政治家の「政治資金」の用途が調査されている中、閣僚にも続々と疑問が出る使われ方

が報じられています。

さい銭箱
https://www.flickr.com/photos/nihonbunka/13078562/

28日、共産党系の新聞「赤旗」は総務省が公表した2013年度の「政治資金収支報告書」を調査し、

その結果、以下の事実が判明したとのこと。

支出の多い閣僚ら10人の合計額は約9400万円。

「政治活動費」に飲食費の比重が4割を越す団体が存在。

<主な閣僚の支出内容>

安倍首相
・「ミシュランガイド(※)」2つ星の高級日本料理店に4万4352円
・焼き肉店で1回17万5500円
・フランス料理店に約29万円

(※…大手タイヤ会社・ミシュラン社が発行している各国のガイドブック。
レストランの格付けが3つ星形式でされており、レストランが星を1つ獲得するとその店の売り上げは30%上がるといわれています)

麻生太郎副総理・財務相
・1晩で小料理屋、高級すし店、料亭、別の高級すし店、高級クラブ、居酒屋の6軒をはしご。
・約98万円を1日で使用。
・「ミシュランガイド」3つ星の高級寿司店で計2回総額31万円
・東京・六本木の高級クラブで1回128万円
・同クラブで計11回総額798万円

いずれも収支報告書の名目には「渉外費」「会議費」などと書かれていますが、同紙では政治活動を

口実にした「豪遊」の疑いがあると指摘しています。

また東京地検の捜査を受けている前経産相の小渕優子氏は
・「食事代」として519万円
・「ミシュランガイド」3つ星のフグ料理店で5万9000円

石原伸晃環境相
・女性が接客する飲食店で計5回の支出

などが新たに判明しています。

そのほかの支出については下記表を参考。

画像:【主な閣僚の政治資金の飲食代支出】
主な閣僚の政治資金の飲食代支出
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-29/2014112901_04_1.html

高級クラブで数百万を使ったり、高級なフグを食べることが政治活動に必要なのでしょうか・・

庶民感覚とはかけ離れた異世界ですね。