光太郎「おかえりなさいませ?」
【衝撃】オンラインカジノ貯金が2000万超えたけど質問ある?【PR】
月収400が稼げるサイトwwww【PR】
2日間だけで157万稼いだったwwww【PR】
ツーセレクションで貯金780万の俺くんが通りますよっとwww【PR】
P「プロデューサーグッズ始めました…」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:01:56.44
光太郎「おいおい杏子ちゃん、一体どうしたんだよ」
杏子「うふふ! どう、光太郎さん? 似合う?」
克美「違うでしょ杏子ちゃん。ご主人様、でしょ」
杏子「あっ、そうだった! いっけな~い」
光太郎「その格好は……メイドさんかい?」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:04:04.25
杏子「その通りです、ご主人様」
光太郎「あはは! 似合ってるよ、杏子ちゃん」
杏子「も~う、どうして笑うの?」
克美「そりゃあ、いきなりだったら笑っちゃうわよね」
杏子「克美さんまで!……もう!」
光太郎・克美「「あはははは!」」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:06:25.91
光太郎「それにしても、その服は一体どうしたんだい?」
杏子「これ?」
光太郎「そうさ。だって、普通の服屋じゃ売ってないだろう?」
克美「光太郎さん。女の子にそういう事を聞くもんじゃないわ」
光太郎「ふーん、そういうものなのか」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:08:59.73
光太郎「でもさ、今は開店中じゃないか。
あんまり遊んでたら、先輩に怒られちゃうよ」
杏子「だ~いじょうぶよ!」
克美「ねえ、光太郎さん。メイド喫茶って知ってる?」
光太郎「メイド喫茶?」
杏子「まあ! 知らないの光太郎さん!
今、すっごく流行ってるのよ!」
光太郎「そうだったのか。う~ん、知らなかったなぁ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:11:54.69
光太郎「メイド喫茶っていうのは、どういう所なんだい?」
杏子「そりゃあ、こうやってメイドさんが接客してくれるのよ」
光太郎「杏子ちゃんはメイドさんじゃないだろう?」
克美「正確には、メイドの振りをした女の子が接客してくれる、ね」
光太郎「わからないなぁ。大体、それの何が良いんだい?」
杏子・克美「「……」」
光太郎「ど、どうしたんだよ二人とも?」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:14:48.25
杏子「う~ん、これはどうすれば良いのかしら」
克美「口で説明するのは難しいしねぇ……」
光太郎「杏子ちゃん……克美さん?」
克美「そうだわ! 実際にメイド喫茶に行ってみれば良いのよ!」
杏子「あっ、それはナイスアイディアだわ!」
光太郎「メイド喫茶にって……僕がかい?」
杏子・克美「「当然でしょ!」」
光太郎「わっ、わかりました! わかりましたよ!」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:17:33.26
・ ・ ・
秋葉原
光太郎「二人に言われてここまで来たけど……」
光太郎「しばらく見ない内に、秋葉原も変わったなぁ」
光太郎「なんだか、女の子の絵が沢山あるし、
車やバイクにまでそういう絵が……」
光太郎「……っとと、いけないいけない」
光太郎「早くしないと、メイド喫茶が閉まっちゃうな」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:20:31.47
光太郎「メイド喫茶、メイド喫茶、っと……」
光太郎「お、あれか!」
光太郎「なんだい、店の外装は意外と普通なんだな」
光太郎「お屋敷みたいなのを想像してたから拍子抜けしちゃったよ」
光太郎「それにしても……なんだか凄い行列だなぁ」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:23:47.61
光太郎(見た感じだと、他のメイド喫茶は人が並んでないのに……)
光太郎(まあ、多分この店が一番凄いってことなんだろうな)
光太郎「よし、ちょっと時間はかかりそうだけど、
この店に決めた!」
光太郎「列の最後尾は……っと」
光太郎「――よし、ここだな」
光太郎「さ~、待ってろよメイド喫茶~!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:26:41.51
一時間後
光太郎「……それにしても時間がかかるなぁ」
光太郎「お茶一杯でこんなに時間がかかるなんて、
思ってもいなかったよ」
光太郎「お、ようやく次は僕の番だな」
カランカラーン♪
メイド達「お帰りなさいませ、ご主人様」
光太郎「ぼっ、僕がご主人様!?
……ああ、そうか。メイド喫茶だからそれが普通なのか」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:29:58.30
メイドA「こちらへどうぞ、ご主人様」
光太郎「あっ、はい」
光太郎(う~ん、なんだか居心地が悪いな)
光太郎(とりあえずメニューを見てみるか)
光太郎「ええっ!? コーヒー一杯がこんなに!?」
客達「……」
光太郎「す、すみません……」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:33:23.78
・ ・ ・
ダロム「何!? 南光太郎が、もう嗅ぎ付けてきただと!?」
バラオム「おのれ……! またしても邪魔をする気が!」
ビシュム「慌てるのは早いぞ。
むしろ、飛んで火に居る夏の虫……いや、仮面ライダー」
バラオム「ほほう、やけに自信があるようだなビシュムよ」
ビシュム「当然だ。この作戦は私が立てたものなのだからな」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:36:46.43
ビシュム「癒しを求め、メイド喫茶に通う愚かな人間共」
ダロム「その心の隙を突き、人間共を堕落させ、
可愛い怪人達の餌にしてしまおうという作戦。……だが」
バラオム「南光太郎は現れた!」
ビシュム「慌てるのは早いと言っただろう?
――見ろ、あの南光太郎の姿を!」
ダロム「むっ?」
バラオム「ぬぅ?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:39:24.64
メイドA「申し訳ありません、ご主人様……」
光太郎「あっ、いや! さっきのは違うんだ!」
メイドA「けど、コーヒーの値段に不満があるのですよね……」
光太郎「そうじゃなくて……! そっ、そうだ!
何か、キミのオススメのものはあるかな!?」
メイドA「私のオススメ……ですか?」
光太郎「ああ、そうさ。ひどいことを言っちゃったお詫び……
と言っちゃなんだけどね」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:41:59.96
メイドA「それでしたら、こちらのものが」
光太郎「メイドさんの愛たっぷりのスパゲティ?
普通のナポリタンに見えるけど……さっ、3000円……!?」
メイドA「私の愛が、た~っぷり入ってます」
光太郎「う~ん……それじゃあこの値段も仕方ない。
よし、これにするよ!」
メイドA「かしこまりました、ご主人様」ニコリ
光太郎「うんうん」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:46:00.82
ビシュム「――ほほほほほ! さしもの南光太郎も、
メイドの前では借りてきた猫も同然!」
ダロム「成る程。南光太郎の、人間としての優しさを突いたのだな」
バラオム「ああされては、奴も迂闊な真似を出来んな!
ふあははは! 見ろ、あの間の抜けた顔を!」
ビシュム「ご覧になりましたかシャドームーン様!
この計画、仮面ライダーは何の障害にもなりません」
シャドームーン「――面白い、続けてみろ」
ビシュム「ははあっ!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:50:39.41
シャドームーン「仮面ライダー……いや、ブラック・サン」
シャドームーン「人間達が堕落していく様を
指を咥えて眺めているが良い」
シャドームーン「この秋葉原のメイド喫茶を拠点にして、
我がゴルゴムの帝国は築かれて行くのだ」
シャドームーン「……フフフフフ……」
一同「フハハハハハハハ!」
シャドームーン「人間達が堕落していく様を
指を咥えて眺めているが良い」
シャドームーン「この秋葉原のメイド喫茶を拠点にして、
我がゴルゴムの帝国は築かれて行くのだ」
シャドームーン「……フフフフフ……」
一同「フハハハハハハハ!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:53:38.93
・ ・ ・
『ここでニュースをお伝えします』
『秋葉原で、大人気のメイド喫茶が――』
克美「へー、凄いわねぇ」
杏子「おかげで、ちっともお客さんが来ないわ」
光太郎「あれ? これは確か……この前僕が行った店だ」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:57:28.05
光太郎「だけど、ニュースになる程とは凄いなぁ」
杏子「ええっ? 光太郎さん、この店に行ったの?」
光太郎「うん。値段は高かったけど、
女の子達も可愛かったし、良い店だったよ」
克美「こういったお店の食べ物の値段が高いのは、
そんなにおかしいことじゃないのよ、光太郎さん」
光太郎「だけど、ナポリタンが3000円はビックリしちゃったな。
まあ、愛がた~っぷりだから仕方ないけど」
杏子・克美「……」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 14:59:54.98
杏子「光太郎さん、どう考えたっておかしいわよ!」
光太郎「何がだい?」
克美「そうね……だって、その値段は変だわ」
光太郎「そんな事無いさ」
杏子「ねえ、光太郎さん。もしもこの店でナポリタンを3000円、
ううん、2000円で出したら売れると思う?」
光太郎「……そりゃあ、難しいんじゃないかな」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:02:24.77
杏子「そうでしょ?」
克美「なのに、この店がここまで流行るのは異常よ」
光太郎「おいおい、まさかとは思うけど、
この店が流行ってるのが羨ましいんじゃないのかい?」
杏子「もう! そんなんじゃないのよ!」
克美「よ~く考えて、光太郎さん。
メイドさんの愛が詰まってるったって、調理してるのは別の人なのよ?」
光太郎「……あっ!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:05:05.71
克美「光太郎さんったら、今気付いたみたいね」
光太郎「そっ、そんな事は無いさ!
とっくにわかってたよ、うん」
克美「そういう事にしといてあげる」
杏子「でもね、大抵はその事に気付いてるはずなのよ。
本当は、そういうのを割り切って行くのがメイド喫茶なの」
光太郎「そうだったのか……」
杏子「光太郎さんって、肝心なところが抜けてるんだから」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:08:52.97
光太郎「だけど、そう考えたら確かにこれは異常だ」
克美「でしょう?」
光太郎「……よし! もう一回行ってきてみるよ」
杏子「まさか、光太郎さん……」
光太郎「安心してくれ、杏子ちゃん。
僕はちょっと様子を見てくるだけだから」
杏子「そんな事言って、また3000円のナポリタンを頼むんでしょ」
光太郎「頼みません!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:12:56.46
・ ・ ・
秋葉原
光太郎「なんだ、この人だかりは……!?」
光太郎「前に来た時とは比べ物にならない……!」
光太郎(杏子ちゃんや克美さんの言う通り、
あの店には確かに何かありそうだぞ)
光太郎(……よし、今度は僕だとバレないように変装をして行こう)
秋葉原
光太郎「なんだ、この人だかりは……!?」
光太郎「前に来た時とは比べ物にならない……!」
光太郎(杏子ちゃんや克美さんの言う通り、
あの店には確かに何かありそうだぞ)
光太郎(……よし、今度は僕だとバレないように変装をして行こう)
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:14:50.08
3時間後
光太郎「……」
カランカラーン♪
メイド達「お帰りなさいませ、ご主人様」
メイドA「こちらへどうぞ、ご主人様」
光太郎「……」コクリ
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:18:15.93
光太郎(店内には、以前と変わった所は無い……)
光太郎(しかし、何かがひっかかる)
光太郎「――ん?」
メイドB「こちらへどうぞ、ご主人様」
客「はい……」
光太郎(店の奥の方に?……行ってしまった)
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:22:39.53
光太郎(……よし、聞いてみるか)
光太郎(変装をしているから、僕だとバレる心配も無いしな)
メイドA「何になさいますか? ご主人様」
光太郎「注文の前に一つだけ。
あの通路の奥に関してなんだけど――」
メイドA「……ご主人様は、あの奥に興味がおありですか?」
光太郎「あ、ああ……まあね」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:26:27.59
メイドA「それでは、どうぞこちらへ」
光太郎「僕も行って良いのかい?」
メイドA「はい。どうぞこちらへ……」
光太郎「ああ、わかったよ」
光太郎(この先には、何が待っているいるんだろうか)
光太郎(……この雰囲気、きっと何かがあるぞ)
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:31:36.07
・ ・ ・
光太郎(この通路はいつまで続くんだろうか……)
光太郎「メイドさん、一体どれ位歩けば良いんですか?」
メイドA「……」
光太郎「なあ、おい――」
メイド「――しっ! 静かに……!」
光太郎「!?」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:34:54.56
光太郎「一体何が……」
メイドA「ごめんなさい……ここまで連れてきたけれど、
私にはもうこれ以上……! ううっ……!」
光太郎「どうして泣いてるんだい?
僕で良ければ、訳を話してくれないか」
メイドA「……はい。この店は……前までは普通のメイド喫茶だったんです。
でも、ある日突然現れた女の人が……」
光太郎「……」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:39:54.63
メイドA「はじめは、凄く綺麗な人だなぁ、って。
でも、あれよあれよと店を……うううっ……!」
光太郎「――さぁ、このハンカチで涙を拭いて」
メイドA「……グスッ。ありがとうございます、ご主人様」
光太郎「あはは、さすがに照れるなぁ」
エイ怪人「な~にをグズグズしている!」
光太郎・メイドA「!?」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:42:22.76
エイ怪人「早く、その男を地下の工場へ連れて行け!」
メイドA「私、もうこんな事出来ません!」
エイ怪人「うるさい!」
ドカッ!
メイドA「きゃああっ!」
光太郎「何をするっ!」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:45:34.09
エイ怪人「何だお前は」
光太郎「やっぱりゴルゴムの仕業だったか……!」
光太郎「キミ! しっかりするんだ! キミ!」
メイドA「う~ん……」
光太郎「良かった、気を失ってるだけみたいだ」
光太郎「メイド喫茶を利用し、何を企んでいる、ゴルゴムッ!」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:48:26.17
エイ怪人「ええい、うるさい!」
ブオンッ!
光太郎「くっ……せあっ!」
ヒュッ、ドカッ!
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
ドカアッ!
光太郎「うわああっ!?」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:52:18.97
エイ怪人「GYUOOOOOOO!」
光太郎「くっ! とあっ!――変身!」
BLACK「――行くぞ、エイ怪人!」
エイ怪人「貴様! 仮面ライダーBLACK!」
BLACK「とうっ!」
ドカアッ!
エイ怪人「GYUOOOOOO!?」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:55:23.17
BLACK「ゴルゴムっ! 一体何を企んでいる!」
エイ怪人「GYUOOO……!」
「ほほほほほほ!」
BLACK「この声は……大怪人ビシュム!」
ビシュム「その通りです、仮面ライダー」
BLACK「言え! 今度は何をしようとしているんだ!」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 15:58:05.28
ビシュム「そう簡単に言うと思うのか?」
BLACK「ならば、力ずくでも!」
ビシュム「つけあがるな!」
ビカァーッ!
BLACK「うわああっ!?」
…ドサッ!
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:00:50.43
メイドA「う、ううん……」
BLACK「! 気がついたか!」
メイドA「か、仮面ライダー?」
ビシュム「丁度良い。仮面ライダー、そこの裏切り者もまとめて
あの世へ送ってくれる!」
BLACK「くっ! このままではまずい!」
BLACK「――バトルホッパー!」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:02:54.18
・ ・ ・
バトルホッパー「PiPiPiPiPi!」
ブオオオンッ…!
・ ・ ・
ブオオンッ…!
バトルホッパー「PiPiPiPiPi!」
BLACK「さあ、僕の後ろに捕まるんだ!」
メイドA「はっ、はいっ!」
バトルホッパー「PiPiPiPiPi!」
ブオオオンッ…!
・ ・ ・
ブオオンッ…!
バトルホッパー「PiPiPiPiPi!」
BLACK「さあ、僕の後ろに捕まるんだ!」
メイドA「はっ、はいっ!」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:06:03.53
ビシュム「このまま逃がすと思うのか!」
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
メイドA「きゃあああっ!?」
BLACK「キングストーン・フラッシュ!」
ビシュム・エイ怪人「「くっ、うううっ……!?」」
ビシュム「……ちいっ! 逃げられたか!」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:12:05.18
・ ・ ・
バラオム「おのれ南光太郎!」
ダロム「これで計画の一部が奴に知られてしまった!
ビシュム、一体どうするつもりだ?」
ビシュム「あのメイドには全てが知らされていない。
たとえ仮面ライダーといえど、気付くまでには時間がかかるはず」
シャドームーン「ビシュム」
ビシュム「シャドームーン様……」
シャドームーン「わかっているな。この計画が成功すれば、
我らゴルゴムのための労働力が確保できることが」
バラオム「おのれ南光太郎!」
ダロム「これで計画の一部が奴に知られてしまった!
ビシュム、一体どうするつもりだ?」
ビシュム「あのメイドには全てが知らされていない。
たとえ仮面ライダーといえど、気付くまでには時間がかかるはず」
シャドームーン「ビシュム」
ビシュム「シャドームーン様……」
シャドームーン「わかっているな。この計画が成功すれば、
我らゴルゴムのための労働力が確保できることが」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:19:35.02
ビシュム「わかっております、シャドームーン様!」
バラオム「秋葉原には電気街がある。そこに居る人間達の中には、
ゴルゴムの工場で働かせる事が出来る人間達も居る」
ダロム「使える人間は工場に……。
使えぬ人間は怪人達の餌に……」
シャドームーン「そうだ。あのメイド喫茶は、
その選別を行うための重要な拠点」
ビシュム「必ずや! 必ずや仮面ライダーめを倒し、」
この計画を成功させてご覧に入れます!
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:33:30.58
・ ・ ・
病院
メイドA「……」
光太郎「先生っ! どうしてメイドさんは目を覚まさないんですか?」
医者「静かに、ここは病院ですよ」
光太郎「……すみません」
病院
メイドA「……」
光太郎「先生っ! どうしてメイドさんは目を覚まさないんですか?」
医者「静かに、ここは病院ですよ」
光太郎「……すみません」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:36:19.91
医者「どうやら、何か心に非常に強い衝撃を受けたようですね」
光太郎「それは……」
医者「その心を癒すために、今は眠っているだけです。
心配せずとも、じきに目を覚ましますよ」
杏子「良かったぁ!」
光太郎「ああ、本当に良かった……!」
医者「それじゃ、私はこのへんで」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:39:59.53
克美「でも光太郎さん、何があったの?」
光太郎「実は……彼女が勤めていたメイド喫茶は、
裏でゴルゴムが動いていたんだ」
杏子「何ですって!?」
克美「まあ……!」
光太郎「僕は、なんだかとても嫌な予感がしてるんだ」
杏子「光太郎さん……」
光太郎(信彦……今度は一体何を企んでるんだ)
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:44:08.39
克美「でも、どうしてゴルゴムは秋葉原に目をつけたのかしら」
杏子「確かにそれもそうね」
克美「ただ人を集めるんなら、
別に他の所だって良いはずだもの」
光太郎「う~ん、僕はあまり秋葉原に詳しくないからなぁ」
杏子「まあ! それなのにいきなりメイド喫茶に行ったの?」
光太郎「そうさ。初めて行った時にはビックリしちゃったよ」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:47:53.62
光太郎「普通のビル街かと思ったら、
急に女の子の絵が増えたんだからね」
杏子「前はそうでも無かったのよ。ね、克美さん」
克美「ええ。萌を前面に出してきたのは、
本当に最近のことなの」
光太郎「へぇ、そうだったのか。全然知らなかったよ」
杏子「ちょっと前までは、電気街っていう印象が強かったわ。
勿論、今でも電気街は有名よ」
光太郎「電気街……」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:51:33.71
光太郎(電気街が有名……)
光太郎「なあ、杏子ちゃん、克美さん」
杏子「なあに?」
克美「?」
光太郎「もしかして、そこには機械に詳しい人も居るのかい?」
克美「そうねぇ。中には、プロ顔負けの人も居たり、
コンピューター関係の仕事の人も居るみたいね」
光太郎「! それだ!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:56:08.94
光太郎「ゴルゴムは、その人達を利用しようとしているに違いない!」
杏子「! そんな事になったら大変よ!」
克美「そうね、秋葉原には外人さんもよく来てるから、
下手をすれば国際問題になりかねないわ」
光太郎「恐らく奴らは、あのメイド喫茶を何らかの形で
利用していたんだろう」
光太郎「だから、通路の奥の方へ……」
光太郎「このままでは、秋葉原が危ないっ!」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 16:59:55.50
・ ・ ・
秋葉原 メイド喫茶前
男1「……」
男2「……」
光太郎「くっ! ちょっと離れている間に、
行列がさっきよりも凄いことになっている!」
光太郎「皆! この店に入っちゃ駄目だ!」
男3「……」
光太郎「駄目だ……! 明らかに正気の目じゃない!」
秋葉原 メイド喫茶前
男1「……」
男2「……」
光太郎「くっ! ちょっと離れている間に、
行列がさっきよりも凄いことになっている!」
光太郎「皆! この店に入っちゃ駄目だ!」
男3「……」
光太郎「駄目だ……! 明らかに正気の目じゃない!」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:03:52.48
光太郎「このメイド喫茶は危険なんだ!」
男1「メイド喫茶が危険……?」
男2「ああ、メイドの可愛さは危険だよなぁ……」
男3「そうだなぁ、危険だなぁ」
光太郎「くそっ! どうにかしないと……!」
メイド長「――ご主人様、いかがなされましたか?」
光太郎「!?」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:08:16.70
男1「メイド長だ……!」
男2「ああっ……メイド長が見られるなんて……!」
男3「こんなメイド長がいるメイド喫茶に入っちゃいけない訳がない!」
メイド長「ありがとうございます、ご主人様」
男達「うへへ……!」
メイド長「ご主人様達もこう言ってくださっています。
――南光太郎様」
光太郎「! 僕の名前を……まさか、ゴルゴム……!」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:12:10.05
男1「名前を呼んでもらえるサービスがあったのか!」
男2「ご主人様のいいけど、それもいいなぁ」
男3「俺の名はジョー! 霞のジョーって呼んでくれ!」
光太郎「……一体何を企んでいるんだ」
メイド「企むだなんて、そんな。
……よろしければ、事務所の方までお越しください」
光太郎「……ああ、わかった」
光太郎(これは間違い無く罠だ。……だが、行くしかない)
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:17:03.78
メイド長「……」
光太郎「……」
カランカラーン♪
光太郎「――どうして中には誰も居ないんだ……!?」
光太郎「それに、内装が以前とはまるで違う!」
メイド長「それは――」
ボワァァアア……!
エイ怪人「お前を血祭りに上げるためだ、南光太郎!!」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:20:36.77
光太郎「ゴルゴム! 正体を現したな!」
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
ブオンッ!
光太郎「ぐうっ!? せあっ!」
バキイッ!
エイ怪人「GYUOOOO!?」
エイ怪人「……出でよ、メイド達よ!」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:23:07.18
光太郎「何っ!?」
メイドB「……かしこまりました、メイド長」
メイド達「……」
エイ怪人「ふはっはははは!
南光太郎! この人間達がどうなっても良いのか!?」
光太郎「あのメイドさん達は操られているのか……!?
おのれゴルゴム、卑怯なっ!」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:27:58.25
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
メイド達「……かしこまりました」
…ガシッ!
光太郎「くっ、やめるんだ! やめるんだキミ達っ!?」
「ほほほほほ! 無様だな、仮面ライダー」
光太郎「ビシュム!」
ビシュム「そうなっては身動きが取れまい?
その人間達は操られているだけなのだからな!」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:31:36.75
メイド達「……!」
ギリギリッ…!
光太郎「ぐあああっ……!?」
ビシュム「最期に教えておいてやろう。
このメイド喫茶は、人間を選別するための場所だったのだ」
光太郎「何だと……!?」
ビシュム「怪人達の餌になるか、我らの労働力となるかのな!」
エイ怪人「GYUOOOOOOO!」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:35:51.51
光太郎「ゴルゴム……お前達は人間を何だと思ってるんだ……!」
ビシュム「そんなへらず口を叩けるのも今日限り」
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
メイド達「……かしこまりました、メイド長」
ギリギリッ…!
光太郎「ぐああっ……!?」
ビシュム「メイド達の腕に抱かれ、死ねいっ! 仮面ライダー!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:38:10.40
光太郎(僕は、ここで死ぬのか……?)
光太郎「ぐ……あ……!」
メイド達「……!」
ギリギリギリッ…!
光太郎(駄目だ……意識が――)
メイドA「待って皆!」
ビシュム・エイ怪人「「!?」」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:41:21.10
メイドA「思い出して! メイドが優先するのは、
メイド長の言葉じゃなくて――」
ビシュム「ええい! エイ怪人、今のうちにトドメを刺せっ!」
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
メイドA「ご主人様の言葉でしょう!?」
メイド達「……ご主人様……お客様……!」
光太郎「! しめた、拘束がとけたぞ!――とあっ!」
ドカアッ!
エイ怪人「GYUOOOOOOO!?」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:46:17.82
光太郎「むんっ……!」
シュピンッ! ギリギリッ…!
光太郎「……!」
シュピンッ! シュピンッ!
光太郎「変――」
フォォォン…!
光太郎「――身っ!」
シュピンッ!
…キラキラキラ……!
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:49:48.03
ビシュム「おのれ人間め、余計な真似をっ! エイ怪人!」
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
メイドA「きゃあああっ!?」
BLACK「――とうっ!」
メイドA「仮面ライダー!」
BLACK「大丈夫かい、メイドさん!?」
メイドA「はいっ!」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:53:47.35
BLACK「メイドさん達を利用し、人々を物のように扱うゴルゴム……許さん!」
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
BLACK「とおっ!」
ドガッ!
エイ怪人「GYUOOOOOO!?」
BLACK「メイドさん! 今のうちに、他の子を!」
メイドA「かしこまりました!」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 17:58:19.19
ビシュム「くっ……! エイ怪人!」
エイ怪人「GYUOOOOSYAAAAA!」
ヒュオンッ!
BLACK「ぐあああっ!?」
BLACK(な、なんて鋭い尻尾なんだ……!)
ビシュム「仮面ライダーBLACK。
貴様をここで倒し、キングストーンをいただくぞ!」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:01:17.05
BLACK「奴に、何か弱点は無いのか!?」
BLACK「――マルチアイ!」
エイ怪人「GYUOOOOOO!」
BLACK「……」
BLACK「見えた! 尻尾の付け根が脆い!」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:03:19.51
BLACK「いくぞ、エイ怪人!」
エイ怪人「GYUOOOOOO!!」
BLACK「とうっ!」
BLACK「ライダー・パーンチ!」
ドガアアアッ!
エイ怪人「GYUUUOOOOOO!?」
バキイッ! ヨロヨロ…
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:04:22.57
BLACK「トドメだっ!」
BLACK「ライダー・キイィック!」
ドゴアアアッ!
エイ怪人「GYAAAAA!!」
ヨロヨロ……ポワンポワンポワンポワン……ドカーン!
BLACK「……」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:08:35.97
・ ・ ・
男達「メイドさーん……メイドさーん……」
BLACK「大丈夫ですか!?」
男4「メイドさーん……メイドさーん……」
男5「可愛い可愛いメイドさーん……」
BLACK「危なかった。あと少し遅れていれば、
この人達は怪人の餌になっていたかもしれない……!」
男達「メイドさーん……メイドさーん……」
BLACK「大丈夫ですか!?」
男4「メイドさーん……メイドさーん……」
男5「可愛い可愛いメイドさーん……」
BLACK「危なかった。あと少し遅れていれば、
この人達は怪人の餌になっていたかもしれない……!」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:11:45.90
BLACK「正気に戻ってください!」
BLACK「――キングストーン・フラッシュ!」
ピカーッ!
男4「……ん? こ、ここはどこだ!?」
男5「俺は一体、今まで何を……」
BLACK「ここから逃げてください!」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:15:02.39
・ ・ ・
男6「俺達は、一体どうなるんだ……!」
男7「ゴルゴムのために働かなくちゃいけないのか……!?」
BLACK「――とあっ!」
男達「仮面ライダー!」
BLACK「さあ、ここから早く脱出するんだ!」
ビシュム「そうはいくか!」
BLACK「!?」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:17:55.88
ビシュム「ふんっ!」
ビュオオオッ!
BLACK「ぐあああっ!?」
男6「ああっ!? かっ、仮面ライダーが!」
男7「もう駄目だ……俺達は98で作業するしか無いんだ」
男達「ううっ……!」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:21:06.92
BLACK「諦めちゃ駄目だ! ここを出れば、
メイドさん達の淹れてくれるコーヒーが待ってる!」
男6「……そうだ」
男7「メイドさん達が、俺達の帰りを待ってるんだ……!」
男達「そうだー! 俺達は諦めない!」
BLACK「僕が時間を稼ぐから、その隙に!」
BLACK「ロードセクター!」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:25:05.77
・ ・ ・
ロードセクター「Piー!」
ブオオオオオンッ!
・ ・ ・
ロードセクター「PiーPiPiー!」
ドガァンッ! ブオオオオオンッ!
男6「壁を突き破って!?」
BLACK「とうっ!」
ロードセクター「Piー!」
ブオオオオオンッ!
・ ・ ・
ロードセクター「PiーPiPiー!」
ドガァンッ! ブオオオオオンッ!
男6「壁を突き破って!?」
BLACK「とうっ!」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:27:14.21
ビシュム「ちいいっ! 仮面ライダーめ!」
BLACK「アタック・シールド!」
BLACK&ロードセクター「!」
ビシュム「ぐああああっ!?」
BLACK「――ふっ!」
…スタッ
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:30:00.51
ビシュム「くっ……その命、次の機会まで預けておいてやる……!」
ボワァアア…
BLACK「……」
男6「助かった、のか?」
男7「やったー! 助かったんだー!」
BLACK「……」コクリ
男達「ばんざーい! ばんざーい!」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:33:30.57
・ ・ ・
カシャン…カシャン…
シャドームーン「失敗したようだな、ビシュム」
ビシュム「おっ、お許しくださいシャドームーン様!」
シャドームーン「――今回の失敗は予想していた」
ダロム「なんですと!?」
バラオム「シャドームーン様! それは一体どういうことですか!?」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:37:48.93
シャドームーン「私は改造され、次代の創世王候補たる世紀王、
シャドームーンとして生まれ変わった」
シャドームーン「だが、秋月信彦としての記憶も残している」
シャドームーン「その記憶が、今回の作戦の失敗を予見していたのだ」
ダロム「なんと……!?」
ビシュム「シャドームーン様! その記憶は、
何と言ってシャドームーン様にこの結末をお教えしたのですか!」
シャドームーン「……南光太郎は――メイドよりも、巫女を好むとだ」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:41:25.95
ビシュム「メイドよりも巫女を……!?」
バラオム「仮面ライダー……巫女とはさすがにわかっている」
シャドームーン「――ふんっ!」
ババババババッ!
バラオム「ぐぬぅおおおお!?」
ダロム「バラオム!? 一体何をなされるのです、
シャドームーン様!?」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:44:35.46
バババババッ!
バラオム「ぐぅおおおああああ!?」
シャドームーン「バラオムよ、覚えておくが良い」
シャドームーン「このシャドームーンは巫女よりもメイド派……」
マーラ・カーラ「……」
シャドームーン「我がゴルゴムが世界を手中に収めた暁には、
何かに使える者は全てメイドとなることをな」
バラオム「ぐふうっ!?……し、しかとこの胸に刻んでおきます」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:48:34.12
シャドームーン(仮面ライダー……いや、ブラック・サン)
シャドームーン(我々は戦う運命にある)
シャドームーン(そこからは、絶対に逃れられはしないのだ)
ビシュム「恐れながらお尋ねします。
失敗すると分かっていながら、何故この策をお許しに……?」
シャドームーン「ビシュム、私にも考えがあってのことだ。
口出しは無用」
ビシュム「は、ははあっ!」
シャドームーン「決着をつけるぞ、ブラック・サン」
シャドームーン「どちらの方が、より優れているかをな――」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:51:49.17
・ ・ ・
メイドA「おかえりなさいませ、ご主人様!」
メイド達「おかえりなさいませ!」
光太郎「ただいまー!」
杏子「まあ! 光太郎さんったら!」
克美「デレデレしちゃって、だらしないわね」
光太郎「ええっ? デレデレなんてしてたかい?」
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:53:49.88
杏子「でも、しょうがないわよね。
光太郎さんだって男の人なんですもの」
光太郎「おいおい杏子ちゃん。それじゃあまるで、
僕が節操無しみたいじゃないか」
杏子「あら、違ったの?」
光太郎「違うよ! もう、ひどいなぁ」
杏子「うふふ! それじゃ、そういう事にしときましょ」
光太郎「頼むよ、本当にさ」
一同「あはははは!」
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:57:13.03
光太郎「よーし、注文しようかな」
チリンチリーン♪
克美「あら、呼ぶときにベルを使うなんてお洒落ね」
光太郎「この店だとそうなんだ」
杏子「本格的ねぇ」
メイドA「ご注文はお決まりですか、ご主人様♪」
光太郎「それじゃあ、このメイドさんのオススメを一つ!」
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 18:59:28.10
メイドA「かしこまりました」
克美「光太郎さんも、メイド喫茶の良さがわかったみたいね」
光太郎「う~ん、だけど僕は……」
杏子「どうしたの光太郎さん?」
光太郎「いや、なんでもないよ」
メイドB「これから、ジャンケンゲームがはじまりま~す♪」
光太郎「ジャンケンゲーム? ようし、勝つぞ~!」
杏子・克美「「頑張って、光太郎さん!」」
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:02:22.55
かくして、大怪人ビシュムの計画は破られた!
だが、南光太郎がメイド好きであったらどうだったかわからない!
次々と襲い来るゴルゴムの魔の手を打ち破れ!
頑張れ、南光太郎! 負けるな、仮面ライダー!
明日へ向かって……!
つづかない
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/26(水) 19:09:39.63
マジでBLACKだったw
ディケイドにもてつを出たしBLACK人気が再燃とくるか……いやこなくていいけど。
>>1乙
ディケイドにもてつを出たしBLACK人気が再燃とくるか……いやこなくていいけど。
>>1乙
オンラインカジノ楽勝すぐるwwww【PR】
自宅警備員が大金を手に入れる方法www【PR】
このギャンブルを初めて人生が変わった件wwww【PR】
マジで2日で157万ってカイジの世界だなwwww【PR】
サトシ「シゲル、お前を殺す」