文部科学省が都市圏と地方の大学格差を改善するため、都市圏の私立大学の
入学定員数を減らす検討をしています。
画像:【大学教室】
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29日に報じられたもので、大学全体数の4分の3を占めている私立大学はその約5割が首都圏に集中。
地方大学卒業者はそのまま地方企業に就職する人も多いため、首都圏・大都市圏と地方で人材確保に
差が広がっています。
現在は法律により、入学者が定員の130%以上、全体の定員が8千人以上の場合は120%以上だと
助成・補助金を交付しないことになっていますが、同省は地域格差をなくし、地方の過疎化を防ぐため、
都市圏の大学が一定の入学定員数を越えて学生を集めた場合、さらに厳しいペナルティーを科すことを
検討中としています。
またこの基準をそれぞれ120%以上、110%以上と10%ずつ引き下げることも考えています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- 中途半端なことすると都市・地方で共倒れする
- 地方でも無名の大学とかいらんでしょ
- 地方はFランだらけ
- お役所の上意下達やな
- 都市圏の私大で地方移転するところも出てくるかもね
- 地方大学の延命措置か
- 地方を活性化させたい気持ちはわかる
- 学生が一旦都市圏行くとなかなか地元には出戻らないんだよな
- 首都圏の大学は学生独占しすぎたんだろ
- 助成金を取るか入学定員数を取るか
などがあるようです。
定員数が絞られれば、都市圏の私立大学の難易度が少し上がり、地方大学に目が向けられる可能性は
高まりそうです。
逆に都市圏の私立大学は学生数が減り、経営面で苦しくなるかもしれません。