秀作・約300点を展示。32歳でこの世を去った画家・難波田史男の展覧会が世田谷美術館で開催

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世田谷美術館2014年12月6日(土)〜2015年2月8日(日)の期間に「難波田史男の世界 イメージの冒険」という画家・難波田史男(なんばた ふみお)(1941〜1974)さんの展覧会が開催されます。難波田史男さんは32歳という若さで世を去っています。存命中に残された作品はなんと2000点、「夭折の画家」や「青春の画家」と称されるほど現在でも人気の画家です。この展覧会では世田谷美術館が所蔵する選りすぐり約300点を展示します。

その多くは水彩とインクを使った空想世界の描写である。写実や構成といった絵画の基本をよそに、内から溢れ出るイメージの数々を、一貫して自由なスタイルで描いている。画家として大成することを目指すというよりは、想像世界をひとり遊歩しながら創作による冒険を重ねていたといってもいいだろう。その背景には、旺盛な読書やクラシック音楽から得たインスピレーションもあったようだ。また、日記やノートに刻まれた随想や詩篇にも、絵画作品と響き合うかのような独自の言葉の世界が拡がっている。

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展覧会名:難波田史男の世界 イメージの冒険
期間:2014年12月6日(土)〜2015年2月8日(日)
場所:世田谷美術館1階展示室
住所:東京都世田谷区砧公園1-2

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