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キョン 「長門・・・・・・お前、ふざけてんのか?」



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クリスタ「え?もう出ちゃったの?」シコシコ

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 00:22:34.86


古泉 「ど、どうしたんです?いきなり」

キョン 「どうしたもこうしたもねえだろ、見てみい長門のうな丼を」

長門 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

古泉 「これがどうかしたんですか?なにも異常はないと思えますが」

キョン 「はぁ・・・・・やはりお前もか。キレそうだ・・・・・・・・・・」

古泉 「ちょ、ちょっと!ワケを言って下さいよ。長門さんも不思議がってますよ」

キョン 「山椒・・・・・・・・山椒だよ・・・・・山椒・・・・・・」



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 04:07:58.80


古泉 「ど、どうしたんです?いきなり」

キョン 「どうしたもこうしたもねえだろ、見てみい長門のうな丼を」

長門 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

古泉 「これがどうかしたんですか?なにも異常はないと思えますが」

キョン 「はぁ・・・・・やはりお前もか。キレそうだ・・・・・・・・・・」

古泉 「うな丼に山椒ですか、当然と言えば当然ですが」

キョン 「山椒を....うな丼を、なんてことしてくれたんだ!」

長門 「なぜ?」
    うな丼には山椒をかけて食べると文献に書いてある」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 04:16:29.15


キョン 「うな丼はこの終わらない夏を!なんども繰り返したのか分からないエンドレスサマーを救う」
     このぬいぐるみのバイトで疲れきった体を癒しの食材だ!!

小泉 「そうですね、あの夜夏を繰り替えていたことを知り徒労感を埋めるために、
     長門さんがバイトしたお店で買っておいてくれた国産うなぎです」

長門 「そう、疲労はよくない。あなたたちのためにうなぎを用意しておいた」

長門 「統合体から得た知識で捌き・挿し・焼きの技術も把握した」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 04:24:18.40


長門 「今の私なら...浜松の職人たちにも劣らない出来だと思う」

小泉 「ちなみにおコメは組織のつてで新潟魚沼産の最高級品です。
     問屋取引扱いのみの流通なのでスーパーなどのおコメとわけが違います」

キョン 「...ふう、すまん。
     興奮しすぎてしまったようだ」

キョン 「このエンドレスなクソ暑い夏のためにこんな最高のうなどんを食える
      思いも寄らない友から贈り物をほんとうにうれしく思う」




26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 04:31:34.30


小泉 「では、なぜさきほどは激昂されたのですか?」

長門 「山椒、キライ?」

 長門は無表情のまま小首を傾げた。
何毎回と繰り返した夏の暑さにエラーでも起こしたにちがいない。

キョン「山椒だ、うなぎの濃厚な味わいに先祖代々続く秘伝のたれ。
    山椒はそのぴりっとしたからさが、さわやかな風となってうまさを引き立ててくれるだろうよ」

小泉 「ああ、ほんとにおいしそうですね」
    「ぼくたちも早く食べませんか」

キョン 「ふっざけんなああああーーーーーーーー!!」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 04:40:18.23


どんっと机を叩く。
テーブルの前に置かれた山椒の瓶が、
軽々と飛び上がりカラカラと音を立てて倒れた。

キョン 「…。」

小泉 「まったく要点がわからないですが山椒がきらいなわけではないようですね」

小泉はあつあつのうなぎの上に散らばった山椒をかきこんでうまそうな笑顔を浮かべた。
いつもより離れてるのにその笑顔のうっとおしさはうなぎのたれのようにべっとりと離れない。
なんて不快な笑顔だ。
小泉が気付いてないのはしょうがない。
所詮はハルヒのご機嫌うかがうのに精一杯なんだろうよ。
だからお前を責めるつもりはない。


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 04:47:20.04


だが、長門。
この短い時間でも学生生活を暮らし最初よりは打ち解けた。
そう思っていたおれは、長門が1万5千なんぼも夏休みを延々と繰り返したのにも、
同情というか、ふがいなさというか、あやまりたいという気持ちにさえなってるもんだ。
その長門が叩いたテーブルから助け出したうなどんを確保してこちらを見つめている。
ふさけやがって。。。

長門 「…」

キョン 「ほら、小泉も食い始めたんだ
     長門も食べたらどうだ」

長門はまた反対側に首を傾け、確認したようだった。

長門「あなたは食べない?」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 04:56:10.83


キョン 「ああわかった、食べるさ。でもいまはそんな気になれん」

長門 「そう」

長門はようやく箸をうなどんにつけた。
おもむろに箸をたててぐちゃぐちゃとかき回す。
たれがこころなしか黒ずんで時折こなが飛ぶ。
あとは長門が黙々と食べ始めるだけだった。

キョン 「うまいか」

長門は返事もせずただ視線だけ返しうなずいたようにどんぶりに顔を落とす。
その顔はそのままどんぶりからはなれないままだ。

キョン 「辛くないか」
長門 「辛いはうまい」

そうだろうよ、長門。
おまえはそういうと思ったさ。
気付くと倒れて転がった山椒の瓶を手でいじっていた。
そこに一欠けらの山椒の粒さえない空き瓶だった。

キョン「次からは先に山椒使わせてくれよ」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 05:09:51.92


後日談

キョン 「さて、へこんでるうちにうなぎも若干醒めてしまったな。
     まあ山椒もないしうなぎがあればまだましか」

長門 「待って」

キョン 「食べるの早かったな、どうだった山椒丼のあじは」

長門 「美味。辛いだけではない酸味とが絶妙なバランスでうなぎを攻め立てた」
    「ユニーク」

キョン 「それはよかったな」
長門 「あなたの山椒を残さなかったことは謝罪する」
    「そしてさめたうなぎと山椒に代わる辛味を一度に解決できる」
キョン 「なんだって!?さすが宇宙人だ長門!!」
長門 「丼をすこし借りる許可を」
キョン 「よし、遠慮なんかイラン!!おもいっきりやってしまえ!!」

長門は台所に向かっていった。
やはり宇宙的技術を見せるわけにはいかないのだろう。
奥ゆかしいかわいいやつじゃないか。

小泉 「は、この香りは。まさか…いや最近疲れたせいか神経質になっているようです」
    「すみません、このあと用事あるのでお先に失礼します」

小泉の奴さっさと帰ってしまったがどうしたんだ?
さてはうまそうなうな丼を目の前で食べられるのは
やつの鉄壁営業スマイルも打ち砕かずにはいられないようだ。
だから帰ったにちがいない。


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/19(水) 05:23:04.62


長門は湯気の立つ丼をご丁寧に制服エプロンといういでたちで持って来てくれた。
ねっころがってたおれ、サイッコーーーーー!!

長門 「できた」
キョン 「やっとか!いやあ腹ぺっこぺっこでもう死にそr……」
長門 「そうだと思ったので大盛りにした」
キョン 「…」
長門 「これは食のハーモニー」
    「アジアの香辛料をふんだんに使用した薬味に冷えたうなぎも熱々になる。
    さらに栄養価もアップし日本人に欠かせない食と食とのユニークな出会い。

長門 「わたしはいま新しい進化の可能性を開いた。
    これはわたしにとっては小さな一歩、統合体にとっては大きな一歩」

キョン 「………」

そこにはうなぎの姿はどこにもなくただ、カレーがあった。

長門 「いまならうなぎも熱々。しかも辛いがうまい」
    「食べて」


キョン 「長門・・・・・・お前、ふざけてんのか?」



エンドレスうなぎ・了



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