追記（23:38）：本文中の記述を一部訂正させて頂きました。
まさに、「次世代型のモンスター端末」と言えるでしょう。
海外メディアPhone Arenaが24日（現地時間）に伝えるところによると、米Qualcomm最新SoCとなる「Snapdragon 810」を搭載した、”開発者向けのリファレンスモデル”として「MDP 810 Smartphone」と「MDP 810 Tablet」が正式に発表された、とのことです。
今回発表された「MDP 810 Smartphone」と「MDP 810 Tablet」はそれぞれ米Qualcommによって設計され、加Intrinsycによって製造された「開発者向けリファレンスモデル」のスマートフォンとタブレットになります（※MDP=「Mobile Development Platform」）。
全体的なスペックにおいて現行の水準を大きく上回る、まさに次世代型の端末に仕上げられているのが、実に印象的です。以下、両端末の主なスペック。
MDP 810 Smartphone
| OS | Android 5.0 Lollipop |
| ディスプレイ |
6.17インチ WQXGA(2560×1600)ディスプレイ（490ppi） （10点マルチタッチ対応） |
| SoC | Qualcomm 64-bit オクタコア Snaprgaon 810 |
| GPU | Adreno 430 |
| RAM | 4GB LP-DDR4 |
| 内蔵メモリ | 32GB |
| メインカメラ | 1,300万画素（OIS / デュアルLEDフラッシュ搭載） |
| フロントカメラ | 400万画素（AF搭載） |
| バッテリー | 3,020mAh |
| ワイヤレス |
Bluetooth 4.1 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac NFC |
| センサー |
3軸 加速度計 3軸 ジャイロスコープ 3軸 磁気計（コンパス） 周辺光センサー 近接センサー 圧力センサー 気温計 湿度計 UVセンサー Mobeamセンサー（※Mobeamについてはこちら） |
| その他 |
GPS搭載 マイク×8 搭載（アナログ×2 / デジタル×6） モノラルスピーカー搭載 |
「ぼくの考えた最強のスマホ」を地で行くハイスペック極まりない端末に仕上げられています。「Snapdrgaon 810」の搭載は当たり前として、4GBもの「LP-DDR4」メモリや、実に多彩な各種センサーも完備。全方位に隙のないリファレンスモデルとなっています。
MDP 810 Tablet
| ディスプレイ |
10.1インチ UHD（3840×2160）ディスプレイ （10点マルチタッチ対応） |
| 内蔵メモリ | 64GB |
| メインカメラ |
1,300万画素 デュアル3D IR（赤外線）センサー （OIS / デュアルLEDフラッシュ搭載） |
| バッテリー |
7,560mAh |
| センサー |
3軸 加速度計 3軸 ジャイロスコープ 3軸 磁気計（コンパス） 周辺光センサー 近接センサー 圧力センサー 気温計 湿度計 |
| その他 | ステレオスピーカー搭載 |
上記に記載したスペック以外に関しては、基本的にMDP 810 Smartphoneと同一のスペックとなっています。大きな違いを挙げるならば、やはり「4K」解像度の10.1インチディスプレイの搭載や、「3D赤外線センサー」を実装したメインカメラの存在でしょうか。
また、このMDP 810 SmartphoneとMDP 810 Tabletの販売価格はそれぞれ「799ドル」（約9万4千円）と「999ドル」（約11万8千円）に設定されているほか、既にIntrinsycの公式webサイトを通じての注文受付が開始されています。ちなみに、出荷開始は「12月中旬頃」とのこと。
さておき、周囲の予想をいい意味で裏切る早い時期での登場となったSnapdragon 810のリファレンスモデルですが、その性能もやはりいい意味で期待を裏切ってくれました。
こうなると、俄然CES 2015で発表されるであろう数々の新製品にも同様に「Snapdragon 810」が搭載されていることに期待してしまいますが、その予想だけが裏切られることのないよう祈るばかりです。
[Phone Arena / GSMArena / MDP 810 Smartphone / MDP 810 Tablet]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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性能についてベンチマークあるん？
ベッタベタやな
今回APQではなくMSMを載せてくるってことは3G/4Gモデムを使えるようにできる状態(ソフトウェア的に使えないだけの状態)で出荷されるんだろうか｡
わざわざハード的に完全にモデム殺して載せるくらいならAPQ載せるだろうし･･･
もしハード的に使える状態で載ってるなら､将来モデムドライバが手に入ったら楽しいことになりそうw
スマホ型のも、モデムは積んでいないのかな…
SoC自体はモデム内蔵チップだけど､MDPだからモデム使えない状態で出荷してくるかと･･･
phoneとして使えないものにphoneって名前つけて大丈夫かなーという気もしますがw
まさかのモデム有効化しての出荷とかあり得るのかな･･･
iPhone&iPadにどれだけ近づけているか楽しみだね
どれだけiPhoneがパクるか見ものだな
今までのMDPも概ね、そのSoCの使われたチップの世代は同程度のスペックが主流になったし、まぁ2015年は少なくともこれが標準って感じになるんだろーなー
逆にこれ以上上げる余地本格的にないきがするけど。メモリ8GBにしたりもしないだろうし、ARMのハイエンド向けも発表済みはこのあたりだし、タブレットもスマホも解像度的にはオーバーすぎるし。カメラの地味な発色の違いとかベゼルの細さとかバッテリーもたせるチューニングの競争くらいかな。
32ビットの壁、4ギガきたーーーー!!
実際2GBで余裕なんだけどね、ネク５(1920×1080)の場合だと(笑)
WQHDや4Kだと、どのくらいメモリ喰うんだろう…
lolipop入りn10(2560×1600)だとn9(2048×1536)と大差無く､概ね余裕。
×Qualcommの公式webサイト
○Intrinsycの公式webサイト
Intrinsyc社はQualcomm社と技術提携はしてても子会社やグループ会社というわけではないでしょう。
×6.17インチ WQHD(2560×1440)
○6.17インチ QHD(2560×1600)
解像度と公式が言う表記が違う。
確認不足で誤った情報をお伝えしてしまったことを、改めてお詫び致します。
ただちに、本文中の表記を訂正させて頂きました。
また、解像度の表記に関してですが、「QHD」という表現がいくつかの解像度を内包していることを鑑み、本文中では敢えて「WQXGA」という「2560×1600ピクセル」という意味だけを表す表記を使用させて頂きました。
ご指摘ありがとうございました！
もう、リファレンスモデルでいいやと思える内容。
昔のVGAのリファレンスモデルを思い出すw
すげー、とは思うものの、スペック過剰感も半端ないな（スマフォモデルのほう）
何かと思ったら、背面の四角は指紋センサーか
昔のArrowsに載ってたやつに似てるな
6インチWQHDが当たり前になってくるのかね
地味に欲しいけど高くて手に入らない
それにしてもなんでもありな感じするな
ベンチもそうだけど発熱とか電池持ちも気になる
来年の端末はこれぐらいが標準になるのかね。
そう考えると今年2014年はあまり変化のない年だったなー。
スマホ買うなら2015年のモデルやね。
Android 5.0とSnapDragon810という大進化。