「著作権侵害かは微妙なケース」福井健策弁護士が「ハイスコアガール事件」を読み解く|弁護士ドットコムニュース
<以下要約>
「ハイスコアガール」のSNKキャラの無断使用について弁護士に解説してもらった
●著作権侵害かは微妙なケース
「作品を見た限りでは、著作権侵害かは微妙なケースと感じました」
「こういうケースを検討する際には、先行著作物であるゲームの特定の画面などの『特徴的な表現』が、『ハイスコアガール』で再現されているか、という点がスタートです。
作品では、かなり不鮮明にキャラやロゴが登場しているだけで、再現には至っていない箇所もあります。その場合にはセーフです。」
他方、4巻目の一連のプレイ画面など、絵柄も画面展開もかなり再現されているものもあります。その場合には、著作権法の例外規定である『引用』などに該当しないとアウト
「今回のようないわゆる『二次創作型』『取り込み型』でも引用は成立するか、という点は、最高裁の従来の基準でいえば、厳しそうです」
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