1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:26:27.33 ID:nBL6Shuzr.net

姫「もー退屈なの退屈ぅー」

賢者「と言われましてもねぇ、私にはどうすることも」

姫「そんなエロボディしてて何も出来ないなんてやっぱりBBAは」

賢者「何か言いました?」

姫「いやなんでもないです」ガクブル

賢者「はぁ……それにしてもこの状況は」

姫「いったい何でこんなところ(>>3)にいるんだろう」




3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:28:21.96 ID:WIILsZxa0.net

牢屋




元スレ
姫「ねー賢者賢者、面白いことしてよ」賢者「はぁ……(バカが何かいってる)」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1417134387/


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:34:04.20 ID:nBL6Shuzr.net

姫「おらっ!」ガシャーン!

姫「あ痛っー!」ゴロゴロゴロゴロゴロ

賢者「無理ですよ、その鉄格子は壊せません、ましてや姫の力でなんて」

姫「大体本当に何で牢屋なんかにいるのよっ!!今日何があったのか振り返って」

賢者「そうですね、今朝は起きたらまずシャワーを浴びて」

姫「いやそれは振り返りすきだから」

賢者「困りましたねぇ、ここに来る直前の記憶が抜けてて」

姫「痴呆賢者か、やはり更年期障害が来てるのでは無いか」

賢者「…………」

姫「…………(く、くるか)」

賢者「さて、この牢をざっと見回してみたのですが」

姫「なんだ続けるのか」

賢者「これと言った大きな特徴は>>7ぐらいですかねぇ」




7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:36:48.13 ID:K4Tk6XNSa.net

姫様なら鉄格子の間を通り抜けられる




10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:43:43.25 ID:nBL6Shuzr.net

賢者「この牢の鉄格子、姫なら通る抜けられます」

姫「なっ!」

賢者「あいにく私はぁーこの豊満なボディが邪魔して無理ですけどぉー、姫のそのひん……スリムなボディならぁー」

姫「おいこら首はねられたいのか?あぁ!?」

賢者「いいからさっさと出てくださいよ、それで牢の鍵でも何でも取ってきてください」

姫「分かったよ……よいしょっと」スルッ

姫「(本当に抜けられたわ)」

賢者「ひめー!へるぷみー!」テフリフリ

姫「うっさい!おとなしく待ってなさい!!」テクテク


賢者「さてと……姫が鍵を見つけられる確率は>>12%ぐらいですかね」




12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:46:06.62 ID:K4Tk6XNSa.net

33




14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:50:22.59 ID:nBL6Shuzr.net

賢者「三割程度かしら……あまり期待はしないほうがいいわね」


コツン コツン

姫「牢から右に来たけどずっと鉄の狭い廊下が続いてるわね、ここは本当にどこなのかしら」

コツン コツン

姫「普通に考えたらお城と考えるのが自然だけど……」

コツン コツン

姫「あーもう、これどこまで続くのよ」

コツン コツン

姫「どこまで行っても誰もいない、私の足音が響くだけ……」

コツン コツン

姫「あっ!ドアだわ!廊下の突き当りの左右にドアがあるわ!!」




15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:52:37.90 ID:nBL6Shuzr.net

姫「右のドアと左のドア、どっちかが当たりで鍵があるに違いないわ!」

姫「いったいどっちが……って考えても仕方ないか」

姫「ええい、ままよ!」ガチャ


>>18
コンマ以下が01〜33なら正解のドア




18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:54:55.66 ID:h0MHr4470.net






19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:56:28.81 ID:iRE4YzxWK.net

左右を選んで三割ってありえるのか?
st




20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:57:57.29 ID:K4Tk6XNSa.net

出口とブラジルならブラジル選ぶ人が多いつまりそういうこと
st




21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 09:58:14.01 ID:lhc0XNtj0.net

あれじゃね?正解だったら隠し扉とか3つめがあったんだよ。きっと




22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:01:00.72 ID:nBL6Shuzr.net

姫「右のドアねっ!」ガチャ

姫「あれ?空っぽ……何かしら、倉庫というよりは大きいけど何もない立方体みたいな部屋……」テクテク

姫「いくら見ても鍵は無いわよね」キョロキョロ

姫「そとは暗い鉄サビなのにここだけ清潔な空間で不気味だわ」

姫「さて、逆側のドアも……」

ガシャンッ!!

姫「え!嘘!閉まって……ガチャガチャ、あ、開かないっ!!」

姫「どうしよう、あ、看板?何故看板、まぁいいわ何か書いてあるみたい」


看板「>>24




24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:02:07.07 ID:SGGf5eq50.net

なぜそこに食いつくのかってことの方がわからん




26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:04:14.29 ID:zx5AZ8Ds0.net

深いメッセージだな




27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:07:35.80 ID:nBL6Shuzr.net

看板「なぜそこに食いつくのかってことのほうが分からん」

姫「そんなこと言われてもこっちがわからないわよ!何この看板」

姫「そこに食いつく……?そこ?部屋のそこ……底?」

姫「床のことかしら、うーん、見たところ普通の床ね、誇り1つ無いわ」

姫「底に食いつく、食いつく……いやいや、そこは普通に指示語でしょ?」

姫「ふーむ」

>>28
1 もう少し意味を考えてみる
2 底に食いつく




28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:08:06.47 ID:djLaco150.net

2




31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:13:24.10 ID:nBL6Shuzr.net

姫「いやいや、清潔そうだけど私姫よ、姫がそんなことやるわけ……」

ガブッ!!

姫「がぶがぶ」

姫「(ふむ、味は普通の金属の味の床ね……新品の味がするからやっぱここは普段使われてない、となると倉庫というわけでもない)」

姫「(あー床に口を付けるとか久しぶりね、私にこんなことさせるのはこの部屋とあの賢者ぐらいだわ)」

姫「……あれ?」

姫「床に這いつくばってみて気付いたけどこの部屋って……>>33




33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:15:59.99 ID:Wg8lqGMg0.net

私の寝室にそっくり




36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:20:09.79 ID:nBL6Shuzr.net

姫「私の寝室にそっくりだわ」

姫「この殺風景な感じとかこの少し手狭な感じとか」

ペタリ

姫「……つめた」


姫「(もちろん姫である私の今の寝室がこんな質素なわけがない)」

姫「(でも私はこれがすごい馴染む、この冷たい質素な床に寝転がるのが)」


姫「(子供の頃、私の寝室で唯一の居場所だった所……)」



姫「(あの鳥かごを思い出して)」




37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:25:35.73 ID:nBL6Shuzr.net

━━━━━━━━━━
━━━━━

「ねぇねぇ鳥さん、どうして私はここにいるの?」

鉄格子の窓の外の鳥さんは何も答えない

「ねぇねぇ鳥さん、外はどうなっているの?」

その鳥さんも夜になるといなくなる、私は1人だった

「床……冷たい」

そんな夜が過ぎて昼が過ぎて夜が過ぎて

ずっと、ずっと、私は1人だった

そう……あの扉が開かれるあの日までは


ガラガラガラガラ

「あらあら、はじめまして……かしら?可愛いおじょうさん?」

━━━━━━━━━━━━
━━━━━━




38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:28:17.08 ID:nBL6Shuzr.net

賢者「はっ……!寝てた……のかしら、今更あんな夢を見るなんて」

賢者「それにしても戻ってこないわねぇ」


賢者「あれから>>40は経ったと思うんだけど」




40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:30:20.84 ID:K4Tk6XNSa.net

10分




42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:33:42.90 ID:nBL6Shuzr.net

賢者「10分……以外に経ってないわね」

賢者「でも行って戻るくらいなら遅すぎるわ!どこまで取りに行ってるんだか」

コツン コツン

賢者「あら、噂をすればなんとやらですね」

賢者「これで安心……では無く、もう遅いですよ姫……」


そこにいたのは?
>>44




44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:36:02.86 ID:POZ0b58hK.net

全裸のイケメン




45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:40:24.92 ID:nBL6Shuzr.net

イケメン「やぁ!」

賢者「えーと……どなた?ってか何故に全裸」

イケメン「ふむ、まさかこんな場所にこんな美しい方がいるとは」

賢者「いいから質問に答えなさいっ!!てかいい加減に隠せっ!!」

イケメン「おいおい、俺の体に隠すほど恥ずかしいところなんて一片も無いぞ」

賢者「……はぁ、あんたの存在が恥ずかしいわ、てかここ開けられる?」

イケメン「ふむここか、この程度の鉄格子なら>>48




48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:42:52.26 ID:eW5qZK2Y0.net

余裕




49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:47:32.48 ID:nBL6Shuzr.net

イケメン「余裕だ、片手でもな」ギギギギ……バキンッ!

賢者「すごいわね、どこかの戦士なの?」

イケメン「戦士か……ふ、俺がそんな矮小な存在と一緒にされるとは」

賢者「はいはい変態ね」

イケメン「そのように俺を侮辱する女も久しぶりだな、実に新鮮だ」

賢者「ここから右に女の子が行ったと思うんだけど見てないかしら?」

イケメン「俺は左から来たから見ていぞ」

賢者「そう……」

イケメン「その少女とやらは大切なものなのか?」

賢者「そうね、強いて言うなら>>51みたいな存在ね」




51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:50:00.82 ID:K4Tk6XNSa.net

彼女




53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:53:42.97 ID:nBL6Shuzr.net

賢者「彼女、みたいな存在ね」

━━━━━━━━━━
━━━━━━

ブルッ

姫「何故か寒気がするわ……てか少し寝てたわ」

ガンッ ガチャガチャ

姫「相変わらず開かない、と」ガチャガチャ

姫「鍵取りに行ったほうが閉じ込められてどうすんのよ」ガチャガチャ

姫「んー、もうっ!」ガチャン!!


姫「あ、あれ……嘘!?扉がいきなり>>55




55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:56:29.30 ID:K4Tk6XNSa.net

kskst




56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:56:30.93 ID:djLaco150.net

触手にかわった?!




57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 10:59:52.41 ID:nBL6Shuzr.net

姫「触手に変わった!?」

ニュルニュル

姫「なにこれヌルヌルしてて気持ち悪い……」

ニュルニュル ニュルニュル

姫「もしかしてこれがこの部屋のトラップなの!?」

ニュルニュル ニュルニュル ニュルニュル

姫「い、いや!触手が!触手が>>60を!」




60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:02:03.88 ID:rKbdyreoK.net

傷んだ毛先のトリートメント




61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:03:26.13 ID:POZ0b58hK.net

触手がちょっといい奴でワロタ




62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:04:58.59 ID:nBL6Shuzr.net

姫「傷んだ毛先のトリートメントを……って、え?」

ニュルニュル 

姫「髪のケアしてくれるの?」

コクンコクン!

姫「このヌルヌルしてるのトリートメントだったんだ」

ニュルニュル

姫「そういえば最近公務が忙しくて髪のお手入れが出来なかったから」

ニュ?

姫「どうしたの?何か言いたげね」

ニュルニュル!(>>65)




65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:11:04.01 ID:djLaco150.net

このいたみかたじゃあと30分位でハゲるわ…




67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:16:43.90 ID:nBL6Shuzr.net

ニュルニュル!(この傷み方だとあと30分位でハゲるわ…)

姫「うーん、何言ってるかさっぱり分からん」

ニュルニュル!(だからハゲちゃうんだよ!)

姫「てか扉が触手になったんなら通れるじゃない、ちょっとどきなさい触手」

ニュル(う、うん……)

タッタッタッ

賢者「姫!」タッタッタッ

姫「賢者?なんだ自力でダッシュできたのね……ってなにその変態っ!!」

イケメン「ほう、これが君の言っていた姫さまなんだね」

姫「こ、こっち見せんな!か、隠しなさいよっ!!」

イケメン「くくくく、何をバカなことを」

賢者「はいはい、そういうのもういいですから」グググイッ




68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:21:06.69 ID:nBL6Shuzr.net

姫「ダッシュじゃなくて脱出ね、ダッシュはしてたけど」

賢者「それより姫、その後ろのは」

姫「ああこれ?触手よ」

賢者「モンスター?」

姫「いい触手よ、トリートメントもしてくれるの」
 
ニュルニュル!

賢者「なぜ触手がトリートメントするのか分かりませんが見たところ無害のようですね」

イケメン「ふん、おぞましい生物が」

ニュル!ニュルニュルッ!

姫「はいはいケンカしないの、それでだけど今後の方針はどうする?」

賢者「そうですね、まずはやはり>>70がいいかと」

姫「そうね、ここもさっさと脱出したいし」




70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:23:37.61 ID:tilOWHa9r.net

トリートメント




72: 2014/11/28(金) 11:27:43.81 ID:wxRPjxuo0.net

まあ髪は女の命というからな




73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:29:14.25 ID:nBL6Shuzr.net

賢者「トリートメントがいいかと、これあと25分ぐらいでハゲますよ」

姫「えっ!嘘っ!」  

賢者「いいからこっちに来てください」

姫「やだ〜ハゲたくないよ〜!」

ドタバタ ドタバタ

イケメン「まったく女とはまこと面倒な生き物よのう」

ニュルニュル!(男も髪は大切にしないとダメだぞ!)

賢者「あっ!これは……」

姫「え!?なに!どうしたの!?」


賢者「姫の髪が>>76




74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:29:47.13 ID:y3DZov6wa.net

ドレッドに




75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:30:34.66 ID:zx5AZ8Ds0.net

パーマに




76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:30:39.58 ID:K4Tk6XNSa.net

銀色に




79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:34:53.17 ID:nBL6Shuzr.net

賢者「銀色に!?」

姫「嘘!?この金髪結構気に入ってたのに!」

賢者「このトリートメントに変な塗料でも入ってたのかしら」コスコス

ニュルニュル!(そんなもの無いよ!)


イケメン「聞いたことがある」

賢者「なに変態」

イケメン「とある伝説だ」

イケメン「闇の奥の鉄の底、銀色の乙女現る時、そこに>>82現ると」




82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:37:53.23 ID:+i3HHy+c0.net

おむつを穿いた美少女




83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:42:33.06 ID:nBL6Shuzr.net

ピカーン!!

姫「ちょっと何よこの光……!」

ヒュンッ

美少女「…………」

姫「本当に現れた、美少女」

賢者「オムツはいてますね……」


姫「ねぇ!あなたはなんなの!?」

美少女「私は、真実を語るもの」

姫「真実……?」

美少女「この場所の、真実」




84: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:43:33.83 ID:nBL6Shuzr.net

姫「教えてくれるってこと?なら教えてよ!ここはどこなの!?何で私たちはここにいるの!?」

美少女「ここは>>86です」




86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:44:11.51 ID:+i3HHy+c0.net

かわいい女の子がおむつを穿いておもらしする所




90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:51:33.60 ID:nBL6Shuzr.net

美少女「かわいい女の子がおむつをはいておもらしする所」

姫「意味がわからないわね」  

美少女「私はもらす……おむつにもらす……それだけ」
 
姫「……?」

美少女「私は全、私は一、私は世界、私はもらす、世界を、おむつに」

賢者「世界?」

美少女「あなたたちは、もらし漏れ、おむつから零れた、世界」


イケメン「全く意味が分からんなぁ!!」

美少女「だめだよ、私に触れたら>>93になっちゃう」




93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:52:43.50 ID:L1+n3xgO0.net

おむつを履いた幼女




98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:57:12.09 ID:nBL6Shuzr.net

イケメン「なっ!」

美少女「ほら」

ピシュンピシュン

幼女「あ、あれ?あたしどうして」

賢者「変態がおむつをはいた幼女に!?」

姫「こいつ一体……なにものなの」

美少女「あーあ、だから、触らないで、言ったのに」


姫「もうこの際あなたの正体は置いておく、どうすれば元のところに帰られるの?」

美少女「元の、ところ?あぁ、それはね、>>101




101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 11:57:56.13 ID:K4Tk6XNSa.net

私に触れればわかるよ




103: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:01:12.66 ID:nBL6Shuzr.net

美少女「私に触れれば、分かるよ」

姫「触れたら私も、ああなるんじゃないでしょうね」

美少女「さぁ?」

姫「…………ごくっ」ソーッ

賢者「姫、危険です!」

姫「これしか無いなら、私はっ!」


美少女「    」

姫「えっ」


賢者「姫ええええええええええ!!」




104: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:02:57.58 ID:nBL6Shuzr.net

━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━

姫「う、ううん……ここは、はっ!」

賢者「あれ?姫……」



姫「いったいどこに飛ばされ」

賢者「姫、ここって!」

姫「ええ……ここは>>107




107: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:04:37.81 ID:+i3HHy+c0.net

ベビーベッドの上
しかもおむつにおねしょしてる




108: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:10:44.23 ID:nBL6Shuzr.net

姫「ベッドの上……それにこの体……」

賢者「ベビーベッド、そうですか……なるほど」

姫「あーあ、私おねしょしちゃってるなぁ」

賢者「ふふふ、姫さまらしいですね」



姫「また、ここから始まるのか」

賢者「ええ、私もまたおそばに」


姫「姉妹かな?」

賢者「さてどうでしょう」


姫「あれ?いしき……」

賢者「はい、で……」



オギャー オギャー




110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:14:03.14 ID:nBL6Shuzr.net

「あらあら、2人ともまた泣いちゃって……おーよしよし」



美少女「世界から漏れて、そこから漏れたもの、回収」

美少女「また世界に戻す、仕事」


ニュルニュル!(同じ、とこ?送ったの?)



美少女「サービスかな、給料、出ないけど」

ニュルニュル(また1人……か)


美少女「きっとまた、誰か、落ちてくる、この場所に、彷徨える魂が」




111: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:14:03.83 ID:eW5qZK2Y0.net

牢獄と思ってたところは転生待ちの部屋だったと




113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:18:58.57 ID:nBL6Shuzr.net

━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━

カンカン ワーワー ワーワー

「早く!こっちです!!」

「もう火の手が!お願い!あなただけでも早く逃げて!!」

「ダメです、私はずっと姫さまと一緒ですから」

「そんな……どうして」

「決めてたことです、あの日からずっと……」

「あの日、から」




114: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:20:02.38 ID:nBL6Shuzr.net

『ねぇ、あなたはだあれ?』

『私はあなたをここから連れ出しに来たのです』

『外の世界に?』

『ええ、外の世界に』

『面白いこと……ある?』

『ええ、あります、それも山ほど』

『良かった、ここは退屈だったから』

『ええ、それでは行きましょう、姫さま』


『うん!』


その人は、私の手を引いて




116: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:23:03.89 ID:nBL6Shuzr.net

━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━

ザー ザー ザー ザー

雨音が全てをかき消す、崩れる城の土煙も、燃え盛る炎の匂いも

雨粒が激しく打ち付ける、私の頬を、となりのあの人の頬を
 
冷たくなる、私の手が、あの人の手と


きっと今度は私が引いてあげよう

その手を




「ねぇ、また生まれ変われるなら」


END




117: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:23:34.12 ID:K4Tk6XNSa.net






119: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/11/28(金) 12:25:51.78 ID:AydsOOwbK.net

おつ、面白かったよ





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