外国人労働者が増えている中、日本の受け入れ先中国人研修生への

指導をしているとみられる内部資料が流出し、話題になっています。

ネット上に投稿されたある資料。

そこには中国人研修生に対して、事細かく、労働や生活に関する条件が書かれており、受け入れ先から

厳しい管理下に置かれているのがうかがえます。

一部を挙げると・・・

・仕事を選んではいけない
・会社と労働条件で交渉してはいけない
・会社を早退や欠勤をする場合は、必ず病院にいくこと。
(病院で診察を受けない場合は、認めません。)
・日本人との恋愛を、禁止します。
・中国人同士の恋愛を、禁止します。
・1人での外出を、禁止します。
・日本に住んでいる中国人との交流を、禁止します。
(日本に在住の親戚・兄弟・知人)
・日本人との交流を、禁止します。(仕事以外)
・日本で病気(精神病・がん・重度の病気)にかかった場合は、日本の法律には、
慰謝料を支払う義務はありませんので、一切慰謝料の支払いは拒否します。
・上記(羅列された厳守事項 ※注)の違反で帰国する場合は、渡航費は自己負担となる。
・上記の違反で帰国した場合は、組合・会社が損害を受けるので、給料または中国の家族(補償品)に損害賠償を請求し、帰国時に清算します。

などと記載されています。


http://i.imgur.com/G79ZMCO.jpg

資料では会社名などが黒く塗りつぶされていますが、さまざまな憶測や批判が集まっています。

なお、最近では中国人研修生と受け入れ先をめぐる裁判なども数件起きており、過酷な労働環境で働か

されている実態が明るみとなってきています。

日本政府は移民政策や外国人労働者の受け入れに積極的ですが、受け入れ先の労働環境などにも目を

向ける必要がありますね。