少々、控え目なスペックの端末として登場することになりそうです。
印Micromaxと米Cyanogen,Incとのコラボレーションモデルが、「Yu」ブランドの名の下にインド市場に投入されることになる見込みとの情報が、先日多くの世界中のガジェットファンに知られるところとなりました。今回、その新端末のスペックに関する情報が新たにリークされました。
27日(現地時間)、海外メディアThe Droid Goblinが独占情報として伝えるところによると、「Yu」ブランドの新端末(以下、「Yu phone」と呼称)は、「Yu Televentures」という子会社から「12月中のどこかのタイミング」で正式に発表されることになる見込みとのことです。以下、今回伝えられるところのスペック。
OS | CyanogenMod(Android 4.4.4 KitKatベース) |
ディスプレイ | 5.5インチディスプレイ(解像度不詳) |
SoC | Qualcomm 64-bit Snapdragon 410(MSM8916) |
RAM | 2GB |
搭載されるカメラの画素数やバッテリーの容量、特徴的なソフトウェアや機能、等々。まだまだ多くの情報は闇に包まれたままではありますが、少なくともこの端末が「ミッドレンジ級」のデバイスとして登場することは間違いなさそうです。
また、The Droid Goblin曰く、Yu phoneにはユーザーが任意で無効化できる「静電容量式のタッチボタン」が搭載されているとのこと。そのほか、端末のブートローダーは最初からアンロックされており、発売と同時かそのすぐ後には、完全なカーネルのソースが提供されることになる見込みです。
ちなみに、気になる価格は「16,000ルピーから20,000ルピー」(約3万1千円~約3万8千円)の間に設定されることになると、The Droid Goblinは主張。
いよいよ、インド市場での活動開始を目前に控えるCyanogenModとCyanogen,Incですが、果たして強力なライバルひしめき合うインド市場にて、どれだけの存在感を発揮することができるのか。個人的には、大健闘に期待したいと思います。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。
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