夏目漱石が絶賛した画家。「没後50年 小杉放菴ー〈東洋〉への愛」が出光美術館で来年2月から

idemitsu
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2015年2月21日(土)~2015年3月29日(日)の期間で没後50年を記念した洋画家・小杉放菴(こすぎ ほうあん)(1881-1964)さんの展覧会が出光美術館で開催されます。若い頃には夏目漱石に絶賛されるほどの洋画家だったそう、しかし、留学先のフランス、パリから帰国後は油絵をやめ墨画を多く制作します。初期の油彩から水墨画まで代表作を一堂に展示しする貴重な展覧会となってますので一見の価値はあるのではないでしょうか。

出品作「出関老子」
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放菴が洋画家・未醒(みせい)として活躍していた頃の第六回院展出品作。細川護立邸の暖炉の上の装飾画として注文されたという。フレスコ画の名手・シャバンヌを意識した独特の薄い彩色は、当時、日本画風とも受けとめられ注目された。函谷関を越えようとする老子と牛飼い。黒牛、城門の朱色、真っ青な空という鮮やかな色彩は、大正5年(1916)に滞在した沖縄の印象から生まれている。強い陽光と異国情緒あふれた沖縄の風俗は、放菴の色彩感覚をより豊かなものにした。
出光コレクション

参考作品「金太郎」
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展覧会名:没後50年小杉放菴 ―〈東洋〉への愛
期間:2015年2月21日(土)~2015年3月29日(日)
場所:東京都千代田区丸の内3-1-1
住所:出光美術館

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