだぞみんな!アイドルというのは歌って踊れるものなんだからな!!」
ネロ「今、忘れてたって言った…」ジトー
P「…さぁ!次はレッスンだレッスン!!」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 00:52:54.31
第3話 レッスン×レッスン×レッスン
エリー「ハァ…/// ハァ…/// ハァ…/// ハァ…///」
エリー「ぅぅ、もう、…動けません…///」
P「エリー、もう少し自分から動いてくれ…。
俺ももう限界なんだ…。早くいかせてくれ」
エリー「でも、私…/// こういうの…恥ずかしい///」
P「君の可愛らしさをもっと見せてくれ。ほら、動いて……」
エリー「あ、私、私、だ、だめです…もう、私…あぁ!!」
P「あ、やばい!俺、もういくぞ!…だめだっ…くっ…」
エリー「…っ! ハァ…/// ハァ…/// ハァ…///」
P「おぉ!エリー!これで振り付けマスターできたな!やれば出来るじゃないか!!」
P「おっと、俺はちょっと抜けるな。いいかみんな。
先生の言うことをちゃんと聞いてレッスンするんだぞ!じゃあまたあとでな!」
シャロ「はい!またあとで!……ってあれ?みなさんどうしたんですか?」
ネロ「…いや、なんでも///」
コーデリア「な、なんでもないわ/// ほ、本当よ!!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:02:07.89
P「曲も完成した!歌もダンスもできる限り練習した!」
P「さて、いよいよ今日は先日合格した番組の収録だ」
P「みんな!練習の成果を見せてくれ!!!」
シャロ・ネロ・エリー・コーデリア「はい!!!」
司会「お疲れ様でしたぁー。では、次は、ミルキィホームズで『正解はひとつじゃないっ!』です!」
~♪~♪~♪~♪
シャロ「じゃん!さがしてまーすよ! もくげきしょーげん」
…
司会「はい、ありがとうございましたぁー。」
観客「わーきゃーうおー」
シャロ「やったぁー!やりましたー!」
エリー「すごい、緊張…した///」
ネロ「なかなか様になってたよな!」
コーデリア「これで私たちもいよいよ本当のアイドルなのね…」
司会「では次は、またまた新しいアイドルですか…とこれは!なぁんと!
かつて世界を熱狂の渦に巻き込んだ超新星アイドル!明智心衣さんです!!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:09:49.42
P「これは……!」
シャロ「ココロちゃん!??」
ネロ「明智!?」
エリー「明智…さん?」
コーデリア「間違い無いわ…でもなんで」
律子「こんにちわ。プロデューサー。」
P「律子!?お前、なんで……ま、まさか!」
律子「えぇ、765プロは、手に入れましたよ。超期待の新人を」
司会「と、今度はアイドルグループとしてデビュー!名前は!」
律子「新たなアイドルユニット、『Genius4』としてね」
次子「ちょっとはずかしいな…こういうの」
平乃「何事も経験ですよね!経験!」
咲「の割にはノリノリ…」
平乃「そ、そんなことないですよー!あははは」
心衣「ほら、いくわよみんな!!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:16:54.30
律子「765プロから提案を持ちかけたんですよ。
アイリーン・ドアラさんにね。
そしたら、期間限定ですけど、貸してくれたんですよ。ヨコハマ市警が。」
律子「これはチャンスです。765プロの一大プロジェクトなんですよ!」
律子「だから、プロデューサーさん。ミルキィホームズには悪いけど
勝たせてもらいますからね」
P「勝たせてって、まさかお前!お前もエントリーさせたっていうのか!!」
シャロ「さっきからプロデューサーさん、何を話しているんでしょうか?」
ネロ「さぁー?でもまさか明智たちもデビューするなんてな」
シャロ「はいっ!これからすっごく楽しくなりそうです!」
コーデリア「シャロ。多分それは無理よ。」
シャロ「??? どうしてですか?」
エリー「私たちとは…同じ事務所だけど…ライバル」
ネロ「自分たち以外は全部敵か、ま、ありがちだよね」
シャロ「敵…ですか?」
P「これは予想外だ。まさか律子がこんなのを隠していたなんてな
多少無理をしないと勝てないかもしれん。…アイドルアルティメイトには」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:26:07.25
第4話 参戦!アイドルアルティメイト!!
アイドルアルティメイト…
それは新人アイドルだけが出られる究極のアイドルを決める世界一の祭典
これに勝てばまさしくトップアイドルになれる。
だが、負ければアイドルとして成功することはほぼできなくなる。
P「それがアイドルアルティメイト。
君たちにはそれに参加してもらおうとこの前、エントリーをしてきたんだが…」
P「まさか律子が『Genius4』をエントリーさせてたとはな…」
ネロ「別にそんなのに出なくてもいいじゃないの?」
コーデリア「そうよね。別に私たちトップアイドルを目指しているわけじゃないもの」
エリー「…」コクン
シャロ「」
P「おまえら……そうだな。エントリー取り消すか。
あの番組の反響。ミルキィもがんばったが、G4の人気っぷりはすごかった。」
P「分不相応ってことかな。俺達には」
シャロ「…そんなこと…」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:35:38.07
コーデリア「シャロ?」
シャロ「…そんなこと、ないです」
シャロ「私!アイドル楽しいです!」
シャロ「ご飯も食べられるし!いーっぱい、いーーーーーっぱい!がんばって!
キラキラ光るステージで踊ったり!歌ったり!!」
シャロ「そういうの!楽しいです!!」
シャロ「おばあちゃん言ってました!
『一生懸命やったことはとても価値あることなんだ』って」
シャロ「だから、私…私…」
ネロ「うん、そうだよね。お菓子も中途半端に食べるのは良くないよ!」
シャロ「ネロ!」
エリー「…うん」
コーデリア「…プロデューサー。さっきの言葉、撤回します!」
コーデリア「私たち!自分の意志でアイドルアルティメイトに参加します!」
P「…ふぅ、焚き付け、成功してよかったぁー。」
シャロ・ネロ・エリー・コーデリア「はぁ?」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:41:48.03
P「あのまま、やめますーで終わったらどうしようかと思ったよ」
ネロ「なに?ってことはつまり、最初から参加させるつもりだったってこと?」
P「無論だ!」
コーデリア「負けるかもしれないのに?」
P「負けても得るものはある!」
エリー「…プロデューサーさん」
シャロ「というわけで!目指すはアイドルアルティメイト優勝!!ってことですよね!」
P「そのとおりだ!」
P「いくぞみんな!初戦は明日だ!!」
みんな「おー!」
ネロ「って『明日』!?ば、バッカじゃないの!?はぁ?無理に決まってんじゃん!」
シャロ「そんなことないですよ!できないことなんてありません!」
ネロ「いや無理だよ!だって、明日だよ?明日!あ・し・た!!」
コーデリア「あぁ、私のお花畑が今日も綺麗だ~~わ~~~♪」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:48:45.95
第5話 初戦
ネロ「昨日の今日で……絶対無理だよ!ムリムリムリムリムリムリ!」
コーデリア「ネロ、そろそろ現実を受け止めないと」
P「お、コーデリア、いいこと言ったな!」
ネロ「何がいいことだよ!つまり負けを認めろってことじゃないか!」
P「じゃあ、やめるか?」
ネロ「…っ やるよ!」
ネロ「でもさ、どうするつもりさ。まさか勝つ気がないってわけじゃないんでしょ!?」
P「…勝算か?ないことも、ない」
ネロ「それっt スタッフ「すいませーん、次準備お願いしまーす!」
P「ほら、みんな行った行った!大丈夫だ!実力を出せば初戦ぐらいはなんとかなる!」
みんな「はい!」
ネロ「本当は勝算なんて、何もないんだろ?」
P「なんだ?まだいたのか?ほら、ネロも早く行け!」
P「…あるさ。ちょっと汚いかもしれないけどな……聞くか?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 01:53:31.29
P「要は、どれだけ審査員の目に止めさせるか。それだけだ」
ネロ「でも、それが大変なんじゃないか!」
ネロ「僕達のダンスや歌なんて、はっきり言ってそんなに目を引くようなものじゃないし」
P「意外に見てるんだな。自分たちのこと…見なおしたぞ」
ネロ「/// そういうのいいからっ!で、そんな僕達がどうやって審査員の目を引くっていうのさ」
P「ちょっとな…」ゴニョゴニョ
ネロ「…それ、卑怯だね」
P「だから行ったろ?ちょっと汚いかもしれないって」
ネロ「でも悪くないね!」
ネロ「いいよ。今度だけプロデューサーを信じるよ」
P「今度だけって、今までは信用してくれなかったのか…?」
ネロ「さぁ、どうだか?」
シャロ「ネロー!早くいきますよー!」
P「ほら、行ってこい!」
ネロ「うん!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:00:03.29
審査員「さぁて、今日はどんなものを見せてくれるのかな?」
審査員「では、アイドルアルティメイト初戦を開始します…」
シャロ「ついに始まりましたね!ってあれ?心衣ちゃんは?」
コーデリア「G4は別枠だそうよ?」
ネロ「つまり、何回か勝ち進まないと戦わないってこと」
エリー「ちょっとだけ、ほっとしました…」
審査員「みなさん、自分のすべてを出しきってアピールしてください。ではどうぞ」
シャロ(…うわぁ、みなさんすごいですぅ!)
コーデリア(これが、アイドルなのね!)
エリー(すごい、みんな、キラキラしてる…)
ネロ(そろそろ見せ場…頼むよ!プロデューサー!)
審査員「うーん、ミルキィホームズだっけ?あんまり光らないなぁ」
コーデリア(これは、ヤバイわね…でも)
シャロ(このままじゃ…負けちゃいますっ)
ネロ(早く!早くプロデューサー!)
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:08:00.94
P「あ、すいませーん。」
スタッフ「あぁ、こっち入っちゃこまるよ!ステージの設備とかあるんだから」
P「あ、いえ、さっき向こうの方がこちらにいるスタッフさんを呼んでくれって言われて…」
スタッフ「え?ほんと? …まぁ自動制御だしちょっとくらい離れても大丈夫か」
スタッフ「ほら、あんたも早く出て行って!」 タッタッタッ
P「すいません、すぐに出ていきますから」
P「なーんてね…、どれちょこっとだけ…まぁちょっとライトのあて方を変えるだけだから」
P「ん?これか? それとも、こっち…? 」
ガタンッ
審査員「ん?どうしたの?急にステージのライトが消えるなんて…
あなた達は続けなさい!曲は続いているんだから!」
シャロ(明かりが…!)
ネロ(もしかして、これプロデューサーのせいじゃ…)
コーデリア(クライノコワイクライノコワイクライノコワイクライノコワイクライノコワイ)
エリー(コーデリアさん…っ!)
審査員「なんかダメね、この子たち…」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:13:41.28
シャロ(どうしよう!コーデリアさんの動きが止まっちゃったよ!)
エリー(…ぅぅ…もう…ダメ)
ネロ(このままじゃ、本当に負けちゃう!)
ネロ(まったくなにしてるんだよ!!プロデューサー!!)
ネロ(プロデューサーはいっつもこうなんだから!この前だってアイス買ってくれるって言ってたのに!)
ネロ(あ!そうだ!アイスだよアイス!!それにお菓子もまだ買ってもらってないじゃないか!!)
ネロ(このまま負けたら絶対食べられないっ!!)
ネロ(うぅーお菓子お菓子お菓子お菓子お菓子たべたあああああああああああい!!)キュインッ
シャロ(ネロ!?)
エリー(もしかして…トイズ?)
ネロ「これ、もしかしていける!? おぉぉ!ダイレクトハーーック!!」
審査員「ん?あの黄色い子…」
ネロ「照明っ!戻れ!!そして…!!」
シャロ(見せ場ですぅ!!)
ネロ「僕達に!スポットライト!!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:19:50.32
……
審査員「途中、ちょっとハプニングがあったけど
みなさん、よく最後まで続けてくれました。」
審査員「もちろん、今のハプニングに関するすべてのことは評価には含めませんので。」
P「いやぁ悪かった悪かった」
ネロ「ったく!どうやったらあんなことになるんだよ!!」
P「しかしいいじゃないか、結果としてうまくいったんだし…」
ネロ(それは僕のトイズで…)
コーデリア「プロデューサーさん、よく逃げられましたね…」
シャロ「あれ、でも、審査員さんはあれを評価には含めないって…」
ネロ「そうだった!!それってつまり今回の作戦は意味なかったってこと!?」
P「…ま、まぁまぁ…あ、ほら結果発表だぞ!」
審査員「それでは結果を発表します……アイドルアルティメイト、初戦を勝ち進んだのは…」
審査員「ミルキィホームズ、あなた達です。おめでとう!」
P「おぉ!やったなみんな!!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:25:37.91
ネロ「…あ、あの!」
審査員「なんですか?」
ネロ「あの、最後の照明とか…それで」
審査員「さっきも言いましたが、そういうことも含めて審査には含めていません。
この結果はあなた達の実力を評価しての結果です。」
ネロ「…で、でも!」
審査員「…特に、最後のあなたのダンス。勢いがありとても良かったと思います。
次もがんばってください!」
シャロ「つまりネロががんばったから勝てたんですね!!」
ネロ「え?そ、そんなわけ…ないことも、ないけどさ///」
エリー「ううん、ネロ、すごかった…」
コーデリア「私はよく覚えていないけど…まぁとにかく勝ったものは喜ばないと!
そうですよね!プロデューサーさん!」
P「そうだな!初戦突破を喜ばないとな!」
ネロ「あ、じゃあ!お菓子!買ってくれるって約束!!
まさか忘れたわけじゃないよね…っ!」
P「わかったよ。お菓子だろうと、ケーキだろうと買ってやるよ!」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:34:40.11
第6話 2回戦
P「いよいよ2回戦。そしてこの戦いでついに出てくるぞ」
心衣「私たちを虫のように言わないで頂戴!!」
シャロ「ココロちゃん!」
心衣「ココロちゃん・・・・・・いうなぁあああああああああああああああああああ!!」
ドガァンッ
シャロ「へぶっ!」
次子「おぉ!今日もよく飛んだなぁ」
咲「記録更新…」
平乃「あははは、すいません。色々と」
ネロ「みんな勢ぞろいかよ」
コーデリア「ちょっと賑やかになったわね」
エリー「…うん」
P「あれ?そういえば律子は?」
平乃「律子プロデューサーは今日はいらっしゃいません。
なんでも他のユニットの大事な打ち合わせとかで…」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:40:57.92
P「そうか、ずいぶんと信頼されているんだなぁ」
次子「っていうよりも、ほっとかれてるって感じだな」
心衣「ふんっ!あんたたちなんかすぐに実力の差を魅せつけて!
ギッタンバッタンにしてやるんだからね!!覚悟しなさいよね!!!」
次子「ほらほら、心衣。そろそろいくぞ」
平乃「それじゃあ失礼しました。また後ほど」
咲「じゃぁ~ね~」
P「あっという間に帰っていったな…ともあれ、あれが俺たちの敵だ」
P「初戦の後、歌を変え、レッスンをさらに重ねてきたが…俺の意見としてはだな」
コーデリア「やっぱり、難し P「勝てるぞ!この戦い!」
コーデリア「え?」
P「特に今回の歌。メインはコーデリア、君だ。」
P「一番安定した君のダンスと歌なら、俺は安心してみていられる。」
P「まかせたぞ!コーデリア!」
コーデリア「……はい」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:44:36.14
審査員「さぁて、アイドルアルティメイトも2回戦。」
審査員「これに勝ち残ったものが次の決勝戦へと進むことができるが、みんな準備はできているか?」
コーデリア(…今回のメインは私。でも…正直不安ね)
コーデリア(私を集中してレッスンしてくれたけど、
そのかわりみんなでの合わせてはあまりやっていない…)
コーデリア(それがどう響くか)
審査員「…では行こう。ミュージックスタート!」
シャロ「コーデリアさん!始まりましたよ!!」
コーデリア「え?あ、!行くわよ!みんな!!」
ネロ「うん!」
エリー「…はい」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:47:59.31
~♪~♪~♪
コーデリア(ここまでは順調…)
コーデリア(だけどこの先はどんどんテンポアップしていく難しい所…)
シャロ「…ぁ!」
コーデリア(シャロのステップが半歩ずれた!?)
ネロ「…くっ!」
コーデリア(ネロもつられてリズムがズレはじめている!)
エリー「…っ」
コーデリア(エリーにも影響してるわ…どうしたら…どうしたらいいの!?)
~前日
P「なんだ?コーデリア、相談って」
コーデリア「実は明日使う曲のことで…やっぱり前の曲に戻しませんか?」
P「なんだって急に…もう明日だぞ?今から変えるっていっても…
それに今回のもなかなかのいいできじゃないか!」
コーデリア「ですけど…私、不安なんです」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 02:55:43.37
コーデリア「合わせての練習もそんなに多くやっていないからかもしれませんけどし…」
P「」
コーデリア「私、みんなを引っ張っていけるかどうか…心配で」
P「……よし!明日の配置を少し変えよう!」
コーデリア「え!?プロデューサーさん?あ、あの一体なんの…」
P「コーデリア。明日の開始は君が一番後ろだ。
そこから途中で前後を切り替える」
コーデリア「あの、話がよく見えません!」
P「いいから、いいから。コーデリア、ステージ中にみんなを見てみろ。な?」
~
コーデリア(プロデューサーさんはああ言ってたけど…いったいあれがどんな意味が…)
シャロ(コーデリアさん!)
コーデリア(シャロ?…それに、ネロ、エリーまで…)
コーデリア(さっきからどっちを見てるのよ!前を向かないと!!)
コーデリア(…もしかして、みんな…私を…見ているの?)
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:01:54.23
次子「おぉ!やるなぁ!あいつら!!」
平乃「すごいですわね!」
咲「最近、ネットでも人気沸騰中」
心衣「はぁ!?ふっざけんじゃないわよ!!!
この戦い、絶対私達が勝つわよ!!いいわね!みんな!!」
次子「ったく、相手がミルキィホームズだといっつもこれなんだからなぁ」
心衣「次子!なんか言った!!??」
次子「いんや、なんにも…」
平乃「まったく、うちは向こうとは全然正反対ですね。」
咲「平乃も気づいた?」
平乃「えぇ、みなさんの動き、一人を軸に綺麗に流れていますわ」
コーデリア(……ごめんなさいっ!私がみんなを信頼しきれてなかったのね)
コーデリア(…コーデリア・グラウカ。私が守るの。私がみんなを引っ張るのよ!)
コーデリア(なんて言ったって、ここはそう…このステージこそ!私の花園なんですもの!!)キュイーン
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:08:07.28
コーデリア(感じる。感じるわ!)
コーデリア(みんなの息遣い、ステップの音。動くときの空気の揺れ)
コーデリア(みんなの動きを滞らせないように動かすには…
私がみんなを引っ張っていく!!)
審査員「あのグループ、一体感がすごいな」
……
審査員「では結果を発表する!」
心衣「もちろん、私達が勝 審査員「決勝進出は、ミルキィホームズ!」
コーデリア「…やった」
次子「ま、だろうとは思ってたよ」
コーデリア「やったわ!やったわみんな!やったわぁー!!」
シャロ「やりましたね!コーデリアさん!!ココロちゃん、ごめんなさい」
心衣「コ~コ~ロ~ちゃん~~~いうなぁああああああああああああああああ!!!」
バチコーン
P「さて、ここまで奇跡のように勝ち進んでこれたが、いよいよ決勝か……相手は……」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:12:07.00
第7話 決勝戦
コーデリア「プロデューサーさん、決勝は明日ですよね?」
シャロ「今日は何しに会場にきたんですか?」
P「もう一つのブロックの準決勝…今日は決勝戦の対戦相手が決まるんだ」
P「お前たちにも見てもらったほうがいいと思ったからな」
ネロ「そういえば、こっちのブロックってまったく見てなかったなぁ」
エリー「どんな人達が…いるんでしょう…」
P「お、出てくるぞ」
コーデリア「う、嘘…っ!」
ネロ「あ、あれ、ま、間違い、ない…よね!?」
エリー「うん…間違い、ない」
シャロ「……アンリエットさん!!!」
P「…だれ?」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:17:15.71
シャロ「どうしてどうしてどうしてどうしてどうして」
コーデリア「シャロ、落ち着きなさい?」
シャロ「は、はい…」
ネロ「なんだって生徒会長が!?」
エリー「ぅ…すごい、…ダンス…歌も…」
P「なんだ、知り合いだったのか?」
P「彼女の評価はすさまじいぞ!なんて言ったって彼女を絶賛しなかった審査員はいないほどだ」
P「良く今まで隠れれたもんだと逆に思うよ」
P「準決勝…決まったな。」
コーデリア「案の定、アンリエットさんが勝ったわね…」
P「どうしたみんな!?相手の実力を見て自信無くしたか?」
ネロ「そりゃあ、あんなもの見せられたら…」
P「ところがどっこい、お前たちは明日。同じステージに立つんだぞ」
シャロ「!! そうです!そうですよね!!私達も決勝…でるんですよね!」
P「うん!」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:22:34.59
P「だから、お前たちにもそれぐらいの実力はあるってことだ!」
P「安心しろ!」
みんな「はいっ!」
……
シャロ「うーでもなぜアンリエットさんがアイドルなんて…気になりますぅ」
アンリエット「シャーロック?」
シャロ「アンリエットさん!?」
アンリエット「…何か、用?」
シャロ「えっと、その…あの…アンリエットさんは、なんでアイドルなんて」
アンリエット「ふふ、ただの興味よ。あなた達がアイドルをやっていたから面白そうと思って」
シャロ「そ、それで、あんなにダンスや歌が上手になったんですか!?」
アンリエット「探偵も、アイドルも、実はそんなに違いなないわよ」
シャロ「???」
アンリエット「シャーロックにもそのうち分かる時が来るわ」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:26:56.43
アンリエット(…もしかしたらこれがきっかけに彼女たちがトイズを取り戻すかもしれない)
アンリエット(…これはまたとないチャンス)
アンリエット(とは、さすがに言えないわね)
アンリエット「シャーロック」
シャロ「はい?」
アンリエット「あなたらしく、がんばりなさい」
シャロ「なんだかよくわかりませんけど…はいっ!」
決勝戦当日
P「ここまで来たら、俺から言うことは何も無い!
実力を全部だして、戦ってこい!!」
みんな「はいっ!」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:35:18.07
アンリエット「ミルキィホームズのみなさん…今日はお互い、がんばりましょう」
シャロ「…」
ネロ「シャロ?」
エリー「どうしたの?」
コーデリア「みんな、行くわよ!」
審査員「では、はじめてください。どうぞ」
コーデリア(言葉が、でないわっ)
ネロ(生徒会長、むちゃくちゃすぎるよ!!)
エリー(やだ…すごく綺麗…)
シャロ「…」
コーデリア(シャロ?動きや歌はおんなじだけど…なんか)
P「ん?シャロ……なんか気が入ってないな。どうしたんだ?」
審査員「どちらも悪く無いな。ただ、やっぱり…彼女のほうが…見ていて惹かれる」
コーデリア(だめっ!このままじゃ何もできないで終わっちゃう!)
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:41:55.37
コーデリア(みんな!私の動きをよく見て!ついてきて!!)キュイーン
シャロ(はっ!コーデリアさんの動きがっ!)
シャロ(…私、どうしちゃったんだろう…アンリエットさんの言葉、気にしているのかな?)
シャロ(………なんでだろう)
シャロ(………なんで、集中できないっ)
P「やばい!シャロの動きが…完全に集中力が切れてる!」
ネロ(シャロ!?やばい生徒会長の方を気にしている!!)
アンリエット(さぁ、シャーロック。私を見るのです。
私の………幻惑のトイズを) キュイーン
シャロ(…すごい、です。アンリエットさん。)
シャロ(踊りも、歌も、全部、全部すごすぎます…)
シャロ(それに比べて、私は……)
シャロ(私……どうしてこんなことしてるんでしょう)
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:48:52.45
シャロ(確かに、アイドル活動は楽しいし嬉しいこともいっぱいあったけど)
シャロ(でも、私が本当にやりたいことは、…探偵)
シャロ(じゃあ、なんでこんなことやっているんだろう…)
シャロ(アイドル活動よりも探偵になることを頑張らなくちゃいけないんじゃないかな)
シャロ(アンリエットさんのようにできるならまだしも…)
シャロ(私の踊りや歌なんかじゃ…意味、ないんじゃないかな)
エリー(シャロが…止まった!)
審査員「…?」
コーデリア(ちょっと!シャロ!?)
ネロ(うっそ!ここで!?)
エリー(ど、どうしよう…どうしよう!このままじゃ…このままじゃ)
エリー(アイドルアルティメイト失格→落ちぶれアイドル→大人の仕事→□■□■□■)
エリー(//////// そんなの//////)
エリー「だめぇー!!!」 キュイーン
エリー「目を覚まして…っ!シャロ…っ!」 バッチコーン
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:52:54.62
シャロ「へぶっ!!!!」 ズガガガガガ…ズゴォン
ネロ「え゛!?」
コーデリア「エリー!???」
アンリエット「…!」
審査員「」ポカーン
P「真面目にあれは死ぬんじゃ…」
シャロ「はっ!!あ、あれ?私、なにを!?」
P「……生命ってすげぇ」
シャロ「あれ?私、あれ?」
コーデリア「シャロ!曲はまだ終わってないわ!!」
ネロ「続き!行くよ!もちろん、いけるよね!」
エリー「シャロ!」
シャロ「??? な、なんだかよくわかりませんけど……はいっ!」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 03:56:19.52
審査員「優勝は、……アンリエット・ミステール!」
……
P「どうしてこうなった…」
コーデリア「いったいどうしちゃったの!?シャロ!?」
ネロ「あれじゃまるで素人じゃないか!」
エリー「どうしたの?」
シャロ「あのー、……」
P「どうした?」
シャロ「あなた、誰でしたっけ?」
全員「は?」
シャロ「ごめんなさいっ!私なんか頭がぼーっとして」
コーデリア(まさか、エリーのビンタで)
ネロ(記憶ごとふっとんだ…!?)
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 04:03:19.79
P「結局、優勝したアンリエットもアイドルになる気はないと放棄」
P「我がミルキィホームズはシャーロックの記憶障害により、辞退」
P「繰り上げ敗者復活でG4が優勝…か」
律子「漁夫の利とはこのことよねー!」
P「律子、すごい喜びようだったな」
P「んで、結局、シャーロックたちもアイドルを辞めることになり…」
コーデリア「そういうわけで、私達探偵学園に戻ることにしました。」
ネロ「アイドルは楽しかったけど、優勝できないんじゃしょうがないよねー」
エリー「シャロもこのとおりですし…」
シャロ「…あのー、オーディションってなんですか?」
P「……ま、あいつら元気そうにやってるみたいだからいいか」
コーデリア「ほら、みんなーきのこ焼けたわよー」
エリー「おいしい…です…」
ネロ「あー!ずるいー!僕もたべるー!!」
シャロ「やっぱりいつもの私達ですよね!!…ところでアイドルってなんですか?」
おわり
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 04:25:33.23
おつ
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ちなつ「今回だけですよ!京子先輩!!!」