アスカ「君、名前は?」タラヲ「フグ田タラヲデスー」
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クリスタ「え?もう出ちゃったの?」シコシコ
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:44:29.50
アスカは下校途中、人通りの少ない路地で幼い男児に遭遇していた
彼はアスカを見掛けるやいなや駆け寄ってきてアスカに懐いていた
アスカ「ところで君、こんな所で何してるのかなー?」
タラヲ「迷子になっちゃったデス」
アスカ「迷子かー……じゃあお巡りさんのトコ行こうか?」
アスカは膝を落とし少年に目線を合わせ笑顔で尋ねると少年はアスカの頭を両手で掴み強引に唇を奪った
タラヲ「チュー」
アスカ「ちょ!何するのよ!」
アスカは驚き少年を突き飛ばしてしまう
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:45:51.99
タラヲは吹っ飛び尻餅をついて泣き出してしまう
タラヲ「ウェーン!ウェーン!」
幼い子供に手を出してしまった
アスカは制服の袖で口を拭きながらも申し訳ない気持ちになった
アスカ「ご…ごめん…」
アスカは少年に歩み寄り
膝を下ろし少年を慰めようとした
泣き止まないタラヲにアスカは困惑した
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:47:08.40
泣き止まないタラヲ
タラヲ「ウェーン!アスカお姉ちゃんが虐めたデスー!」
アスカ「ゴメン!ゴメンね!」
大声で泣き叫ぶタラヲに困惑し一瞬、気づかなかったがすぐに疑問が浮かび上がった
………この少年、何故アタシの名前を知っているの?
アスカ「あ…あの君さぁ…」
アスカがその真意を尋ねようとするとタラヲは一瞬で泣き止み
不敵な笑みを浮かべた
タラヲ「僕は何でも知っているデスー」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:48:56.87
アスカ「何でも知っているって…」
アスカは立ち上がり後退りする
尻餅をついていたタラヲも立ち上がりゆっくりとアスカに迫る
アスカが壁際に追い詰められるとタラヲは語りはじめた
タラヲ「惣流・アスカ・ラングレー、ドイツ3/4、日本1/4の血を持つクォーターで、国籍はアメリカ。4歳の時に、エヴァンゲリオン操縦の二番目の適格者として選出され、以降、セカンドチルドレンとして英才教育を受けた。」
アスカは黙って聴き入った、何故こんな幼い子供が自分の事をここまで詳しく知っているのか?
タラヲ「ここまでいいデスか?」
アスカは黙って頷く
タラヲは笑顔のまま続けた
タラヲ「加持リョウジに片想い…しかし、なかなか自分を見てくれない…そうデスね?」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:49:26.81
シンジ「うわっ!」
タラオ・アスカ「!?」
アスカを見て駆け寄ったシンジは
タラオに気づいていなかった。
シンジ「ご、ごめん・・・・」
タラコ「 」
アスカ「し、死んでる・・・・」
シンジ「逃げていいんだ逃げていいんだ」
その後シンジの姿を見た者はいない・・・
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:50:43.30
アスカ「な…何なのよ!?何でそんな事まで知っているのよ!?」
思わず声を荒げるアスカ
そんなアスカを見て更に笑うタラヲ
タラヲ「ふーふふふふふw可哀相なお姉ちゃんデス」
ゆっくりと迫り来るタラヲ
アスカはその場から逃げようとタラヲのわきを走り抜けようとする
しかしすぐに腕を掴まれてしまう
アスカ「(なんて力なの…!?動けない…!)」
タラヲの凄まじい握力に戸惑うアスカ
タラヲ「どこ行くデスか、逃がさないデスよ」
タラヲは笑顔で続けた
タラヲ「ちょっと付き合ってもらうデス」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:52:47.51
タラヲは強引にアスカの手を引き
路地裏へ連れ込むと背負い投げの要領でアスカを投げた
アスカ「痛っ!」
タラヲは倒れたアスカに馬乗りになる
タラヲ「どーせ叶わない恋なら捨ててしまえデス、心の穴は僕が埋めるデスよー」
タラヲはアスカの両手を押さえ込み万歳のような態勢にすると口づけをしようとする
アスカ「嫌っ!」
アスカは顔を横向けにしてそれを拒絶する
タラヲは片手で両手を固定したままアスカの頬を張る
タラヲ「いい加減諦めろデス、優しくしてるウチに言うこと聞いた方がイイデスよ!」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:53:55.32
タラヲは再びアスカに口づけをする
アスカ「んっ…!んんン…!!」
足をバタつかせるアスカ
タラヲは唇を離した
タラヲ「ハァ…柔らかい唇デスー」
タラヲは更にアスカの耳を舌でなぞり始める
アスカ「うんっ…はっ…イヤ…」
更に甘噛み
アスカ「ヤメて…」
不覚にも感じてしまったアスカ
そんなアスカの顔を見て興奮したタラヲはアスカの両手を持っていた縄跳びの縄で縛ると制服の襟に手を掛ける
アスカ「何するの!ヤメて…」
目に涙が浮かぶアスカ
タラヲはフフっと笑うと一気に制服を観音開きにした
バッという音と共に制服のボタンは飛び散った
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:56:55.82
露出したアスカの上半身
白いブラジャーに隠れる白く形の良い胸…タラヲの鼻息は荒くなっていく
タラヲ「タマらんデス…」
タラヲはその胸に顔を埋め激しく顔を左右に揺らす
アスカは拘束と恥辱と苦痛に顔を歪める
タラヲは次にアスカの脇に目をつけた
タラヲ「ココ責められるとどうデスか?」
アスカはタラヲと視線を外し、無視した
タラヲはアスカの脇に顔を近づけるとクンクンと匂いを嗅ぎ始めた
恥ずかしさで徐々に頬が赤くなるアスカ
タラヲ「若いってイイデス、イイ匂いがするデスよ」
タラヲはある程度匂いを楽しむと脇をペロペロと舐め始めた
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 02:59:19.82
アスカはこれ以上の恥辱には堪えられないと声を上げようとした
アスカ「……ッッッ!!」
すぐに口を塞がれた
タラヲは軽く舌打ちするとアスカのパンツを脱がした
少しパンツの匂いを嗅ぐとそれをアスカの口に突っ込んだ
タラヲ「騒ぐと痛い目見るデスよ」
アスカに改めて恐怖が込み上げてきた
ガタガタと震え、失禁してしまう
それを見たタラヲは呆れたようにハァとため息をつくと
アスカの恥部を両手でいじり観察した
タラヲ「ったく悪いオマ〇コデス、こんなにお漏らしして悪いオマ〇コデス」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:01:32.21
タラヲ「ココもちょっと味見するデス」
そう言うとタラヲはアスカの下の口にも口づけをした
チュピチュピとヤラシイ音を立てる
アスカ「んん…!んんん!!」
パンツで口を塞がれたアスカは声にならない声を上げる
タラヲは味を楽しみながらアスカの表情も眺める
タラヲ「いい顔だ…もっと歪めて見せろデス…もっと喘いで見せろヅス!」
アスカ「グスッ…グスッ…」
アスカはついに泣き出してしまう
タラヲは再び馬乗りになるとアスカの顎をクイッと持ち自分の顔の方へ向かせる
タラヲ「泣けば済むと思ってるデスか?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:03:09.20
恐怖と涙で歪んだアスカの顔が引き攣る
タラヲ「アスカお姉ちゃん泣き顔も可愛いデス」
タラヲは続けた
タラヲ「でもそろそろ終わらせるデス」
タラヲは短パンのチャックを下ろし陰茎を露出させた
それはとても幼児のモノとは思えない程に太く長くズル向けたモノだった
タラヲ「ホラ、勃たせるデスよ」
タラヲはその凶器でアスカの腫れ上がった頬にペチペチと叩いた
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:08:16.57
タラヲ「大きなマラで叩いたら♪白いホッペが腫れてきた♪」
そんな歌を唄いながらタラヲはペチペチとアスカの頬を叩く
アスカの目は虚ろになりかけていた
その時
シンジ「アスカ!!」
帰りの遅いアスカを心配し探しに来たシンジが現れた
タラヲは「チッ」と舌打ちすると半ば失神状態のアスカを肩に担ぎ
幼児とは思えない跳躍力で壁をピョンピョンと跳ね夕闇に消えて行った……
タラヲ「取り合えずテイクオフするデス」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:10:28.73
タラヲっていつも悪役だなwwwwwwwww
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:11:58.60
>>23
他にどんな役が回ってくるんだよ
他にどんな役が回ってくるんだよ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:10:55.60
アスカは目を覚ました
そこは畳張りの部屋
自分は布団に寝かされていた
襖の向こう…楽しげな、家族の笑い声が聞こえてきた
カツオ「父さーんwww寝込みにタッチなんて童貞みたいだよーwww」
波平「何を言っとる!寝込みのタッチこそ至高の興奮を得られるんだぞ!」
マスオ「でもーあの娘はホントに可愛いですよねー、タラちゃんよくやったぞ!」
タラヲ「ふふふふふふwもっと褒めるデスー」
ワカメ「私レズっ気あるみたい!あの娘見てるとムラムラしちゃうもん!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:14:10.91
しばらく襖の外から聞こえる一家の談話に耳を傾けていると
廊下をスタスタとこちらに向かってくる足音がした
アスカは寝たフリをする
襖が開いた
タラヲ「まだ寝てるデスか?アスカお姉ちゃん」
アスカ「…………」
タラヲ「起きるデスよ」
タラヲは布団に潜るアスカにフットスタンプをかました
アスカ「グォ!グヘェッ!」
タラヲ「起きたデスか?」
アスカ「ゲホッ!ゲホッ!」
タラヲはアスカの髪を掴むと布団から引きずり出しそのまま居間へと引きずっていった
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:16:20.02
アスカ「痛い!離して!」
髪を掴まれたまま引きずられ居間に連れて来られたアスカを拍手で迎える一家
波平「おめでとう!」
カツオ「おめでとう!」
波平「おめでとう!」
ワカメ「おめでとう!」
サザエ「おめでとう!」
マスオ「めでたいな!」
何が何だかわからないアスカ
アスカ「な…何がおめでたいのよ……帰してよ…アタシを家に帰してよ!」
泣き出しそうなアスカ
マスオ「それはー無理だなー」
人の良さそうな笑顔とは裏腹に残酷な一言を投げ掛けられる
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:19:01.01
アスカ「帰りたい…帰りたいよぉ……グスン…グスン…」
サザエ「何を言っても無駄です!」
波平「君は今日から磯野・アスカ・ラングレーだ」
アスカ「ヒグッ…何なのよ…それ……そんなの嫌よ……ヒグッヒグッ」
マスオ「そうですよ父さん!」
アスカはマスオが次に言う一言に期待した、もしかしたらこの人は私を助けてくれるかも……
しかし
マスオ「この娘はフグ田・アスカ・ラングレーになるんですよ!」
タラヲ「わーい!新しいダッ…お姉ちゃんの誕生デスー!」
アスカは絶望の淵に立たされた
カツオ「……………」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:21:41.48
波平「取り合えず部屋に連れていきなさいカツオ」
ハゲの指示を受けアスカを部屋に連れていくカツオ
アスカはシクシクと泣きながら手を引かれていく
部屋に入るとカツオは居間の様子をチラッと窺い、襖を閉めた
アスカ「ヒグッ…ヒッ…ヒッ…」
泣き止まないアスカに心配そうに声を掛ける
カツオ「タラちゃんも酷い事するなぁ」
カツオはポケットからおもむろにハンカチを取り出しそれをアスカに手渡した
カツオ「ここから逃がしてあげるよ」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:37:03.37
アスカは顔を上げた
カツオ「…とにかく涙を拭いて」
アスカはハンカチを受け取り涙を拭った
カツオは涙を拭き終わったハンカチを受け取ると話しだした
カツオ「今夜はみんな父さんが買ってきた全自動卵割り機に夢中だから逃げ出す隙がある、タイミングを見計らって君を逃がしてあげる」
アスカは黙って聞いた
カツオはニコッと笑うと再び居間へと戻っていった
アスカ「アタシ…帰れるの…?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 03:59:55.72
2時間後…
居間の方から6人分の鼾が聞こえてきた
少し間を置いてカツオが部屋に戻ってきた
カツオ「準備はいい?行くよ?」
アスカ「……うん」
二人は物音を立てぬよう玄関に向かった
ガラ…ガラ…静かに玄関の引き戸を開ける
カツオ「奴らには睡眠薬で眠ってもらった…大丈夫…絶対帰れるよ…」
アスカ「うん……」
二人は家を出て駅へと向かった
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 04:26:15.78
カツオ「もうすぐ駅だよ!」
アスカ「うん!」
徐々に顔に精気が戻ってきたアスカはカツオに手を引かれるまま走った
しかし
サザエ「カーツオー!!!」
背後から声がし振り向いた、サザエとマスオが金属バットを肩に担ぎ仁王立ちしていた
カツオ「姉さん…マスオ兄さん…畜生…薬が切れたか…」
タラヲ「アスカお姉ちゃんドコ行くデスかー」
タラヲは外壁の上で腕を組んでいる
ワカメ「磯野家を裏切るつもりー?」
ワカメはバットマンのように空から舞い降りる
波平「バッカモーン!」
波平はマンホールから現れた
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 04:28:52.48
六人に迫られる二人
カツオはアスカを自分の後ろに隠した
サザエ「カツオ!その娘を引き渡しなさい!」
金属バットを突き付ける
マスオ「大人しく引き渡せばカツオ君だけは助けてあげてもいいよ!」
ワカメ「お兄ちゃん早く!」
カツオはアスカの顔をチラッと見た
アスカはガタガタと震え怯えている
カツオは優しく微笑み掛けるとアスカを波平が出て来たマンホールに投げ込んだ
アスカ「きゃあっ!!」
カツオはアスカが下水に落ちたのを確認するとサザエ達の方を向いた
カツオ「姉さん達…もう終わりにしようじゃないか…」
カツオはシャツを脱いだ
その胴体には周囲300mは焼き尽くすであろう爆弾が巻かれていた
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 04:32:58.70
サザエらは後退りする
サザエ「カツオ!あんたどういうつもり!?」
波平「カツオ!!」
ワカメ「お兄ちゃん!!」
マスオ「えぇ!?自爆するつもりなのかい!?」
カツオ「さよなら…アスカ……」
チュドーーーーン
凄まじい爆音と共に震動が走った
アスカ「キャアアア!」
耳を塞ぎうずくまるアスカ
ハシゴを登りマンホールを出ると辺りは炎の海と化していた
彼が貸してくれたハンカチの切れ端が火を纏いながらユラユラと宙を舞っていた
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 04:40:55.24
磯野一家は黒焦げの塊となって無残な姿を晒け出していた
アスカは半分以上燃えてしまったハンカチを拾い上げ胸に抱くと膝を落とし涙を流した
アスカ「どうしてよ………」
流れ出る涙は止めることはできなかった
いくら拭っても後から後からとめどなく涙は溢れ続けた
あの人は奴らを道連れに
自らの命を投げ出して自分を守ってくれたのだ
ガラッ
アスカは振り返った
タラヲ「ったく危ないところだったデスー」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 04:45:56.35
アスカは呆然とその光景を見つめた
そんな…何故、生きてるの?あの爆発で死なないなんて……
タラヲは首をゴキゴキとならすと呆然と跪ずくアスカと黒焦げのカツオを見てニヤリと笑った
タラヲ「残念デスねアスカお姉ちゃん…カツオお兄ちゃんの命の炎はこの体に傷一つつける事は出来なかったデス」
そう言って黒焦げの炭となったカツオをぐしゃりと踏み潰し、ゆっくりとアスカに歩み寄った
タラヲ「もう誰も助けに来やしないデスー」
タラヲがアスカに手を伸ばしたその時、空を切り裂き光の弾が飛んできた
しかし弾はタラヲの背後10mの所で消滅してしまった
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 04:50:16.17
アスカ「(今のは…エヴァの攻撃…ATフィールド…?このガキ……まさか…使徒?)」
タラヲ「チッ…どいつもこいつも邪魔ばっかりデス……」
タラヲの身体はみるみる巨大化していく
その巨大化したタラヲの脇をすり抜けアスカを掬い上げる巨大な影
シンジ「アスカ!よかった!生きてた!」
アスカ「シンジ!」
シンジの乗った初号機はアスカを空き地の土管に避難させるとプログナイフを取り出した
シンジ「よくもアスカを!」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 04:53:26.09
巨大化したタラヲは初号機に接近戦を挑む
スパッ
タラヲの右腕は一瞬にして切り落とされた
タラヲ「ウ!ウワアアアアアアン!!」
凄まじい悲鳴をあげるタラヲ
初号機は間髪入れず胸のコアにナイフを突き立てた
タラヲ「ふぬぬぬぬぅ~!!」
必死に堪えるタラヲ
シンジ「このまま一気にカタをつける!!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 05:00:22.51
初号機のナイフがあと僅かでタラヲのコアを貫こうとした
その時
「チャンバー!!」
謎の叫び声と共に初号機の両腕が消失した
シンジ「うぐわああああ!!」
タラヲ「うふふふふふ…遅いデスよイクラちゃん」
「バーブー」
上空から天使の様な羽を生やした新たな使徒が現れた
アスカ「そんな……」
舞い降りた使徒は腕を大剣に変形させ初号機を一刀両断した
アスカ「シンジーーー!!!!」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 05:07:58.48
大破した初号機
アスカは再び絶望の淵へと立たされる
アスカ「そんな……シンジ……シンジまで……」
イクラ「バーブバーブー!!」
タラヲ「そうデスね、初号機も大した事なかったデスねイクラちゃん」
イクラ「ハーイ!」
2体の使徒は土管に隠れるアスカを探し始めた
タラヲ「アスカお姉ちゃんドコデスかー?今出てくれば痛くしないデスよー?」
イクラ「ハーイ!ハーイ!」
タラヲ「ココかなー?ココかなー?」
徐々に迫り来る巨大なる恐怖にアスカはただ震えた
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 05:13:35.16
タラヲ「小さくなった方が探しやすいデスねイクラちゃん」
イクラ「ハーイ!」
2体の使徒は元の人間の姿に戻った
テクテクと走り回りアスカを探す二人
土管の中で怯えるアスカ
アスカ「来ないで……来ないで………来ないで………来ないで……来な……」
ふと視線を感じ、土管の外を恐る恐る見るアスカ
そこには満面の笑みを浮かべるタラヲが土管の中を覗き込んでいた
タラヲ「あ!イクラちゃん見つけたデスー!」
すぐにイクラも駆け寄ってくる
イクラ「ハーイハーイ!」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/14(金) 06:25:03.69
アスカは体の向きを変え土管の反対側の穴から逃げようとするがすぐにイクラが回り込んで来た
イクラ「バーブー!」
両手を広げ穴を塞ぐ
タラヲ「イクラちゃんナイスデスー!」
タラヲはそう言うとハイハイの姿勢で土管に侵入してきた
アスカ「ひっ…」
タラヲ「もう逃げられないデス」
イクラ「ハーイ!ハーイ!」
タラヲ「いただきまーすデースー☆」
アスカ「イヤァァァァァ!!!」
完
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サトシ「シゲル、お前を殺す」