果たしてMediaTekは何を思い、そして決断を下したのでしょうか。
25日(現地時間)、海外メディアGSMDomeが伝えるところによると、台湾MediaTekが中国Xiaomiとの間にある協力関係を解消し、今後Xiaomiに対する同社製SoCの提供を行わないことを決定したという ”噂” がリークされた、とのことです。
実に興味深い噂ではありますが、今回の件に関しては、当事者であるMediaTekとXiaomiを含むあらゆる企業から一切の声明は発されていないことを、GSMDomeは伝えています。
また、更に興味深いのは、既に先日、米QualcommがXiaomiの為に同社製SoCの価格を下げていたという事実の存在です。今回のMediaTekとのパートナーシップの消失と結び付けて考えるに、Xiaomiが今後Qualcommとのより緊密な協力関係の醸造を計画していたとしても、不思議ではなさそうです。
とはいえ、現時点ではあくまで「噂話」レベルの情報に過ぎませんので、その点ご注意を。さておき、「中国市場の覇者と手を切る」という選択が、果たしてMediaTekにとってどのようなメリットが存在するというのか。その真意と意図はどこに。私には、少々計りかねてしまいます。
[GSMDome]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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低価格市場だとQualcommよりMediaTekが強いから
その市場潰しの一環として、Qualcommは急成長企業に手を差し出したのかもしれないね。
最近、低価格Android端末にもSnapdragon200や400シリーズ搭載してきてるもんね。(400シリーズはミドルだけど)
Qualcomm、Microsoft、Google、Appleといった名だたるアメリカ企業が中国政府からの圧力をこのところ露骨に受けてるからどうなるやら
一方で中国の国内企業は独占を許して巨大化させて対抗させようとしてる
中国市場の覇者と言っても、利益出てるのか怪しい
どーでも良すぎワロタ